
2015年07月23日更新
お部屋のインテリアにも人気のラダーシェルフ。ボックス型の棚を作るとなると、少しハードルが高い気がしますがラダーシェルフなら少ない材料で、様々な場所や大きさにアレンジして作ることができます。今回のレシピは、無垢の木材で作るラダーシェルフです。
材料の木材1本を等分し、脚の材となる500mmを2本作ります。
もう1本の材からは、棚板になる280mmを2本とります。
残った端材はダボ作りに使いますので、残しておきましょう。
このときまとめて墨付けしてから切ると、のこの刃の厚みで少しずつ寸法が短くなり、棚板の幅にズレがでてくるので
一度に墨付けしてしまわずに、端から墨付け→切断→墨付け→切断の順で行いましょう。
ラダーシェルフを立てかける際の傾きを作っていきます。
脚の材の端の片方に90mmX40mmの三角形を、もう片方に40mmX90mmの三角形を作り墨付けします。
その斜辺と同じ角度になるようソーガイドFの角度を調整し切っていきます。
形としてはすべて合同な三角形なので、ソーガイドの角度はそのままで4つ続けて切断していきます。
棚板をつけたい位置を、好みの場所に宛がい脚の木端に印をつけます。
内側にはトリマーで溝切りする為の棚板の厚み分と、外側にはビス留めする為のセンター部分を測って
底の切り落とした角度と平行になるように線を引きます。
その際、切り落とした端材をガイド定規にすると、角度を測らなくても床と平行な線が引けますので使用しましょう。
2本とも両面にそれぞれの線が引けたらOKです。
幅の線をつけた内側を、トリマーを使って溝を掘ります。
真っ直ぐトリマーを動かすために、簡易ガイドを設置します。
ダボを作るように残しておいた端材を、線と平行になるようにクランプで固定します。
今回は12mmのストレートビットで、2回に分けて溝切りしました。
溝切りができたら、バリをとります。
ビスを打つ前に、一旦棚板をはめ込み組み立ててみて、
溝にきちんと棚板がおさまるか、脚にズレがないかを確認しましょう。
問題なければ、皿取錐にドリルストッパーをつけて、ダボ埋めをするために深めに下穴を開けます。
位置は端から30mmのところです。
全て留め終ったら、えんぴつのあとを消しておきます。
埋木錐を使って、残しておいた端材でダボを作ります。
ビス留めした部分にダボを埋めていきます。
ブライワックスを使って塗装します。
全面塗装できたら完成です!!
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