2016年11月30日更新

木目を美しく!オイルを使わない水性ステインについて詳しく解説

無垢材はなんといっても木目の美しさが魅力です。その木目は最大限に生かしたいものですよね。そんなときに活躍するのが「ステイン塗料」。ステインは木の着色剤で、水性と油性のものがあります。今回は水性ステインについて詳しくご説明します。

DIY FACTORY COLUMN編集部
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ステイン塗料とは?

それでは水性ステインの前に、まずステイン塗料とは何か説明しておきます。

塗料を大まかに分けると、浸透タイプのステイン系塗料と塗膜を作る造膜系塗料があります。ステインは木部の内部に染み込んでいくので、木目がそのまま生きています。造膜系塗料は塗膜を作り、着色するので木目は生かされませんが、塗膜で木材を保護することができます。塗膜とはコーティングのことで、コーティングする着色剤の代表はワックスやニスがあげられます。

 

水性ステインとオイルステインの違い

簡単に言えば油を使っているのがオイルステイン、使っていないのが水性ステインです。それぞれの特徴をまとめると下の表のようになります。

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室内で使うなら臭いの少ない水性ステイン、光沢が欲しいならオイルステイン、といったように自分の要求に応じて選びましょう。

 

仕上げ材は絶対に必要?

水性ステインとオイルステインのどちらにも、基本的に木部の保護効果はありません。そのためステインの塗装後は、仕上げ材(木部保護用の塗料)を使ってください。木部に塗料を浸透させたままよりも、表面を保護した方が耐久性は明らかに変わってきます。屋外用のオイルステインには、木材を保護する成分が含まれているものもあります。

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水性ステインの仕上がりイメージ

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無垢の板材にブラウン系の水性ステインを塗装した例です。ここで注目していただきたい点は”木目”です。このように水性ステインで着色すると、塗膜を張る造膜塗料と違ってとてもきれいに木目を残すことができます。水性ステインでの着色はこの木目が生かせるところにあります。

 

水性ステインの塗り方

1塗装と拭き取り

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紙ヤスリで表面を整えた木材に水性ステインを塗ります。そして乾燥する前に布で拭き取りましょう。すぐに拭き取ると薄め、時間をおくと濃いめの色合いになります。

・ポイント
ニスなどが塗ってある場合はステインが弾かれるので、ヤスリで削りましょう。拭き取らずに長時間放置すると色ムラになることがあります。

 

2色の濃さを調節

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好きな濃さになるまで塗装→乾燥→拭き取りを繰り返し、重ね塗りします。

・ポイント
しっかり乾燥させてから重ね塗りすると綺麗に仕上がります。

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おすすめの水性ステイン7選

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水性ステインは、木材の材質や木肌の状態などによって着色剤の吸い込み方が変わってきます。また同じ色種、例えば同じオークであってもメーカーによって仕上がりの色が違っていますので、色見本を参考にしながら好みのものを選びましょう。木材に塗る前に、必ず試し塗りをして色の確認をするようにしてください。また、水性ステインには仕上げ材の必要ないものもあります。

水性ステインでは「水性オイルステイン」「水性ポアーステイン」「ネオステイン」「自然カラー」「ウッドステイン」など、メーカーによって商品名が違っているのでどれが水性ステイン?と思ってしまう方もいるかもしれません。そこで今回はおすすめの水性ステインをご紹介します。

 

1. ターナー色彩 ウッドステイン

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ターナー色彩ならではの色の豊富さが魅力の水性ステインです。木目を生かしながら、カラフルな色付けをしたいという時にはぜひ選んでいただきたいターナー色彩。発色の美しさが魅力的な水性ステインです。

色見本

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2. 和信ペイント 水性オイルステイン

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オイルステインのような色と仕上がりが魅力という水性ステインです。必ず仕上げ材を使ってください。乾燥時間が早く気温20℃では約40分位で乾きます。同じ製品同士であれば、混ぜて色をつくることができます。水で薄めて色を薄くすることもできます。

色見本

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出典: Washin Paint

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3. アサヒペン 水性ステイン

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薄めずに使うタイプの水性ステインです。保護着色仕上げ塗料なので上塗りの必要はありませんが、保護のためにニスなどの仕上げ材を使用することをすすめています。仕上げ材としては、ラッカー系・ポリウレタン系ニスを使用してください。

色見本

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4. アトムハウスペイント 水性自然カラー

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植物原料からできている自然系水性保護着色ステインです。環境に優しい安心安全の塗料で、食品衛生法の規格基準に適合しています。子ども用の木製玩具にも使用できます。

