2019年11月05日更新
日常的に使うハサミから工業機械刃物の製造、アフターサービスまで総合的にプロデュースする大阪堺の刃物メーカー・アルスコーポレーションの製品は、さまざまな業種で使用されています。中でも園芸やフラワーアレンジメント、工作をされる方にはおなじみの「クラフトチョキ」は、発売から40年を越えた今でも多くの方に愛用されています。今回は、そんなクラフトチョキシリーズから昨年DIY・工作、工事系作業用鋏として発売された、「クラフトワイヤーカット(工具鋏多用途)」を使ってみました!
目次
クラフトワイヤーカット(鋏)で1本で色々な材質が切れるので、わざわざ鋏を持ち替える必要がありません
(切れる材質)
リベット(支点)からグリップ(力点)までの距離を大きく取り、テコの原理を応用するデザインで刃先までしっかりと力を伝えます。
耐久性にすぐれたハードクローム仕上げの刃は、いろんなシーンのさまざまな素材で切れ味を発揮します。
刃元に施したキザ刃加工はワイヤーをしっかりキャッチしてカット。作業中にわざわざ持ち替える手間もありません。※硬鋼線・ピアノ線は切断できません。
軟質樹脂を採用した手に優しいソフトグリップ。やわらかく手になじみ、長時間作業での手への負担を和らげます。
切断目安は1.8mm※下地SBR。
通常のハサミよりサクサクと軽やかに切れました。
切断目安は2.0mm。
厚めの革でも軽々カットできました。革を使ったDIYする方は重宝しそうです。
切断目安は5.0mm。
通常の鋏なら大変なダンボールカットも楽々と切れました。
切断目安は1.25mm※ナイロン製。
サクっと切れるので何度でもラクチンにカットできますね。
切断目安は#18(1.2mm直径)
ワイヤーは刃があたった瞬間に切れるぐらい一瞬で切れました。※硬鋼線・ピアノ線は切断できません。
切断目安は0.5mm。
まったく問題なくすんなり切れます。簡単に切れてびっくりでした。
切断目安は1.0mm
アルミ板より少し力を入れましたが、それでも大きな力は必要なくスムーズにカットできました。
切断目安は5.0mm
この厚みがさっくりと切れた時は驚きました。厚みがある分、切れ味が抜群によく感じました。
切れる材料で簡単DIY。材料はホームセンターで手に入るのでクラフトワイヤーカットさえ持っていればすぐ作れます!
(材料)
1)人工芝を木材のサイズにカット
2)人工芝と木材を両面テープで固定する
3)中心より横にキリで穴をあける(ワイヤーが入るぐらいの穴)
4)ワイヤーは適当な箇所でカットし、棒などに巻き付けてくるくると形をつくる
※ワイヤーは切断目安より0.8mm太かったですが簡単に切れました。
5)キリで穴を開けた場所に差し、フェイクグリーンの針金部分をカット
6)グリーンを差したら完成
色々な材料を一つの鋏でカットしましたが、どれも簡単に軽やかにカットできました。通常の鋏でもいいと思うかもしれませんが、わざわざ労力を使ってカット作業するより手に負担がかからない鋏でカットした方が断然、ストレスもかかりませんし作業もスムーズですね。これは実際に体験(カット)したら良さがわかります。疑っていたスタッフもゴム板をカットした瞬間に驚きの表情、そして切れ味が良すぎてひたすら切っていました。
刃元にあるキザ刃が切断物を逃しにくい強力切断!幅が広く頑丈なつくりの刃、力をしっかり伝えて確実にカット。金属加工での鉄板切断や標識ロープ(トラロープ)など様々な現場でのカットに威力を発揮。
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