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2019年11月05日更新

DIYが大好きな人必見! チェーンソーの使い方やおすすめの商品を紹介

DIYをするとき、大きな木材を切ったり、大量に木を切断したりする場合にはノコギリでは大変ですよね。そんなときはチェーンソーを使うのがおすすめです。チェーンソーなら、刃をあてるだけで木材が切断されます。 本記事では、チェーンソーの基礎的な解説から、おすすめの商品の紹介までします。チェーンソーをDIYで使いたい人は、ぜひ最後まで読んでみてください。

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makit(メキット)編集部

チェーンソーとは

まずは、チェーンソーという道具がどういったものなのかを紹介しましょう。

チェーンソーは刃のついたチェーンを回転させて切断する

チェーンソーはその名の通り、チェーンのついたノコギリのことです。
ノコギリは使用者の力で刃を前後させて木材を切りますが、チェーンソーはエンジンや電動モーターのパワーで切断をします。
具体的には、ギザギザとした刃のついたチェーンが動力からの回転力を受けることで、自転車のチェーンのように回転します。この回転しているチェーンを木材にあてると、ノコギリのように刃が木を次々にかきだし、切断してくれるのです。

チェーンソーの種類

チェーンソーには大きく分けて、電気の力で動く電動式と燃料を燃やしてパワーを得るエンジン式の2つがあります。それぞれがどんなものなのかをここで簡単に紹介しますね。

電動式

電動式はモーターがチェーンを回転させるタイプのチェーンソーです。
エンジン式では燃料を購入しないと使えない反面、電動式はコンセントにプラグを差し込めば使用できるのが嬉しいところですね。
また、電動式には便利な充電タイプもあります。コンセントが作業をする場所の近くにないときには、コードレスの充電タイプを使うのがおすすめです。

エンジン式

エンジン式は燃料を燃焼させてチェーンを回す方式となっています。
燃料さえあれば使えるので、コンセントがない場所でも使用可能です。また、「充電がきれたから、再充電が終わるまで使えない」なんてことがないのもメリットとなっています。
電動式よりパワーがあるという特徴もあるので、太い木材を切るような場合は電動式よりエンジン式の方がよいでしょう。

使ったことのない人は講習を受けよう

チェーンソーは非常に便利な道具です。ただ、使い方を間違えば、大きな事故が起きるかもしれない危険な道具でもあります。そのため、チェーンソーの使用経験がない人は講習会に参加することをおすすめします。

個人使用では資格はいらない

チェーンソーは個人で使用する際には、資格は必要ありません。そのため、「チェーンソーを使う前には絶対に講習を受けないとならない」ということではないのです。

正しく使わないとキックバックが起こる

チェーンソーは先端上部に物体があたったときや切れ味の悪い刃を使った場合に、キックバックという現象が起きやすくなります。
キックバックはチェーンソーが跳ねあがる現象です。跳ねあがったチェーンソーが自分や周囲の人にあたったらとんでもないことになります。
キックバックを防ぐためにも、チェーンソーの使い方や刃の手入れ方法を講習会で学ぶのがおすすめです。
キックバックがどんなものなのかを知りたい人は下記の動画を視聴してみてください。


講習会の受け方

講習会は、日本各地にある、「林業・木材製造業労働災害防止協会」の支部や企業の講習所で受けられます。チェーンソーを使ったDIYをはじめる前に受けてみてはいかがでしょうか。

チェーンソーの使い方と手入れ方法

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チェーンソーの概要や講習会について説明したところで、次はどんな風にチェーンソーを使っていけばよいのかを紹介しますね。

安全確認と防具の装着

最初に行うことは、作業をする場所が安全かを確かめることです。「周囲に人がいるから、チェーンソーの使用や準備をするのが危険」、「燃えやすいものがあって危ない」というような状態ではいけません。
また、場所の安全だけでなく、自分の身を守るものをつけているかも確認してください。ゴーグルやヘルメット、手袋などをつけておかないと危険です。

