2020年01月29日更新
キャンプに不可欠な飯盒炊爨(飯盒炊飯)。お米を美味しく炊くためにも、基本の使い方とコツなどをご紹介します。また、コンロを使用せず直火で、しかも落ちている木や石でコンロをDIYする方法もあります。荷物も少なくなり、美味しいお米も炊けます。そんな一石二鳥のDIY飯盒炊爨。炊き方やコンロのDIY方法、炊飯の手順を一挙ご紹介したいと思います!
監修者 : DIYer 福島 新次
1980年生まれ。元メンズノンノ専属モデルの経歴を持つ。昔からモノ創りが大好きで、様々な物を自らの手で作っていた。現在、田舎に築50年の古家を購入、全て一人でリノベーション中。また古民家改修プロジェクトを監修していく。
・飯盒 ・お米(この飯盒で炊けるのは最大4合です) ・炭 ・麻紐(ビニール製でなければどんな紐でも大丈夫) ・枝(7本、50cmぐらい)
※飯盒とお米以外落ちているもので代用可能です。笑
お米は何合炊くかは現地で決めることが多いので一合づつ袋に分けておくと便利です。
飯盒にお米と水を入れたら蓋をしてシャカシャカ振るとお米が洗えます。 また、飯盒に水を入れる目盛りが2合と4合とついてあるが、猫の手で入れて腕の甲が水で被さるぐらいでOK!
お米に水分を含ませるため10〜15分ほど待ちます。
木の枝で飯盒が火にかけれるように写真のように組み立てます。
3本の枝を束ねて、片側を麻紐で縛って、スタンドを2つ作る。
最後の枝の両端がスタンドに引っかかるようにセッティング。
あまり細い枝だと折れてしまうので、ガッチリ手で握れるぐらいの太さの枝を探しましょう
上記の行程3.4をお米に水分を含ませる時間を利用して炭に火をつけておくと効率的です。
沸騰するまでうちわで仰いだり火の強さを保って10分ほど火にかける。
沸騰すると蓋が空いてしまうので、石で重りを加えましょう。
プチプチとお米がから音が聞こえたら炭を減らして、弱火で10〜15分程度蒸して完成になります。
この時に必ず水分が逃げてしまわないようにぐっと堪えて蓋を開けないようにしましょう。
一度飯盒炊きを覚えたら、普通のご飯が食べれなくなるぐらい、 ホクホクでお米の美味しさを引き立ててくれるので、ぜひ挑戦してみてください!
今回は木の枝を利用してスタンドをDIYしてみましたが、時には適切な枝が落ちていなかったり、環境的に直火で焼くことが困難だったり、キャンプをするエリアによって異なるので必ず事前に確認しておきましょう。
また、今回使用した飯盒は「LOGOS4合炊き」の商品です。
※写真に使用している飯盒は10年以上使用していますが、まだまだ使えそうな丈夫で定番の飯盒です。
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