クランプメーターとは？どんな時に使うの？

クランプメーターとは、電気作業に欠かせない電流を測定するための道具です。日本語では架線電流計と呼びます。クランプメーターを使えば、回路を切断せずに簡単かつ安全に、そして正確に電流を測定することができます。マルチメーターという道具もあるのですが、これは回路を切断して計測するため、手軽とは言えません。漏電のチェックにも便利です。

クランプメーターの選び方

クランプメーターは、交流電流や直流電流を測定できるタイプや、抵抗値や電圧を測定できるタイプがあります。ここではクランプメーターの選び方をご紹介します。

測定方法で選ぶ

変流器方式という測定方法は、発生する磁力をセンサーで自動探知し、電流に換算する測定する方法です。広範囲で測定することができます。ただし直流電流の測定はできません。 ホール素子方式という測定方法は、変流器方式と似た仕組みではありますが、発生する磁気をホール素子というセンサーで探知し、電流に換算する測定する方法です。交流電流に加え、直流電流も測定することができます。

測定の目的で選ぶ

負荷電流測定用は電化製品でどのくらいの電力を消費しているかを計測したいときに利用できます。 漏れ電流用は漏電の確認をしたい時に利用できます。

交流か直流かで選ぶ

家庭のコンセントで使われる電化製品は、基本的には交流です。これに対して、乾電池やバッテリーなどを使用しているものは直流です。覚えておくと便利です。

ネットで人気のクランプメーターを5つご紹介

コスパの良い商品です。小数点以下が計測できないですが、精度を求めないのであれば問題ありません。 コックピットのような見た目を誇るかっこいい商品です。交流・直流いずれも高精度で測定可能です。 大型大口にも対応できる商品です。各種テスターも搭載しており本格派です。 負荷電流も漏れ電流も測定できる、マルチな商品です。切り替えなしで自動で利用できます。 ダイオード・ヘルツ・容量・抵抗など、テスターとしての機能も十分に備わっています。