2017年02月28日更新
DIYで家具などを作ろうと思った時、墨付けを失敗していらない場所に穴をあけてしまったことありませんか?今回はそんなときに誰でも簡単にできる対処法をご紹介します。
目次
木割れ防止のために下穴をあけたのに、墨付けにミスがあって「あける場所を間違った!」なんていうことありますよね。いらない場所に穴があいたままでは仕上がりがちょっとかっこ悪い…。
こんな時に使える簡単な技をご紹介します。
木くず、木工用ボンド、つまようじ、タオルというご自宅にあるものでできます。
ボンド:木くず=1:2くらいの比率で混ぜます。するとダマになってきます。
針金やつまようじなどで、せっせと穴につめていきましょう!
6mm(左)と3mm(右)の穴それぞれを埋めてみました。
木工用ボンドで埋めると、こんな感じになります!埋めて乾いた後に水拭きして表面の汚れを落としましょう。
ただ、よく見るとちょっと凹んでしまっているし、ケバケバしていますね。
かたまる早さと強力な接着力、硬化後にやすりがけができるほどの硬さが特徴のタイトボンドがおすすめ!ふつうの木工用ボンドだと乾いた後ぶよぶよするのですが、タイトボンドは早く硬くかたまるので、やすって平らに仕上げることができるんです。
タイトボンドの場合は、紙やすりを用意してください。木工用ボンド同様に1:2の割合でボンドと木くずを混ぜて穴に埋めていきます。
木工用ボンドと比べてねちゃねちゃしているので、はみ出たところが汚くなります。表面ではなく裏側から木くずを詰めていくと、表の仕上がりがきれいになりますよ。
タイトボンドが乾いたら紙やすりをあて、表面を平らにしていきましょう。こんな感じに仕上がります。
木工用ボンド(上)とタイトボンド(下)を混ぜた時を比較すると、上の方が木の質感があって節のような仕上がりに。下は粘土っぽい感じになりますね。
穴を埋めることで、このように塗装もできます。よーく見ると若干へこみはありますが…気にならない程度かと思います!
ただし、ステインやワックスなどの染み込ませるタイプのものだとボンドの膜があるため、うまく浸透せず、きれいに塗装できないかもしれないのでご注意ください。
before↑after↓
全然目立たなくなりました!
細かい木くずを埋めていくのは面倒!という方は、木の破片を差し込み、その間を木くずで埋めるという方法もおすすめです。
ご自宅にあるもので簡単に穴を埋めることができるので、ぜひ試してみてくださいね。
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