2015年07月21日更新

形が違うのには意味がある。かなづちの使い方・使い分け

釘を打ち込むために使うかなづち。名称が違ってたり、素材が違ってたり、形が違ってたり…なんとなく使い分けができるんだろうな~程度で、実際はどれでも一緒でしょ。とか思ってたり…?今回はかなづちの、種類の解説から使い方・使い分けをご紹介します。

材料・備品

  • かなづち

1. かなづち・ハンマーとは?

ものを叩き打つときに用いる道具を”つち”といい、英語ではハンマーといいます。
つちには「槌」と「鎚」の二種類の漢字があります。

打撃部分の先端が、木製のものを槌。金属製のものを鎚。と表記します。
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●木槌(槌):名の通り木でできた槌。大工さんがよく使用するものです。
●かなづち(鎚):先端の片方が釘抜きになっているものは箱屋槌といい、西洋いうネイルハンマーにあたります。
●プラスチック(ゴム)ハンマー:先端がプラスチック(ゴム)でできているハンマー。傷をつけたくないときなどに使用します。

2. 名称の違い

かなづち、とんかち、ハンマー、玄能……
さまざまな呼び方があるけれど、どう違うのか?という方も多くいるのではないでしょうか?

名称には諸説ありますが、
●鑿を叩くものを玄能、釘を叩くものを金槌。
●両口のものを玄能、片口のものをかなづち。
●とんかちは、かなづちで叩いたときの音に由来するので、正式な名称ではない。
●ブロックやレンガを割るのに用いるものがとんかち。

など決定的な答えはないようです。

3. 形での使い分け

かなづちには大きく分けて、片口タイプと両口タイプの2種類があります。
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片口のものは、片方は通常の釘打ち。
もう片方の先端が尖っている方は釘シメに使われます。

先切金槌、船(舟)手玄能などと呼ばれるものがあり、中でも先端の小さいものを先切金槌(玄能)といいます。

釘シメとは?

ななめに釘を打ち込むとき、先端が大きいと奥まで打ち込めないので尖っている方を使い奥まで打ち込むこと。
また、マットなどを釘で床に打ち込む際、釘の頭を材よりも低く打ち込むこと。
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両口のものは、片面が平面で、釘や鑿を打つときに使い、
もう片面は凸面になっており、木殺しや材に傷をつけないようにするときに使います。
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木殺しとは?

木工技術の一種で、ほぞ組みなどの際に木を叩いて圧縮させ、組みやすくすること。

4.かなづちの使い方

DIYではかなづちを使って、木に釘を打つ場面が多くあると思います。
釘を打つ際は、ビス留めと同じく下穴をキリなどで空けてから打込みましょう。


両口の場合は、釘を打ち込む最後に、凸面を使うと材に傷がつきにくくなります。
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5.釘抜き

ネイルハンマー、カジヤ、バールなどで打ち込んだ釘を抜くことが可能です。
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釘を最後まで打ち込んでいない場合は、引き抜きだけでOKです。
釘をまだ1か所しか打ち込んでいない場合は
材同士を引きはがして、残った釘の先端部分をかなづちで叩いて抜くことも可能です。

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