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2015年07月23日更新

インパクトドライバーの使い方(用途)と基礎知識

硬い材への穴あけ・ネジ締めに大活躍するインパクトドライバー。回転と共に打撃が加わるので、ネジ締め箇所の多い家具の組み立てなどには最適ですね。 今回は、インパクトドライバーの各部位、使い方をご紹介します!

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makit(メキット)編集部

材料・備品

  • インパクトドライバー

1. インパクトドライバーって何?

ドリルドライバーと用途は同じで、穴あけ・ネジ締めに用いられます。
違いとしては、回転よりも打撃の力でネジを締めていくため、ネジがなめにくいです。
ネジの締め付け能力も高いため、より効率的に、強くネジ締めができ、固い素材にもネジ締め・穴あけができます。
2×4材を大量に組み合わせる木工作業や、家の壁にネジを打ちたい場合は、強い力が必要なのでインパクトドライバーが使われます。

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ただし、打撃が加わるので、「ガガガッ」と大きな音が出ます。マンションなどでの扱いは気をつけましょう。

また、柔らかい材やもろい材には打撃に弱く適さず、ドリルドライバーに比べると、穴あけの精度も落ちます。 (下穴程度なら特に問題はありません)

大まかな種類として、DIY用とプロ用に分かれています。 プロ用はDIY用に比べて耐久性が高くなっており、毎日使用したり、ハードな作業に向いています。

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また、プロ用DIY用に関わらず、バッテリーの種類や耐久性も異なります。 ボルト数の高いものほどパワーが強く、その分重量も重くなります。

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ご家庭でDIYをされる程度なら10.8V程度のものであれば充分です。
小さいネジを締めるときや、薄い板を接合する時に18Vなどのハイパワーのものを使うと パワーが強すぎて、ネジがだめになってしまったり、材が割れてしまったりします。

インパクトドライバーには、ドリルドライバーと違いクラッチ機能が搭載されていないため、 ネジの打ち込む深さを自分で調整する必要があります。
ネジを締め付けすぎると、ネジが壊れたり緩んだりしてしまうので、ネジの締め付けすぎに注意してください。

2. 本体の操作箇所

電源スイッチ

スイッチはトリガー式になっています。引くとスイッチが入ります。 スイッチに無段変速機能が搭載されているものは、引き加減によってスピード調整が可能です。 ビスを打ちこむとき、はじめはゆっくり打ち込んでいくことで、ビスをまっすぐ入れやすくなります。 また、割れやすい材や、箇所に打ち込むときにスピードを遅くすると ネジ締めを慎重に行えるので、ビスや材がダメになるのを防ぐことが出来ます。

またトリガー付近にライトがついているものもあり、作業箇所を明るく照らしてくれます。

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正逆転切り替えスイッチ

トリガーの横についているスイッチで正転・逆転の切替ができます。



チャック

ビット(先端パーツ)を差し込む部分です。 ドリルドライバーと違って、チャックの形が六角軸で大きさも固定であるため調整ができません。 そのため六角軸のビットのみ装着が可能です。


六角軸以外のビットを装着したい場合は、専用のドリルチャックを使用すれば 六角軸以外のビットを装着することが可能です。

3.インパクトドライバーの使い方

1.ビットを装着→2.コンセントを挿す(コード式のみ)の順で始めます。

先にコンセントを挿してしまうと、うっかり電源が入った時に怪我をする危険があるので、この順序で始めてください。

バッテリー式でビットを装着する際、スイッチ部分にを押してしまうと同じく怪我をする危険があります。 お気をつけください。

ネジ締め

インパクトドライバーでの作業で初心者の方に多い失敗は、ネジ締めをするときにネジの頭からビットが外れてしまうことです。

ネジ頭の溝にきちんとビットがはまっていない場合や、本体をしっかり押さえられていないままで回転させると、ネジの溝からビットが外れてしまいます。

だいたいが勢いがついてスイッチを入れたままなので、下の材を傷つけたり、抑えている手を怪我をする原因になってしまいます。

扱いに慣れないうちは、いきなり早く回転させず、何度かに分けて打ち込むことを意識しましょう。

穴あけ

精密さには欠けますが、インパクトドライバーでも下穴程度であれば、穴あけも可能です。 操作やコツはドリルドライバーと同じになります。

フラッグ

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