2020年02月19日更新
今回ご紹介するのは憧れの薪ストーブをDIYで設置する方法についてご紹介したいと思います。この施工に関しては設置を誤ると火災やケガなどの危険も伴うので、自己責任で行うのと説明書などをよく読み進めて下さい。また今回設置した方法はメーカー商品によって異なる場合やメーカー推奨のものではない場合があるのでご理解頂き読み進めて頂ければと思います。それでは憧れの薪ストーブ、DIY設置方法を紹介して参ります!
監修者 : DIYer 福島 新次
1980年生まれ。元メンズノンノ専属モデルの経歴を持つ。昔からモノ創りが大好きで、様々な物を自らの手で作っていた。現在、田舎に築50年の古家を購入、全て一人でリノベーション中。また古民家改修プロジェクトを監修していく。
目次
現代ではエアコンなどの人工的に電気で温める機器が主流ですが、実際の炎の温かみを感じられる薪ストーブ。 憧れはあるものの本来は業者さん施工をお願いした場合50万ほど施工費は必要で本体代も安くなく、そこれに部品等の費用を合わせれば60万ぐらいは必要となります。
そこで自分で施工できれば半額程度の費用で設置が可能です。
ということで、薪ストーブを購入し実際にDIYで設置をしてみました!
それでは早速、材料と施工方法をお伝えします。
HONMA製作所の薪ストーブを使用しました。
安い薪ストーブは1万円程度のものから、10万円ほどの物があります。
今回はデザインも重視し少し良いものを購入。煙突はハゼ折シングル120径で施工しております。
※上記はホンマ製作所様のHPから引用しています。
こちらの壁だし方法で、全てシングルハゼ折120で施工しました。
設置場所を決める!
ケイカル(耐熱板)を床に敷き、その上にレンガを設置!
ポイント:薪ストーブ本体を壁から33cm離す必要があるので、それを計算してレンガを設置するようにしましょう。
空気が通りやすくする為に3cmの隙間(空気層)を作ります。また、薪ストーブの下部にも空気が動くように隙間をあけます。
※今回はケイカル(耐熱板)を使用しました。
その上に、壁が過熱しないよう波板を設置しました。
ここまでで、壁→垂木(3cm)→ケイカル板→波板の順番で設置が完了!
次に宅内にメガネ石とフレーム(37×37cm)が抜ける穴をあけていきます。
外側は煙突が抜ける穴をサンダーで丸くカットしていきました。
次にメガネ石が安定するように、木枠を設置。
※今回は24mmの合板をカットして作成
メガネ石フレームを4点コーナービス留めで穴を塞ぎます。
あとは本体から、半直筒 120径→スライドL120径と接続し、スライドはサイズを変更できるので、仮で設置。
ここから外の作業に移ります。そして横の長さが何センチ外に突き出るか確かめます。
煙突と屋根の隙間が15cm以上隙間があくように配管
ポイント:ここで長すぎる場合、設置できなかったり煙突が倒れる危険がある為サンダー等でカットしてください。
煙突支え脚で煙突を固定
ポイント:壁の強度が不安な場合、当て木などをビス打ちし強度を調整してください。
煙突トップにT笠を設置し、外側の煙突の取り付けは完了。
最後、室内側ののスライドLのネジを緩めて、垂直に立ち上がる煙突と地面と並行の煙突が、90度になるように調整して完成!
各接続部分に隙間がないか、奥までジョイントできているかを確認して火入れをしてみましょう。
以上で、薪ストーブのDIY設置方法のご紹介でした。憧れの薪ストーブ、施工できる方はぜひトライしてみてください!
(※冒頭でもお伝えしましやが、DIYの中でも薪ストーブの設置はハードルが高く、また換気不良や火災等がありますので、必ず自己責任でのご理解の程よろしくお願い致します。 )
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