2017年05月02日更新
のこぎりを使い続けていると、いつの間にか切れ味が落ちていることがありませんか?原因には錆や刃の鈍りなどがありますが、それらはメンテナンスである程度防ぐことができます。道具のメンテナンスも立派なDIY。今回はのこぎりのメンテナンス方法をご紹介します。
のこぎりが切れなくなる理由は大きく分けて2つ、包丁と同じように使いすぎて刃が鈍ること、そして刃が錆びてしまうことです。鈍った刃は目立てという研ぎ直しをするのですが、専門的で高い技術が必要なため自分でやるのは難しいでしょう。しかし刃が錆びを防ぐ方法はかなり手軽で簡単です。なのでここでは錆を防ぐ方法をご紹介します。
木材を切ったあと、のこぎりの刃の目に詰まっている木くずは放っておくと錆の原因になります。手で叩いたりしたくらいでは取りきれないので、使用済みの歯ブラシなどを使って掃除しましょう。硬めのブラシでも可。
製材されていない木材を切ったり、庭木の手入れなどでのこぎりを使うとヤニ(樹液が固まったもの)がよくつきます。そのままでは錆の原因になりますのでヤニが付いたら落としておきましょう。水拭きなどでもある程度は落ちますが、ヤニ専用クリーナーが一番キレイに落としてくれます。剪定ばさみもヤニで錆びるので、ガーデニングをするならもっておくことをおすすめします。
保管する前にはさび止剤や潤滑油などをのこぎり全体にかけ、紙や布などで軽く拭き取っておきます。さび止剤などがなければホームセンターで売っている椿油や食用のサラダ油でも大丈夫です。
専用のケースがあるならそれにしまいます。ない時は新聞紙やダンボールなどの紙に包んでください。
どれだけ手を尽くしても道具がダメになってしまうことはあるものです。そんなときは最終手段、刃の交換をしましょう。多くのノコギリは刃が取り外せるようになっているので、新しい刃と取り替えてください。
自分で何か作るなら作ったものを大切にするのはもちろん、そのための道具も大切にしてみましょう。愛着のある道具でものをつくるのはきっと楽しいはずです。
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