
2020年08月19日更新
木材加工に便利なアイテム「ドリルガイドキット」と「コーナークランプ」はDIY初心者は特に嬉しい道具。DIYに慣れた方でも手放せないぐらい人気の道具です。ドリルガイドキット」と「コーナークランプ」を使ったDIYレシピも併せて紹介します。
目次
木材にまっすぐで正確な穴があけられます。木材に対して垂直の穴あけや角材の角、丸棒にも対応している優れた穴あけキットです。穴のサイズよく使われる4・5・6・8・10・12mmのドリルサイズに適応しています。
ダボ継ぎとは天板を横に継ぐときや、ビス(ねじ)を使わず組み立てる時に使われる方法です。木材同士を木ダボで継ぐのですが、穴がまっすぐあいていないとズレが生じたり木ダボがしっかり入らなかったりとするので、ドリルガイドキットでまっすぐあける必要があります。
ドリルガイドキットの角2点に穴があいているので、そこに釘を刺して使用すると自然と木材側面の中心に穴かあけられます。天板のダボ継ぎなどに非常に便利です。
フリーハンドではまともに穴あけできない角材の角の穴あけもドリルガイドキットを使えば可能になります。ドリルガイドキットの中心から十字になっている三角のくぼみに角をはめ、手でしっかり固定してから穴あけをします。
ころころと転がっていく丸棒に穴をあけるのは至難の業です。角材の角の穴あけと同様にくぼみに合わせて手でしっかりと固定すればまっすぐな穴があけられます。不安な方は丸棒をクランプかベンチバイスで固定して穴掛けをすれば安心です。
1)穴をあける位置に付属のセンターポンチで軽く打ち、印をつけます。
2)4㎜のドリルガイドにポンチを下から差し込み、ガイドベースに入れたらセンターポンチで付けた印に合わせ、ガイドベースと木材をクランプで固定します。センターポンチとドリルガイドを引っこ抜きます。
3)あけたい穴径のドリルガイドを径の細い方を下にしてガイドベースにいれます。
4)電動ドライバーにドリルビットを装着し、ドリルガイドの穴に差し込みゆっくりと穴をあけていきます。クランプで固定していない場合は手でしっかりと押さえてくださいね。
メーカー推奨ではないですが、ドリルビットにドリルガイドとガイドベースを入れたまま穴あけ位置を合わせ、しっかり手で固定してから穴あけをするとスピーディにまっすぐな穴あけができます。
・対応機種:インパクトドライバー・電気ドリル
・最大加工寸法:角材センター穴あけ約73mm角
・最大加工寸法:丸棒・パイプ穴あけ直径約50mm
・セット内容:ガイドベース・ドリルガイド(4・5・6・8・10・12mm)・センターポンチ4mm
直角の固定ができるクランプです。額縁やパネルなどのDIYには便利なアイテムです。
通常のクランプで固定しにくい角のビス止めもコーナークランプならしっかり固定でき、ビスやクギが打ちやすくなります。
アルミダイカスト製で軽量。巾70mmまでの薄板が固定できます。
ドリルガイドキットとコーナークランプを使って収納棚をDIYしてみました!
(材料)
・1×6材(1000mm)・・・1枚
・1×6材(804mm)・・・1枚
・1×6材(200mm)底板・・・1枚
・1×6材(150mm)棚板・・・5枚
・杉板(9mm×100mm×900mm)背板・・・1枚
・スリムビス(35mm)・・・14本
・スリムビス(18mm)・・・12本
(道具類)
・ドリルガイドキット
・コーナークランプ2つ
・のこぎり(背板カットに必要)
・電動ドライバー(8㎜ドリルビット、皿取錐もしくは下穴錐)
・塗料
※ダボ埋めする場合
・ライフソー145(のこぎり)
・かなづち
・8mmの木ダボ
1)1×6材(1000mm)と(804mm)にドリルガイドキットを使って下穴をあけます。
2)コーナークランプを使って固定し、スリムビス(35mm)で組み立てていきます。
3)底板を取り付けます。
4)背板をおいて実寸で印をつけてカットします。
5)ダボ埋めする方はこの時点でダボ埋め作業をしてくださいね!
6)好みの色に塗装します。今回は和信ペイント「水性ウレタンニス」のエボニーを塗りました。
7)背板をあてて、皿取錐もしくは下穴錐で下穴をあけてからスリムビス(18mm)で取り付けます。
8)完成です!
トイレットペーパーも置けるのでトイレットペーパーストッカーとしても使える収納棚です。
トイレットペーパーも置けるのでトイレットペーパーストッカーとしても使える収納棚です。
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