2022年09月22日更新
和室をリノベするには砂壁を剥がすなどの大変な作業がありますが、「マルチ固める止めるシーラー」を下塗りすることで砂壁をはがさずそのまま塗装ができるようになります。今回は「マルチ固める止めるシーラー」を使った砂壁の塗装方法を紹介します。
監修者 : 株式会社大都(DIY FACTORY) makit(メキット)編集部
makit(メキット)編集部はDIYを通して暮らしやインテリアに特化したコンテンツをお届けします。道具の使い方のコツや、素敵なDIYのレシピ、上手な塗装のテクニックなど自分好みの暮らしを愉しむためのノウハウをお届けします。あなただけの雰囲気のある、世界にたった一つの住まいを一緒に作り上げていきましょう。
砂壁にそのまま塗装すると塗料の水分で崩れてしまう可能性がありますが、「マルチ固める止めるシーラー」を塗ることで下地をしっかりと固め、ヤニやアクなどが染み出すのを防止するとともに、上塗り塗料との密着性もアップすることができます。
屋内外で使用可能、水性タイプで取扱いもしやすく安全です。
優れた浸透性により砂かべや繊維かべの素地面を強固にし、上塗り塗料の耐久性をアップ。たばこのヤニ・雨じみ・木のアクなどが、かべや天井からしみ出すのを強力に防ぎます。防かび効果もあり。カチオン効果で、旧塗膜や素地面と上塗り塗料との密着性をアップします。
(事前準備)
砂壁が剥がれかかっている部分があれば事前に補修します。
マルチ固める止めるシーラーをはがれかかっている部分に塗り、充分に乾燥させてから補修材で補修します。上から手で塗る「MORUMORU」を塗って補修することもできます。
(準備する物)
・マルチ固める止めるシーラー
・STYLE DIYペンキ
・刷毛
・ローラー
・マスキングテープ
・養生シート(マスカー)
1)養生
マスキングと養生シートでしっかり養生します。
2)下塗り
はじめに天井に近い上から塗っていきます。下地が見えなくなるまで塗る必要はなく、全体を薄く塗装します。
今回は面積が小さいので、先に塗りにくい角を刷毛で塗っていきました。
※シーラーは水っぽいので角を刷毛で塗るときは上から塗ると床に垂れやすいので、刷毛先を下にして下から上に塗っていくと垂れにくくなります。
広い面はローラで塗装
ローラーの場合はダンボール等を壁にあてて受けにすると床に垂れにくくなります。
今回は容器を別途用意しましたが、箱がそのまま容器になりローラーも入るので便利ですよ!
3)下塗り塗装の乾燥
上塗りするために十分に乾燥させます。夏(30℃)約2時間以上、冬(10℃)約6時間以上
※当日に上塗りする必要はないですが、下塗りしてから7日以内には上塗りを行ってくださいね。
4)上塗り
塗料はカラーバリエーションが豊富な水性塗料「STYLE DIYペンキ(銀ねず)」を選びました。
シーラーと同じように角や塗りにくい部分は刷毛で、広い面はローラーで塗装します。
5)上塗り塗装の乾燥
完全乾燥する前に養生を剥がし乾燥させます。夏(30℃)約1時間、冬(10℃)約2時間
6)完成
ビフォー
アフター
「塗れない」を「塗れる」にしてくれる水性で扱いやすく屋内外用の万能シーラー「マルチ固める止めるシーラー 」
●用途
砂かべや繊維かべ、ビニールかべ紙の下塗り。
※紙かべ紙、布かべ紙には適しません。
たばこのヤニ・シミ・アクで汚れた天井やかべ下塗り。
屋内外のブロック、モルタル、コンクリート、スレート、石こうボード板、けい酸カルシウム板、木部の下塗り。
●塗り面積(1回塗り)
1L
ビニールかべ紙:約6~10㎡(タタミ約4.9枚分)
砂かべ・繊維かべ:約3~7.5㎡(タタミ約3.2枚分)
2L
ビニールかべ紙:約12~20㎡(タタミ約9.8枚分)
砂かべ・繊維かべ:約6~15㎡(タタミ約6.4枚分)
※本品はうすめずに使用してください。
●乾燥時間
夏(30℃)約1時間
冬(10℃)約3時間
※上塗り塗料の塗装は、夏は約2時間以上、冬は約6時間以上あけて7日以内に行ってください。
※塗装後7日以上経過すると効果が薄れるため、再度塗り直してください。(天候や素材によって差があります)
※この記事は株式会社ニッペホームプロダクツ株式会社との共同PR企画です。
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