2017年07月31日更新
木材同士をつなぎ合わせたり、棚受けとして設置したり、木材に空いた穴を塞ぐために使用するダボ。木工作業で最後にビス留めした部分をダボ埋めすると、仕上がりが綺麗になります。市販のものと、自作するものがありますが、今回は端材でダボを自作する方法と、基本のダボ埋めの仕方をご紹介します。
ダボ埋めをする為には、ビス留めの際ダボが入る分だけ深めに下穴を空けておく必要があります。
皿取錐にドリルストッパーをつけて、ダボ埋めをするために深めに下穴を開けます。
市販のダボを使ってダボ埋めをする場合は必要ありませんが、製作物の端材でダボを自作することで同じ種類の木材・木目のダボができるので、ビスの目隠しとしてダボ埋めする場合は、ビス留めした箇所が目立ちにくくなるのでオススメです。
インパクトドライバーを使うと衝撃でダボが折れてしまうので、ドリルドライバーを使用しましょう。
ダボが入りやすいように、ダボの折っていないほう(綺麗な面)のダボの先端を金づちで少し潰します。
ビス留めした穴には、ダボが抜けないようにボンドを少量流し込んでおきます。
木目の向きを揃え、ダボを金づちで叩いて動かなくなるまで入れこみます。はみ出たダボをダボ切りのこで切り落しましょう。この時、ライフソークラフト145がおすすめです!刃を片手で押し付けながら、はみ出た部分を切断します。
全て切り終えたら、ダボが目立たなくなるようにやすりかけをします。
最初に側面を塗装していなかった場合は全体を塗装し、塗装していた場合はダボの部分に塗装してダボ埋め完了です。
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