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2017年07月28日更新

溶接DIYの基礎知識!アークや半自動など溶接器の種類も解説

「溶接」というと職人さんがバチバチと作業しているイメージで、とても気軽にDIYできるイメージじゃない、という方が多いのではないでしょうか?今では家庭用溶接機といって、ご家庭でもできる溶接機もでてきました。今回は溶接初心者へ溶接に最低限必要なもの、溶接の基本をお教えします。

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makit(メキット)編集部
 

材料・備品

  • 家庭用溶接機
  • 遮光溶接面
  • 溶接棒またはワイヤ
  • サングラス
  • 遮光溶接面
  • 皮手袋
  • 革エプロン
  • 鋼材など材料
 

1. 溶接機を選ぶ

溶接を行う上で、まず揃えたいのが家庭用溶接機です。用途によって種類は様々ですが、初心者の方は半自動溶接機がオススメです。

 

半自動溶接機

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溶接ワイヤを使用する溶接機。アークスタートが簡単で、DIYから現場作業まで幅広いユーザーに使用することができます。

 

直流インバータ溶接機

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溶接棒を使用する溶接機。インバータ制御でスムーズに溶接を行うことができ、幅広いジャンルの溶接が可能です。

 

交流アーク溶接機

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溶接棒を使用する溶接機。内部構造が比較的簡単で、堅牢な作りになっており、あらゆる産業で広く使われています。

 

バッテリー溶接機

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溶接棒を使用する溶接機。バッテリー内臓のアーク溶接機で、現場内での移動も楽々。プロにおすすめのタイプ。

購入はこちら
スズキッド ノンガス半自動溶接機
スズキッド 100V専用直流インバータ溶接機
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スズキッド バッテリー溶接機

 

2. 溶接に必要な道具を揃える

遮光溶接面・ヘルメット型マスク

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溶接光は紫外線なので、直接見ると目を傷めてしまいます。溶接する際は必ず溶接面を通して光を見てください。また、ヘルメット型の遮光溶接面の場合、両手を使用できるので、作業がスムーズに行えます。

 

溶接棒または溶接ワイヤ

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アーク溶接には必要な溶接棒。溶接する鋼材によっても、使用する機械によってもその種類はさまざまです。溶接棒を使っての溶接は、自分の力加減で溶接できます。こちらの場合半自動溶接機に比べて感覚を掴むまで練習が必要ですが、低価格なこともあり日曜大工で使われている方も多いようです。
半自動溶接機の場合は溶接棒ではなく、溶接ワイヤがノズルの先端から連続的に出てくるのでそのまま溶接できます。溶接機選びの参考にしてください。

 

サングラス

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溶接時に関わらず、すべての工程において必要なのがサングラスです。切断時、仕上げ時の光や金属の飛び散りから目を守ります。

 

ワイヤーブラシ

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溶接した痕を磨いて、くすみや付着したワイヤーを取り除きます。

 

皮手袋・革エプロン

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溶接時、関連作業には火花が飛び散る作業が多く含まれています。安全のためにも、必ず肌や服を守る、皮手袋・エプロンを着用してください。

 

溶接に必要な鋼材はどこで販売してるの?

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溶接をするためには、材料が必要です。用途に応じて、ホームセンターや専門店でお買い求め下さい。

※街の鋼材屋さんも、個人販売可能なところが多いです。

 

3. 溶接ができる作業場所を確保する

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家庭用溶接機、といっても家の中で行うにはある程度の作業環境を整えなくてはいけません。
室内で行う場合は床、壁には火花から守るスパッタシートで養生しましょう。

溶接作業中は、溶接のスパークやガスの火花が出ますので、周りに燃えるものを置かずに、安全を確保して下さい。また、閉め切った空間での作業は「ヒューム」を吸ってしまう恐れがあるため、換気を十分に行ってください。

溶接DIYで注意すべき「ヒューム」とは?

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高温で蒸発した金属やフラックスが大気中で冷却されて発生する、人体とって有害性の高い微細な鉱物性粉塵のことです。

4. 半自動溶接機の溶接の仕方

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溶接は基本的に組み合わせるものを、一箇所ずつ仮留めしてから、全体の補強を行います。

家庭用溶接機の使用の際には、くれぐれも怪我のないようご注意してください。

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溶接DIYを始めよう。初心者でもアイアン雑貨がつくれる溶接機「スパーキー」

 

今回使用した道具はこちら

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