2020年05月28日更新
ほとんどの百均やホームセンターで売られているすのこ。一度はお世話になったDIYerも多いのではないでしょうか?すのこはDIYの入門におすすめの便利なアイテムです。ぜひいろいろなアイデアを見て、作りたいものを探してみましょう。今回は、すのこDIYのメリットや、おしゃれなDIYアイデア集をご紹介します。これからすのこのDIYにチャレンジする方は、ぜひ参考にしてみてください。
監修者 : 株式会社大都(DIY FACTORY) makit(メキット)編集部
makit(メキット)編集部はDIYを通して暮らしやインテリアに特化したコンテンツをお届けします。道具の使い方のコツや、素敵なDIYのレシピ、上手な塗装のテクニックなど自分好みの暮らしを愉しむためのノウハウをお届けします。あなただけの雰囲気のある、世界にたった一つの住まいを一緒に作り上げていきましょう。
目次
すのこは、細長い板を等間隔に組み合わせることで作られています。木材の隙間を空気が通るため、通気性が良くなりやすいのが特徴です。押し入れの布団の下やバスマットの下など、通気性を良くしたい場所によく使われます。
すのこはヒノキや杉、桐などの木材で作られていることが多く、特に木の香りが強いヒノキは清涼感のある爽やかな香りが魅力です。すのこの香りをかぐとリラックスできる方も多いのではないでしょうか。
すのこは一定の形で販売されているため、多様なアイテム作りに生かせます。そのままの形を利用するのはもちろん、解体して組み合わせることもできます。棚や机、ブックラックなど、身近なアイテムをぜひすのこで作ってみましょう。
すのこは軽いものが多く、小さなものなら木工用ボンドで接着するだけで完成させられます。釘や金づちが必要ないため、工具がないで方も手軽にDIYできるのがメリットです。小さな置物をディスプレイする飾り棚や傘立て、ラックなども、木工用ボンドで作れます。ちょっとしたアイテムを作りたいときは、ぜひ利用してみましょう。
すのこの形状を変えてDIYするときに必要なのがのこぎりです。すのこに使われている板が薄くても、ご自宅にあるカッターではうまく切れないことがあります。扱いやすいのこぎりがひとつあると便利なため、ぜひ購入しておきましょう。
ただ、のこぎりで木材を真っすぐ切るのは少々難しく、慣れない方では断面がいびつになってしまうこともあります。ソーガイドがあれば初心者でもきれいに木材カットできるため、ぜひ活用しましょう。
グルーガンは、グルースティックと呼ばれる樹脂を溶かして物同士を接着する工具です。木材用のほか、布や金属、プラスチックなど、さまざまな素材に対応したグルースティックが販売されています。
すのこを使ったDIYも、グルーガンがあれば簡単に行えます。とくに細かい部分の接着が多くなりそうなら、グルーガンを持っておくのがおすすめです。
すのこに棚板やフックなどを釘打ちしたときには金づちが活躍します。初心者の場合は釘打ちを失敗してしまうことが多いため、くぎ抜きのついたものを購入したほうが良いでしょう。
また、すのこを解体したいときにも金づちが使えます。木材同士の隙間にノミやマイナスドライバーなどを差し込んで金づちで叩くことで、解体が完了します。
組み合わせるだけでできる棚は、すのこDIYの定番です。置きたいものによっては、ビスや工具などを使わず、接着剤のみでも組み立てられます。棚板の色を変えたり、ステンシルで文字を入れたりしてもおしゃれです。
すのこの形を活かしたブックラックです。背の低いお子さまでも出し入れしやすいサイズで、読みたい本をすぐに取り出せます。ラック自体が薄いため、置き場所を選ばないのもポイントです。
すのこ2枚と角材で作られたマガジンラック。ムラ感のある塗装が、アンティークの風合いを演出しています。おしゃれなマガジンラックがあれば、読書の時間も楽しくなりそうです。
玄関を開けたら目に飛び込んでくる、おしゃれなディスプレイ。優しいホワイトカラーの塗装が素敵です。棚板や棚受けの色をホワイトで統一することで、ほかの小物のカラーが際立ちます。
お部屋の一角にある壁面ディスプレイです。ジャンクな雰囲気とかわいらしさが同居するデザインが魅力的。インテリアとしてはもちろん、吊り下げ収納としても活躍しています。
シャビ―な雰囲気がおしゃれなディスプレイシェルフです。新品のすのこでも、塗装次第で使い込まれたアンティークの風合いを醸し出せます。カフェのようなスタイルが好きな方にもおすすめです。
