2021年04月30日更新
シンクやお風呂場なども普段使っていると、簡単にはなかなか取れない水アカがこびりついてしまったり、ステンレスの輝きがなくなってなんとなく黒ずんでいるような…。ということがありますよね。 洗剤とスポンジでは落としにくい頑固な汚れも、ランダムサンダーがあればすぐにピカピカに元どおり。 木材の研磨のイメージのあるサンダーですが、今回は取れにくい金属部分の汚れも落ちるかチャレンジしてみました。
監修者 : 株式会社大都(DIY FACTORY) makit(メキット)編集部
makit(メキット)編集部はDIYを通して暮らしやインテリアに特化したコンテンツをお届けします。道具の使い方のコツや、素敵なDIYのレシピ、上手な塗装のテクニックなど自分好みの暮らしを愉しむためのノウハウをお届けします。あなただけの雰囲気のある、世界にたった一つの住まいを一緒に作り上げていきましょう。
目次
ランダムサンダーは本体下部の円盤部分が偏心+回転することにより、効率的にスピーディーな研磨作業ができる電動工具です。 よくDIYで使えわれるオービタルサンダーよりも強力なので、しっかりと研磨や磨きをしたい時におすすめの工具です。
今回は「E-Value」のランダムサンダーを使いながらランダムサンダーの紹介をしていきます。 「E-Value」は金物の街、兵庫県三木市の老舗メーカー「藤原産業」のDIY向け工具シリーズです。 低価格ながらも使いやすい商品が多く、まさにDIYerにぴったりのブランドです。
出典:http://www.fujiwarasangyo.co.jp/ランダムサンダーは強い研磨力が特徴のため粉塵も多く出ます。 この機種は集塵袋が本体に付属されており、研磨する面の穴から付属の集塵袋へ粉塵が流れるようになっています。 粉塵が少ない中で作業ができるので快適に研磨作業ができますね。
研磨面には専用のヤスリやフェルトを簡単にワンタッチで取り付けることができます。 マジックテープ式は本体とヤスリがしっかりと固定されるので、回転力がしっかりと研磨面に伝わり研磨力も高くなります。また、両面テープが剥がれて回っているヤスリが飛んでくる心配もなく安全な点も嬉しいポイントです。
一般的にサンダーは重たい機種が多いですが、E-Valueのランダムサンダーは本体がコンパクトで軽量なので長時間使用しても疲れにくいです。広い面だけでなく小回りが利くので色々な場面で活躍してくれますね。
グリップは握り心地のいいラバーグリップなので、振動するサンダーをしっかりと保持することができます。
主に木材に使用するヤスリで、削って形を変えたい場面から、磨き作業まで幅広く使うことができます。 付属では80番・120番・240番の3種類が入っています。 (ヤスリは番数が小さい方が粗く、高い方が細かくなります。)
600番相当のナイロン製のタワシです。 ステンレスや磁器タイルの水アカや黒ズミの除去のほか、塗装前の下地研磨としても使えます。 クッション製があり、目詰まりがしにくく一枚で長く使うことができます。 研磨から粗めの磨き仕上げで使用できます。
こちらは1000番相当ナイロン製タワシです。 ホーローや陶器の水アカ落としに使用できます。 また、金属や樹脂のつや消し加工や擦り傷をぼやかすような使い方もできます。 こちらもクッション製があり、目詰まりがしにくく一枚で長く使うことができます。
金属の汚れ落としから磨き仕上げに使用できるフェルト製のバフです。 専用のワックスや研磨剤を使うことでピカピカに金属を磨くことができ、ランダムサンダーに取り付けることで手で磨くより数段も効率的に磨き上げができます。
水アカや黒ずみが気になる場所といえば一番はシンクですよね。 ランダムサンダーを使ってどこまでシンクの輝きが戻るかチャレンジしてみました。
まずはこびりついた汚れや大きな傷を#600のナイロンタワシで磨き落とします。
研磨するとあっという間に汚れが落ちました!
ランダムサンダーはあまり強く押し付けると機械の回転に負荷がかかりすぎて逆に研磨力が落ちてしまうので、押し付けすぎないように研磨しましょう。
#600のナイロンタワシでほとんど水アカや汚れは落ちます。
仕上げ磨きの前にもう少し細かいヤスリで軽く磨いてみます。
蛇口などの入り組んだところの曲面もランダムサンダーなら磨きやすいです。
かなり光沢が出てきました。
フェルトバフを使って仕上げ磨きをします。 研磨剤や専用のワックスをつけて磨くと・・・
だんだんと鏡のように光沢が出てきました。
最後にウエスで残った研磨剤を除去します。
あっという間に水アカも黒ずみも落ちました。
蛇口もピカピカに!
本体が小型で軽量なのに、しっかりとした研磨力があるので、疲れることなくスピーディに磨き上げることができました。
作業前と見比べると一目瞭然です。
黒ずんで、サビも出てきたステンレスカトラリーも
ピカピカに!
お風呂場の水アカはかなり頑固で、洗剤とスポンジでもなかなか落ちませんよね。
ランダムサンダーで磨いてみると
頑固な水アカが落ちて光沢が元どおりです!
黄ばんでしまったり、すりガラスのようになってしまったヘッドライト。
フェルトバフで磨けば・・・
新品のようなクリアな視界に元どおりです。
注意事項として、本体は防水仕様ではないので水回りでご使用される際には本体に水がかからないようにご注意ください。
もちろんランダムサンダーは木材の研磨も得意です。
買ったばかりの粗材をも研磨するれば、
数分でキレイな木目が現れました。
角を丸める仕上げもスピーディに仕上げることができます。
研磨力がとても強いので、コツは強く当てすぎず、優しく当てながら動かしてあげることです。
しっかり削れた角丸ができました。
テーブルなどの天板汚れを落としたい時は、汚れた面の付近を研磨してあげることで、綺麗な木部が戻ってきます。
塗装前の研磨にも最適です。
素手の研磨やオービタルサンダーではなかなか大変な塗装を剥がす作業も、
ランダムサンダーなら強い研磨力であっという間の作業です。
研磨面のヤスリを取り替えることで色々な場面で活躍してくれるランダムサンダー。 偏心運動+回転運動の強い研磨力はDIYの強い味方ですね! 磨きたい時、しっかり削りたい時、ぜひランダムサンダーを使ってみてはいかがでしょうか。
●回転数:12500回転/分・振動数:25000回/分。
●ペーパー寸法:125mm(マジックテープ式)。
●コード長:2.0m。
●本体重さ:1.3kg。
●定格使用時間:30分。
●消費電力:220W。
※この記事は藤原産業株式会社との共同PR企画です。
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