2020年09月25日更新
気づかない間にこんなところが錆びちゃってる!という体験みなさんありますよね。 錆は見た目が悪くなるだけではなく、耐久度の低下や機能面の不具合など色々な場面で悪影響となります。 今回はそんな厄介な錆を安心安全に除去できるサビ落としをご紹介をします。
監修者 : 株式会社大都(DIY FACTORY) makit(メキット)編集部
makit(メキット)編集部はDIYを通して暮らしやインテリアに特化したコンテンツをお届けします。道具の使い方のコツや、素敵なDIYのレシピ、上手な塗装のテクニックなど自分好みの暮らしを愉しむためのノウハウをお届けします。あなただけの雰囲気のある、世界にたった一つの住まいを一緒に作り上げていきましょう。
ネジザウルスといえば、ネジ頭が潰れて外せなくなったネジを回せる人気のペンチです。実は筆者もお気に入りで何本もネジザウルスのペンチを愛用しています。
今回、そんなネジザウルスからサビ落とし専用液「ネジザウルス・リキッド」が発売されました。
一般的なサビ取り剤はリン酸が使用された酸性のモノが多いです。強酸性は材質に与えるダメージが大きく、特に金属には影響が大きいと言われています。ネジザウルス・リキッドはpH(ペーハー)7と中性なので、素材はもちろん人体にも影響が少ないため安心して使うことができます。キッチン周りの錆にも安心して使うことができるのは嬉しいポイントです。
ネジザウルス・リキッドで除去できる錆の種類は、赤錆/茶錆/黄錆です。材質は鉄、銅、真鍮、ステンレスなど一般的によく見かける素材にできる錆ですね。
逆に除去できない錆は黒錆/白錆/青錆などです。
「出典:https://www.instagram.com/p/BoWqCoBBzDd/」リキッドの主成分は美容室などで使用されるコールドパーマ液にも使用されています。そのためリキッドの液はパーマ液のような匂いがしますが、とても安全な成分です。
水道水等で2〜4倍に希釈して使用することができます。希釈した分だけサビ除去速度は遅くなりますが、時間をかければ同じ効果を発揮してくれます。
ネジザウルス・リキッドには適した場所と用途で使えるように、4種類のタイプが用意されています。落としたい錆にあったタイプを選ぶことで失敗なく、より確実に錆を除去することができます。
広範囲に最適なのがスプレー型の「ミストタイプ」です。シンクや自転車など全体的に錆が広がっている時は、シュッとひと吹きでサビ面をカバーできるので、作業性がよく、場所によって塗布ができていないという事故も防ぐことができます。
浸透力が高く、激しく錆びてしまった場所や細かな場所に最適な液体タイプです。つけたままのネジ部分やちょっと気になる部分の錆にも少量の調節ができるので使いやすいですね。
レバーを引くと泡でリキッドが噴射される泡タイプです。泡なので液だれしにくく、錆にピタッと密着してくれるので、時間をかけてしっかりと錆を落とすことができます。とても使いやすいので、日々のメンテナンスでもおすすめです。
バイクのタンク内の錆や、漬け置きで錆を除去したい時は液体タイプの大容量がオススメです。1Lタイプと4Lタイプがあり、使う量に応じて選びましょう。ミストタイプと泡タイプの詰め替え用としても使えてお得な大容量タイプです。
ワイヤーブラシを使って重度の錆をこそぎ落とすことで、スムーズに錆を落とすことができます。
軽度の錆は1回で除去できますが、頑固な錆は何度か繰り返し塗布してください。もし液体タイプで漬け置くことができればさらに効果的です。
中性なので中性洗剤と同様に取り扱うことができ、基本的には問題ありませんが肌が敏感な方は手袋をして使用しましょう。
水洗い、中性洗剤などでリキッドが完全に除去されるまで洗浄してください。
錆びに反応して紫色になった液に主成分が残っていれば使用できます。錆びた10円玉にリキッドを塗布して性能を確認してみてください。
リキッドに防錆効果はありません。錆を除去した後は、必要に応じて防錆処理をしてください。金属部分の場合は防錆オイルを塗布しておくといいでしょう。
リキッドは単体では一切燃えません。布などで拭き取ったリキッドは布ごと燃えるゴミとして破棄してください。大量にある場合は新聞紙などに染み込ませた後、ゴミ袋に入れ燃えるゴミとして処理しましょう。大量のリキッドを酸化剤と反応させると熱が出ることがあるため、取り扱いには注意ください。
紫色に変色したリキッドは、少量であれば十分な水とともに下水に流してください。ただし金属粉等は詰まりの原因になるので、下水に流さず別途処理してください。
使用期限は定められていません。錆びた10円玉で性能を確認してみてください。保管は直射日光を避け、冷暗所で保管をしてください。
錆びたネジをドライバーで回すと十字溝が潰れてしまいます。潰れたネジを取る時はネジザウルスの出番ですが、錆びたネジは脆くなっているので、途中で折れてしまうことも。まずはリキッドでネジの結合部の錆を除去してネジザウルスでネジを回せば、錆びたネジ外しの最強コンビとして使うことができます。
今回はサビ落とし「ネジザウルス・リキッド」を色々な場面で使ってみました。使った感想としては、中性で安心安全なだけでなく、高い浸透能力で錆をしっかりと落とすことができたので色々な場面で活躍してくれそうですね。
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