散らばってしまいがちなアクセサリーも、すのこDIYで「見せる収納」が可能になります。こちらの例のようにプレーンなデザインなら、リビングや寝室など、どこにでも違和感なく置いておけます。
キッチンの壁面に取り付けられた飾り棚です。フォトフレームやポストカードを飾ることで、自分好みの空間を演出できます。スパイスなどを置いて、収納棚として使っても便利です。
部屋の角を利用して取り付けられた、すのこのディスプレイ。ベッドの脇にお気に入りの雑貨を飾ることで、よりリラックスした時間を過ごせそうです。板をあえてジグザグになるよう取り付けることで抜け感のある印象に。
フックとひもですのこを吊り下げて小さなデスクを作っています。すのこが軽いからこそできる、素晴らしいアイデアです。取り外しが簡単なため、使わないときはしまっておけるのもポイント。
ストーブに触ってしまわないよう、すのこでストーブガードを作っています。お子さまやペットのいるご家庭におすすめのDIYアイデアです。蝶番を取り付けて扉を作っておけば、お手入れ時の出し入れも簡単です。
すのこの真ん中の板を外し、はしごのような構造にしてから組み立てたシェルフです。写真のような置物に加え、帽子や靴などのコレクションアイテムを並べておくのもおしゃれです。
玄関の床に置いても邪魔になりにくい、コンパクトなスリッパスタンドです。アイアンバーを取り付けて、スリッパを立てて収納できるようにしています。スリッパの雰囲気合うナチュラルな雰囲気が素敵です。
すのこを組み合わせて、スリムな傘立てを作ることもできます。金網やステンシルなどでおしゃれな装飾が楽しめます。傘についた水滴で色落ちしないよう、水に強い塗料やニスを使うと良いでしょう。
すのこをベンチの座面として使ったDIY例です。ホワイト系の塗料が良い差し色になっています。すのこは製品によって強度が異なるため、ベンチに使いたいときはできるだけ丈夫なものを選びましょう。
ガーデニングが趣味の方におすすめのディスプレイです。育てている植物をおしゃれに飾っておけます。外に置いておきたい場合は、耐久性の高い屋外用の塗料を使いましょう。
すのこを塗装したフェンスは、アメリカンテイストのガレージにもよく似合います。お庭に仕切りを作りたいときにおすすめです。風にあおられて倒れないよう、しっかりと固定されています。
ナチュラルなお庭を目指していても、室外機で雰囲気を損なわれてしまうことがあります。すのこで目隠しを作ればお庭の印象もがらりと変わるはず。雨風に強い塗料で塗装して、長く使えるものを作りましょう。
散らかってしまう工具も、すのこで壁掛け収納を作ればきれいにまとめておけます。こちらの写真では、ピンクの塗料ですのこをペイントしています。お部屋のかわいらしい雰囲気にぴったりです。
すのこをいったん解体して板の間隔を調整し、ワックスで仕上げたプランターカバーです。木の幹のように深みのあるブラウンカラーが観葉植物とうまくマッチしています。ぬくもりあふれる雰囲気が魅力です。
すのこから板を取り外し、一枚の板材として活用しているDIY例です。ブルックリン風のデザインがとってもおしゃれ。フックを取り付け、いろいろなものを吊り下げておけるのも便利です。
すのこの渡し板を半分に切って、横棒を板ごとに切ることで「ビー玉ころころ」が作れます。お子さまはもちろん、大人も時間を忘れて楽しめそうです。黒板塗料を塗った板に取り付ければチョークでお絵かきもできます。
雑誌や絵本を置けるブックシェルフは、お部屋のインテリアとしても優秀な存在です。こちらの例では、グリーンやガーランドなどを吊してアレンジを加えています。お気に入りの本が取りやすくなりそうです。
かわいらしい小さな扉がアクセントになったペットサークルです。ペットが成長して大きくなったら、すのこを足して拡張していくのもおすすめです。大切なペットのために、くつろぎの空間を作ってあげましょう。
すのこは入手しやすく加工も簡単なため、DIYの入門編にぴったりの材料です。木工用ボンドで接着するだけでもオリジナル家具を作れるため、工具を持っていない方でも気軽にチャレンジできます。
より本格的なDIYに取り組みたいときは、1でカットしたりお好きな塗料でペイントしたりと、自由にアレンジを加えてみましょう。今回ご紹介したアイデア集もぜひ参考にしていただき、オリジナリティあふれるすのこDIYをお楽しみください。
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