2017年10月13日更新
DIYerの多くの方が知っているであろう本場アメリカ発の2×4材(ツーバイフォー材)向け金具パーツの"シンプソン金具"は、2×4材同士を頑丈に接合できる金具で、スチールむき出しの見た目の無骨さがかっこいい人気の金具です。今回は代表的なシンプソン金具と使用事例を紹介します。
目次
アメリカのメーカー「シンプソン社」が製造している2×4材(ツーバイフォー材)の接合金具です。ホームセンターで販売している2×4材と、このシンプソン金具を使えば誰でも木材接合がスムーズにできます。価格は大きさに応じて約80円~1000円代で、安価に手に入るところもメリットです。種類も豊富でなんと24種類もあります!
こちらの味わい深い色のテーブル脚にシンプソン金具が使われています。がっしりと木材をつなぎとめることができるので、大きな家具を作るときにもとっても便利。
こちらのウッドカントリー感のあるベンチも、足の接合はシンプソン金具。作業がそれほど難しくないのに強度は高いので、家具作りにはうってつけですね。
アイアン脚などでよく見られる挟み込むタイプの棚も、シンプソン金具で作ることができます。金具のゴツゴツ感も相まってアウトドアな印象ですね。
こちらの壁つきの棚もシンプソン金具で作られたもの。棚板の固定なども簡単にできるので、収納を増やす時も重宝しますよ。
シンプソン金具は棚と壁の接合にも使えます。棚受け金具を使う以外にも方法があったのですね。ちなみにこのような取り付け方をするときは壁の構造を踏まえた上で、間柱などの構造材に打ち込むようにしましょう。
本棚やマガジンラックを作る時も役に立ってくれるのがシンプソン金具。強度には定評のある金具なので、多少重いものを乗せても大丈夫です。
あえてシンプソン金具を接合に使わず、このように金具自体を使うことも。雑誌の見せる収納に使われたこのアイデアはシンプルでとってもおしゃれですね。。
シンプソン金具にはソーホース(馬脚)を作るための種類もあります。作業台などに使うソーホースはぐらついたらと大変。安定感の高い金具でしっかり固定しましょう。
こちらはシンプソン金具と木材で組み上げた小屋です。子供部屋などに室内用の小屋をつくってあげたらとっても喜んでくれそうじゃないですか?
シンプソン金具は小物作りにも使えます。こちらは端材と金具でスマホスタンドをDIYしたそう。ステンシルとゴツゴツ感が合わさって男前な雰囲気です。
シンプソン金具で腕時計の収納をDIY。木材接合用の金具にまさかこんな使い方があったとは。アイデアに脱帽です。
木材の柱に2本の部材を90度で組むことができる金具で机の脚や棚作りにはとても便利なアイテムです。
木材を直角に組むことができる金具です。1×材に使用する金具ですが、2×4材でも使えます。木材の両側から使用すればしっかりと固定できます。
L字金具と同じ用途ですが、仮留めのつめがついているので、ビスの取付けがしやすいです。ディアウォールなどで立てた2×4材の柱に棚を止めるときに使ってもいいですね。金具が少し見える感じがかっこいいです。
2×4材材同士をT字型に組むことができる金具です。棚DIYの際に棚板を支える横棒の取り付けに便利。
2×4材をT字に組む最もシンプルなシンプソン金具。簡素で小さいため強度はあまりありませんが、取り付けが簡単で応用も効きやすい金具です。
もともとはツーバイフォーを接合するための骨太な金具ですが、アイデア次第で使い方は無限。シンプソン金具を使って自由な発想でDIYをしてみてはいかがでしょうか?
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