2022年07月21日更新
床のクッションフロアを張り替えたい!と思った時にいざ貼ろうと思うと、部屋の壁や隅に複雑な出隅や入隅があり、クッションフロアを切った際にピッタリにならず隙間が開いてしまった…という経験ありませんか?紙に写してみたり、寸法を頑張って測って書き写してみたりとなかなかに苦労してしまいます。今回は簡単に色々な形をトレースすることができる意外と知られていない?便利な型取りゲージの紹介です。
監修者 : 株式会社大都(DIY FACTORY) makit(メキット)編集部
makit(メキット)編集部はDIYを通して暮らしやインテリアに特化したコンテンツをお届けします。道具の使い方のコツや、素敵なDIYのレシピ、上手な塗装のテクニックなど自分好みの暮らしを愉しむためのノウハウをお届けします。あなただけの雰囲気のある、世界にたった一つの住まいを一緒に作り上げていきましょう。
目次
型取りゲージは無数の細い針が横一列に並んだ測定工具です。この針が型取りしたい場所に合わせて動くことで凸凹両方の型をトレースすることができます。
DIYでよく使う場面といえばクッションフロアを貼る際にピッタリに切るのが難しい、部屋の壁や角を型取りし、クッションフロアに書き写して正確に形をトレースすることができます。
自由曲線などの寸法が図りにくい形状のトレースにも最適です。回転体を削る旋盤加工で使用すれば、一度感覚で作った形の複製や、作りたい形の目安となる定規としても使うことができます。
型取りゲージは無数の針が別々に動くことで精確な型取りをすることができます。シンワの型取りゲージは押し込んだ時の硬さが絶妙に重たく、取った型をトレースする際に動いてしまった!という事が起きにくい硬さになっています。
型取りゲージは素手で触る機会が多い工具です。鉄製や塗装をされた工具では手汗や湿気の多い環境ではあっという間に錆びてしまいます。シンワの針は強度が高く錆びにくいステンレス製なので、安心して長い期間使用することができます。
シンワの型取りゲージは150mm、200mm、300mmの3種類から選ぶことができます。針の太さもサイズによって異なり、型取りしたいサイズや精度に合わせて自分に合ったタイプを選ぶことができます。
本体部分にはメモリが付いており、型取りした形状の寸法をある程度測ることができます。トレースや切り取りなどをする際の参考に使うと便利です。
クッションフロアを貼る際は、出隅の一番奥部分までのサイズのクッションフロアを用意します。
壁の出っ張り部分に型取りゲージを当てます。幅が広い場合は左右両方を順に型取りします。
先程の型取りゲージの奥部分とクッションフロアの奥部分をベースにゲージの形状をトレースします。
カッターやハサミでトレースした線の上を切ります。
最後にピッタリに来るようにしっかりと貼り付ければ完成!
角丸の場所
段々になっている場所
旋盤の形トレース
フローリングの端処理
昔からあるのに意外と知られていない型取りゲージ。わずらわしく困っていた形状のトレースもこの型取りゲージがあれば楽しく簡単に写すことができますね。1つは持っておくとDIYのいろいろな場面で活躍してくれる型取りゲージで楽しいDIYライフを!
※この記事はシンワ測定株式会社との共同PR企画です。
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