2021年06月29日更新
大きなベニヤ板や木材をカットする時に活躍する工具といえば丸ノコですよね。効率的にカットができて、切断面の綺麗な丸ノコは幅広い場面で活躍するとても便利な電動工具です。 しかし、手持ちの丸ノコは慣れていても、切りたい線に合わせて完璧にまっすぐカットをすることはとても難しいです。 今回は丸ノコで真っ直ぐに材料を切る時に役立つ、便利な丸ノコガイドのご紹介をします。
監修者 : 株式会社大都(DIY FACTORY) makit(メキット)編集部
makit(メキット)編集部はDIYを通して暮らしやインテリアに特化したコンテンツをお届けします。道具の使い方のコツや、素敵なDIYのレシピ、上手な塗装のテクニックなど自分好みの暮らしを愉しむためのノウハウをお届けします。あなただけの雰囲気のある、世界にたった一つの住まいを一緒に作り上げていきましょう。
目次
DIYやリノベーション現場でよく使われる手持ちの電動丸ノコは、色々な場面で活躍してくれる便利な電動工具ですが、一方で線に沿って真っ直ぐカットすることは慣れていても難しいです。そんな時に丸ノコガイドがあれば安全に真っ直ぐ丸ノコで大きな木材をカットすることができるのです。
専用の丸ノコガイドがない場合はお手製の丸ノコガイドや、角材などをクランプで止めてガイドとして使いますが、木製のガイドなので真っ直ぐの精度を確保することが難しく、保管方法や強度も気にする必要があります。
今回はシンワ測定の丸ノコガイド「たためるエルアングル」の特長を紹介しながらガイドの使い方を説明します。
1mタイプ
45cmタイプ
シンワ測定は金物の街として有名な新潟県三条市に本社を置く測定器具を専門とした日本の老舗メーカーです。
シンワのロゴにいる可愛いペンギンはホームセンターなどでもよく見かけますよね。 定規、メジャー、ノギス、下地センサーなどなどDIYでの必需品を、高い精度とリーズナブルな価格で販売しており、プロからDIYerまで満足できて、筆者もお気に入りのブランドです。
出典:https://www.shinwasokutei.co.jp/丸ノコガイドは持ち手の部分と定規部分が離れている必要があるため、L型や三角形の形の物が一般的で、持ち運びや収納しにくいという問題がありました。
たためるエルアングルは名前のとおり、持ち手を本体定規部分に合わせて収納することができるので、一本の定規型になりとてもコンパクトになります。 車に積んで現場に行く時も、自宅で保管する時も一本型になるのでスペースを取らず扱いやすいです。
ネジを緩めてスリットに沿わせていけば、90°の直角になってくれる場所にスポッと入ってくれるので、角度を測ることなく簡単に設定をすることができます。
真っ直ぐに木材をカットするために使う丸ノコのガイドは精度が命ですよね。 ガイド面は削れないようにステンレス細板をつけて強度を出し、本体ベースは軽量なアルミですが中空構造によって歪みに強いガイドのため、軽量なのに頑丈という嬉しい設計です。
直角に木材を切るための「突き当て」を外すことでガイド本体の下が平らになり、カッター作業をする際のカッティング定規として使用することができます。 長い距離をカッターでカットする場合は真っ直ぐきれいにカットするためにもガイドの移動は最低限に抑えたいですよね。
丸ノコガイドは通常の定規より長いので効率的にカッティング作業をすることができます。本体の裏には滑り止めが付いており、抑えやすい大きな取手によりガイドのズレ防止効果があり、カッターによる事故も防ぐことができます。
ガイドの本体はは金属製なので、角が木材に当たると簡単に木材に傷が入ってしまいます。ガイドの両面には樹脂製の保護キャップがついていますので、もしぶつけてしまっても木材を大きく傷つけにくく安心して作業ができます。
丸ノコのベースに取り付ける別売の専用のスライダーを装着すれば、丸ノコガイドの溝に差し込んでスライドさせることで、さらにブレることなく真っ直ぐに材料をカットすることができます。
木材の長さを測り、カットしたい部分に正確にケガキをします。直角用突き当てがあるので、カットする部分に長い線を書く必要はありません。
組み立て用のネジを緩めて、スリットに沿わせながらスライドさせて90°に設置しましょう。
長手方向を切る際はキックバック防止のために、捨て板を下に置いて一緒に切るか、地面を切らないように下駄を置いて高さを出しましょう。
丸ノコ刃を材料の厚みに合わせて出し具合を調整します。 この時刃が出過ぎていると危険なので、大体材料より5mmほど出るぐらいに設定します。
突き当てを材に当てたまま、スライドさせながら(1.)でケガキをした位置に丸ノコの刃を移動させましょう。
左手でしっかりとガイドを抑えながら、丸ノコベースの左側を沿わせて慎重にカットします。身体は必ずガイドより左側に構えて、万が一丸ノコがキックバックした際に当たらないように気を付けましょう。
切断面はブレることなく真っ直ぐにカットできています。ガイド裏の滑り防止材と力の入れやすいグリップのおかげで安定したカットができました。
いままでは持ち運びや保管スペースが気になって手が出しにくかった丸ノコガイドも、一本の定規のように真っ直ぐにすることができるので、使い勝手が良く便利ですね。もちろん丸ノコガイドとしての使用感もバッチリでした。 丸ノコガイドたためるエルアングルを使ってベニヤ板など幅の広い材料を手軽に正確にカットして、安全に効率的にDIYを楽しみましょう。
※この記事はシンワ測定株式会社との共同PR企画です。
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