2018年06月20日更新
ネット通販の普及により年々増加している宅急便の配達個数、それに伴って配達先が不在による再配達の件数の増加と労働問題で運賃を上げざる得ない現状であり、改善すべく宅配ボックスを自宅に導入しようと思ったときに出てくる、安全性や見た目の問題。今回のDIYワークショップは、安全な宅配ボックスを玄関のインテリアに合うように、DIYで素敵に変身させれば問題解決ができるのではないかという思いで開催いたしました!
目次
宅配ボックスのメリットとデメリットを知っておく。
メリット
・不在の場合でも荷物が受け取れる
・再配達の手間がなくなる
・配送業者の方も1回の配達で済む
デメリット
・簡易的な宅配ボックスは配送業者の規定では配達できない
・盗難の可能性
・受け取り印の問題や印鑑の保管場所
・普通の箱や金庫みたいものはかっこ悪いので玄関に置きたくない。
日東工業(株)の宅配ボックス商品。荷物受け入れ最大サイズ幅330×奥行235×高さ530mmなので、小さいものなら数個入ります。宅配ボックス自体が17.5kg、土台の脚をつければ8kg(4kg×2)と全体で25.5kgあり、軽々持っていける重さじゃないので盗難もされにくい。家の柱などチェーン等でつなげれるように下側に穴が開いているので更に安心。 今回、土台の脚として使ったコンクリートブロックは「タイガーベース」という商品で、アンカーボルト固定ができない場所での固定用に使います。
印鑑の保管場所もあります。配送業者が伝票を差し込んでレバーを押すと受け取り印が押せる仕様になっています。荷物を入れた後はダイヤル取っ手を回すだけで施錠されるので荷物も安心です。
これで見た目以外のデメリットは解決ですね。
宅配ボックスの扉に取り付ける木材の塗装。 屋外の玄関先に置くために、塗装はすべて耐候性に優れ木部を保護してくれるローズガーデンカラーズ ステインタイプ(シェヌ・ヌワ・シャルボン・ペルル)の4色から好きな色を塗装。扉部分の塗装はみなさんの個性が光ります!
扉部分の塗料を乾燥させている間に、宅配ボックスの外側を覆う両サイドの木材をボンドとタッカーで継いで一枚の板材にします
扉部分の塗料が乾燥すれば木材をひっくり返し、色の並びを気にしながらボンドとタッカーで継いでいきます。
前面にボンドをつけ背板となるベニヤを貼り付けます。
扉の木枠固定でベルトクランプ、背板固定に重しをのせて接着剤が乾くまで待ちます。
ベルトクランプは額縁など4隅の接着固定が必要な時にとても便利な道具です。
念のため背板側からクギで補強します。
扉が完成しました!
次に宅配ボックスの外側を覆う両サイド木枠をビスで固定。
両サイド用に木材を継いで作った板材と木枠を組み合わせてビス(ネジ)で固定
右側と左側の両方をつくります。
両サイドの板材と天板を組み立てます。
背中部分に木材を2本いれて補強します。
L型にした板材を天板の上側に取り付けて棚部分をつくります。
これで宅配ボックスの外側部分が完成です。
最後は扉部分の加工です。宅配ボックスの扉に取り付けるためのボルトを通す穴、ダイヤル取っ手部分、鍵の部分の穴をあけます。
宅配ボックスの扉に木材の扉をボルトで固定します。 今回、宅配ボックスの扉には木材の扉を取り付けるための穴(4箇所)をメーカーさんに特別に加工してもらいましたが、実際の宅配ボックスはあいていませんので鉄工用のドリルビットを使って電動ドリルドライバーであけてくださいね。
木製の扉と周りの木製ラックでとても温かみのある宅配ボックスができました。
今回のDIYワークショップではとても楽しく、完成した宅配ボックスに大変喜んでいただけました。店内の人や通りすがり人のたくさんの人が宅配ボックスに興味を持ってくれたり、完成品を持って帰ってすぐに玄関に設置した様子をSNSに投稿してくれたりと私たちも嬉しい限りです。
便利な宅配ボックスが玄関をおしゃれに演出してくれてとてもハッピーであり、さらに再配達問題も解決して配送業者も笑顔になりますね!これで気兼ねなくネット通販を楽しめますよ!
この機会に宅配ボックスを導入、DIYアレンジで素敵な暮らしづくりをしましょう!
※この記事は日東工業株式会社との共同PR企画です。
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