2020年03月12日更新
リベッター薄い金属板を接合するためのリベッター。今回は測定工具・DIY製品の製造・販売メーカーの新潟精機の「ハンドリベッター」と輸入商材や園芸金物の販売メーカーのパオックの「エアーハンドリベッター」の特徴紹介とついでにキャンプ用品のバーナー風よけも作ってみました!
目次
薄い金属板状の部材同士を接合するための鋲(部品パーツ)です。接合する部材両方にリベットに合わせてあけた下穴にリベットを差し込み専用の道具リベッターでカシメるとリベットが塑性変形して接合します。
ボルトナットのように両側からぎゅっと圧着させていますが、リベットの利点としてボルトナットのような出っ張りがなく金具材料としてコストが安い、また部材圧着は表側から行うため接合する片方の部材が箱型(角パイプなど)であっても接合可能です。
リベットをかしめるための専用の道具です。手動のハンドリベッター、インパクトドライバーにつけるアタッチメントリベッター、充電式のコードレスリベッター、コンプレッサーとつなげるエアリベッターなど種類があります。今回は新潟精機のハンドリベッターとパオックのエアーリベッターの特徴をそれぞれ書いてみました。
ペンチのようなグリップ部分を握ることでかカシメることができます。手動のため手軽でいつでも使えますが、少しの力が必要。少量の作業やたまにしか使わない場合はリーズナブルなハンドリベッターが適しています。今回試し打ちしたときは材料が薄かったせいか、女性の私でも軽々打てました。これぐらいなら何度でも打てます!
・材質:[本体]アルミニウム合金 [グリップ]PVC
・適応リベットサイズ:2.4mm、3.2mm、4.0mm、4.8mm
・付属品:ノーズピース(2.4mm、3.2mm、4.0mm、4.8mm)各1個 ※本体収納
・本体サイズ:約95×195mm
・本体質量:530g
コンプレッサーにつなげてカシメるエアーリベッター。コンプレッサーの力で作業するので効率よく大量作業ができます。電動式リベッターより重量が軽く、お安いためコンプレッサーをお持ちの方に適してします。
・適用空気圧力:0.5~0.7MPa
・適応リベットサイズ:2.4mm、3.2mm、4.0mm、4.8mm
・使用油圧オイル: 粘度ISO VG32
・推奨使用ホース: 内径6.5mm以上
・空気消費量:1.5L / 本(0.6MPa時)
・本体質量:約1.5kg
・付属品:ノーズピース(2.4mm、3.2mm、4.0mm、4.8mm 各1個)、交換用ジョー1セット(3個1組)、スパナ 2種 各1個、シャフトケース 1個
ハンドリベッタ、エアーリベッタの適応リベット
ハンドリベッターは手芸みたいな感覚。かしめるだけと簡単で意外とクセになってしまったので、試し打ち用に買ったアルミ板(0.5mm)と小さな丁番を使い、キャンプで使うバーナーの風よけ(風防)をハンドリベッターで作ってみました!ある程度折り畳みもできて軽いので今度デイキャンプに持っていこうか思います!
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