色見本

水性ステイン
出典: アトムハウスペイント

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5. アクレックス 水性ポアーステイン

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ポアーステインは発色のよさが最大の特徴です。微粒子顔料を使用しているため木材への浸透がとてもよく、木目をしっかりと出しながら着色します。仕上げ剤は必ず必要ですが、決まったタイプのものに限定されていないので、自由に選ぶことができます。

色見本

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出典: 大橋塗料

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6. ブライワックス

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水性ステイン「WATER BASED WOOD DYE(ウォーターベースドウッドダイ)」ブライワックス社の製品では「ブライワックス」がとても有名ですよね。「ブライワックス」=「ブライワックス・オリジナル・ワックス」といってもよいほどです。ですので、こちらもいわゆる「ワックス」と呼ばれているものなのかと思っている方もいるかもしれませんが、これはステイン剤で、ワックスではありません。ブライワックス社の水性ステインはブライワックス・オリジナル・ワックスとの併用で色を変えることができます。色見本もありますので、試してみると楽しいですよ。

色見本

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水性ステインとワックスを重ね塗りした色見本の一部

水性ステイン

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7. アクレックス ネオステイン

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ネオステインの特徴は溶剤の中に水系クリアが入っているので、このまま仕上げることができることです。二度塗りをするとツヤが出てきます。

色見本

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出典: 大橋塗料

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水性ステインの特徴まとめ

○木目が残せる

塗料の多くは、クリアカラー以外を使用すると木目が消えてしまいます。しかしステインは違い、木そのものを着色し質感をいい状態で残してくれます。またステインだけだと塗膜がない分、木の厚みがかわりません。

 

○色味を好きに変えられる

水性ステインを塗ることで、木材の色味を好きにかえられます。マホガニー、ウォルナット、ネイビー、レッドオークなど、オイルステインよりも選べる色の種類が豊富なところがうれしい。さらに水性ステイン同士を混ぜることができるため、マホガニーを灰色でくすませてちょっと暗めの藍色、なんてこともできますよ。

 

○色ムラになりづらい

水性ステインはサラサラの液状で非常に伸びがよく、また塗り余った分は布で拭き取るので、初心者でも色ムラになりづらいです。これは、塗装のクオリティが安定しやすいということに繋がるので安心してDIYができます。

 

○薄めるのも、刷毛を洗うのも水でok

オイルステインは油性なので専用の薄め液が必要になりますが、水性ステインの場合は水で薄めることができます。また、刷毛を洗うのも水で流してしまえばそれで事足りるため、後処理もお手軽です。

 

○溶剤の臭いが少ない

塗料には樹脂を溶解するための溶剤が含まれており、オイルステインの溶剤にはシンナーが使われている為とても匂いが気になります。しかし、水性ステインは水を溶剤としているので匂いが少なく、塗装後に室内に置いても匂いが少ないので安心です。

 

△色持ちは油性の方がよい

塗料の浸透性はオイルステインの方が高いため、ニス等の保護がない状態だと色が落ちやすい状態になっています。

 

△色移りするかも、表面保護が必要?

ステイン塗料は塗膜がない分、こすったりすると着色が色移りしてしまうことがあります。とくに濡れたまま放置したりすると、その部分だけ色味が変わったりしてしまいがち。それが味になるともいえますが、色が抜けた後はあまり綺麗なものではありません。そのため扱いに慎重にならざるをえないというデメリットがあります。

色持ちの良さや色移りを防止するためには、あらかじめ色移りする分を布でしっかりとこすって取り除いておくことで多少マシになるというのが一つ。もう一つはステインした上からワックスやニスを丁寧に塗り重ねて塗装膜を作り、色落ちや移りを防ぐ方法があります。

ただし、ニスをベッタリと塗ってしまうとステインの落ち着いた木目に光沢感がでてかき消されてしまいます。ですので、ニスを塗る場合は薄めて少しずつ塗り重ねるか、蜜蝋ワックスやブライワックスをじっくりと染みこませるとよい具合に表面保護になるのでおすすめです。半年~1年に1度、塗り直してメンテナンスを行うようにしておくと更によいでしょう。

 

ステイン塗装は好みのパターン探し!

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水性ステインはたくさん種類があります。そして配合やワックス、木材の種類ごとに無数のパターンがつくりだせます。いろんな組み合わせを試して、一番好みの表現を見つけるとDIYがもっと楽しくなりますよ。

 

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