チェーンソーの準備

安全を確かめた後は、チェーンソーの準備に移りましょう。
チェーンソーを使う際には、まず、チェーンを本体へ取りつける必要があります。チェーンはゆるみが大きすぎると外れてしまう場合があるので、取りつけ後は張り具合の確認をきちんと行ってください。
チェーンを取りつける以外には、動力の確保とチェーンオイルの給油をしなくてはなりません。電動式ならプラグを差し込んだりバッテリーを取りつけたりし、エンジン式なら燃料を注入しましょう。そして、チェーンの動きを助けるオイルを入れてあげてください。

木の切り方

エンジンを始動させたら、切り株のうえで約10秒高速回転させて、オイルがでるかを確認しましょう。正しくオイルがでていれば、切り株のうえにオイルが飛び散ります。
オイルがでていることを確認したら、いよいよ木材の切断です。切りたい木に刃を乗せて、切っていきましょう。刃を木へぐいぐい押し当てないのがポイントです。
また、先ほど紹介したキックバックが起きないようにするのも重要なポイントとなっています。刃の先端上部には物をあてないように気をつけてください。

刃の手入れをする必要がある

チェーンソーの刃は目立てというメンテナンスをしなければなりません。
目立ては主にヤスリを使用して、刃を研ぐ作業のことです。目立てを行わないでいると切れ味が落ちて、キックバックが起きやすくなってしまいます。
キックバックを起こさないためにも、目立て用の器具やヤスリを使って、目立てをして切れ味を保ちましょう。

電動式とエンジン式の比較

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電動式とエンジン式の特徴は先ほど簡単に説明しましたが、ここでは双方を対比させつつ、もっと詳しく紹介します。

電動式の特徴

電動式はモーターを動力とするため、燃料を使わないところが大きな特徴です。
燃料がいらないということは、燃料を買いに行く手間もなければ、置いておく場所を確保する必要もないということですね。
また、燃料は開封してから一定期間で使用できなくなります。そのため、「頻繁にチェーンソーを使うわけではない」という人は電動式の方がよいでしょう。
燃料が不要というメリット以外にも、「動作時の音がエンジン式より小さめ」、「モーターだから排気ガスがでない」という長所もありますね。「うるさいのが嫌」という人や、「ガスの臭いが駄目」という人には電動式がおすすめです。

エンジン式の特徴

このように、電動式はエンジン式より優れている点が多くありますが、パワーという点ではエンジン式に負けます。そのため、ガーデニングや簡単なDIYには電動式でもよいですが、本格的な伐採作業や大きな丸太を切るようなケースにはエンジン式の方がマッチしています。
また、先ほど紹介した通り、燃料さえあれば動くため、電源の確保が難しい山奥のような場所でも使えるのが美点です。「山のなかにある林の木を切る」、「山中に手製のログハウスを建てる」なんてシチュエーションには、エンジン式のチェーンソーを使った方がよいでしょう。

用途にあわせて電動式かエンジン式を選ぶ

ここまでに紹介した通り、どちらかが一方的に優れているというわけではなく、電動式には電動式の、エンジン式にはエンジン式の長所短所があります。そのため、チェーンソーをどんな用途に使おうとしているのかによって、おすすめの駆動方式は変わってくるのです。
軽作業を主にするのであれば電動式を、本格的な作業をするのであればエンジン式をおすすめします。

DIYをするのにおすすめのチェーンソー

チェーンソーの使い方や駆動方式の違いなどについて分かったところで、具体的にどんなチェーンソーがあるのかを紹介します。

【電動式】マキタ M502

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出典:https://item.rakuten.co.jp/kanajin/m502/?l2-id=pdt_shoplist_title_item_1

電動工具の有名メーカーであるマキタの小型チェーンソーです。
電動式であるうえに、重さが2.1kgと軽量です。「燃料不要なうえに、2Lペットボトルとほぼ同じ重さ」というのは、非常に魅力的ですね。
また、値段が安いというのも嬉しいところです。「チェーンソーを使いたいけど、あまり費用はかけられない」という人にうってつけですね。
あまり資金を使わずに、ガーデニングや簡単なDIY用のチェーンソーを手に入れたい人は、「M502」を購入するのをおすすめします。

【エンジン式】HiKOKI CS33EDTP(35)

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出典:https://www.amazon.co.jp/dp/B008DMGEKC

HiKOKI(ハイコーキ)は工機ホールディングスという会社のブランドです。この工機ホールディングスは外国企業に買収される前までは、大企業である日立のグループ会社でした。
そんな大企業のグループ会社だった工機ホールディングスからは、優秀なエンジン式のチェーンソーである、「CS33EDTP(35)」が発売しています。
「CS33EDTP(35)」は、エンジン式のなかでは比較的軽量で、3.4kgとなっています。先ほど紹介した電動式よりかは重いですが、4kgや5kgのチェーンソーがあることを考えると、やはり軽量です。
また、持ち手が振動を抑えてくれる構造になっています。そのため、軽量であることも相まって、使いやすいチェーンソーに仕上がっていますね。
「チェーンソー初心者だけどエンジン式がほしい」という人は、「CS33EDTP(35)」を選ぶのがよいでしょう。

チェーンソーを使ううえで必要なもの

チェーンソーを使うには、燃料やオイルはもちろん、ゴーグルやヘルメットといった防具も必要です。
以下にチェーンソーを使うときに必要なものをまとめましたので、参考にしてください。

燃料

エンジン式のチェーンソーには、ガソリンとオイルを混ぜた燃料が必要です。自分で混ぜて燃料をつくることもできますが、あらかじめ混ぜてあるものを使うと手軽でしょう。

BOLL 2サイクルエンジン専用 混合ガソリン 4L 2MX-4A

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出典:https://www.amazon.co.jp/BOLL-2%E3%82%B5%E3%82%A4%E3%82%AF%E3%83%AB%E3%82%A8%E3%83%B3%E3%82%B8%E3%83%B3%E5%B0%82%E7%94%A8-%E6%B7%B7%E5%90%88%E3%82%AC%E3%82%BD%E3%83%AA%E3%83%B3-4L-2MX-4A/dp/B01EA77SDA

オイル

先ほど紹介したように、チェーンソーには潤滑油が必要です。チェーンソーの摩耗を防いだり、刃をなめらかに動かしたりするためにもオイルを買いましょう。

AZ(エーゼット) チェーンソーオイル 1L (チェンソーオイル・チエンソーオイル) NR201

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出典:https://store.shopping.yahoo.co.jp/shop-uq/10003385.html?sc_e=slga_pla_065&gclid=EAIaIQobChMI5KTw34PT5QIVU6aWCh02igsSEAkYByABEgLfjPD_BwE

ゴーグル・ヘルメット

目や頭といった重要な部位を守るためにも、ゴーグルやヘルメットを装着することは大切なことです。
ゴーグルとヘルメットを別々につけることもできますが、一体型を使うのもよい手ですね。

ミドリ安全 ヘルメット 《ワンタッチシールド面内蔵》 侍 SC15PCLNS RA2 KP付 イエロー/スモーク

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出典:https://www.amazon.co.jp/%E3%83%9F%E3%83%89%E3%83%AA%E5%AE%89%E5%85%A8-%E3%83%98%E3%83%AB%E3%83%A1%E3%83%83%E3%83%88-%E3%80%8A%E3%83%AF%E3%83%B3%E3%82%BF%E3%83%83%E3%83%81%E3%82%B7%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%83%89%E9%9D%A2%E5%86%85%E8%94%B5%E3%80%8B-SC15PCLNS-RA2/dp/B00TD02AEW

まとめ

最後に、ここまでに紹介した事柄をまとめてみましょう。
チェーンソーは刃の付いたチェーンを回転させることによって、木を切断する道具です。刃のついた道具であるため、手入れをしてあげないと切れ味が悪くなります。切れ味が悪いまま使うと、切りにくいだけでなくキックバックという現象も起きてしまいますので、目立てをしたうえで使用してください。
チェーンソーには電動式とエンジン式があります。燃料が不要な電動式の方が便利ではありますが、電源の確保が難しい場所での作業やパワーが必要なケースではエンジン式の方が向いています。用途にあわせて、電動式かエンジン式かを選びましょう。
チェーンソーを使うためには、燃料やオイルはもちろん、ゴーグルやヘルメットのような防具も必要です。思わぬけがを防ぐためにも、防具を装着したうえでの使用をおすすめします。

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