2017年07月31日更新
木材を焼くことで自由なリメイクを楽しむウッドバーニング。絵を描いたりロゴを焼き付けたり、様々なテイストで自分だけのグッズを作れるのが魅力のDIY手法です。今回は初心者の方でも失敗しない方法と、おすすめのアイテムをご紹介します!
目次
ウッドバーニングとは電熱ペンを使って素材を焦がして模様を描く技法のこと。素材そのものを加工する方法なので、独特な質感が生まれるDIYテクニックなんです。魅力は焦げた色味と自由度の高さ!好きな絵柄を焼くことができるので、お気に入りのキャラクターを描いてみたり、新品をヴィンテージのような雰囲気したり、様々なことができるんです!
この手法を使えば木材に好きな絵柄を焼き付けることができます。だからこのように木製スプーンに可愛い絵柄を入れて、オリジナルのカトラリーを作ることもできるんです。
こちらのインスタグラマーさんは、木材にもののけ姫のアシタカとモロの絵を焼き付けています。全面に焼き付けているのでずっとくるくる回してしまいそうですね。
ウッドバーニングをするなら電熱ペンの「マイペン」がおすすめです。電子工作に使うハンダゴテでもできなくはないですし、最近は100円ショップで400円程度で売っているので、最初のチャレンジにはそちらの方がいいかもしれません。しかし電熱ペンはウッドバーニング用にできているので「絵が描きやすい」「ペン先の種類が多い」「安全性が高い」といったメリットがあります。本格的にやるならこちらを買った方がいいでしょう。値段は3500円ほどからあります。
※直接、板材に下書きしてもOKです。
描きたい写真やイラストの原画をコピー機で適当な大きさに伸ばし、トレーシングペーパーに輪郭を写し取ります。
写し取った原画をチャコペーパーと鉄筆で板に写し取ります。
マイペンにペン先をセットしてからコンセントを差し、電源スイッチを入れて赤いランプが点灯するまで待ちます。およそ1分程度で加熱が完了しますが、ランプが点灯していなくても温度が上昇しているので火傷をしてしまいます。絶対にペン先に触れないようしましょう。
赤いランプが点灯したら、輪郭から焼付けを始めます。ペン先を板の上にそっと置き、焦げだしたらペン先を動かします。筆を持つ要領でペン先に力を加えず、慎重にゆっくり焼いてください。
原画(絵や写真)を見ながら濃淡をつけましょう。マイペンアルファは温度調節ダイヤルで調整できますが、マイペンは温度調整機能がないので描くときのスピードで濃淡をつけます。描き終えたら水を湿らせたスポンジなどで、チャコペーパーの写した線をふき取ります
これで完成です!好みで周りを少し焼いてみたり、なにか描き足したりしてもいい雰囲気ですよ。
電源スイッチのみで温度調整機能がありません。焦げ目の濃淡は描くときのスピードなどで調整するので、初めてウッドバーニングに挑戦する方や簡単な加工がしたい場合におすすめです。
細かな陰影をつけて奥行きある絵や、動物などの形の木に毛並を書いて本物そっくりに作りあげるカービングアートを描きたいなら、ペン先の温度を変更できる「マイペン アルファ」がおすすめです。
0.5mm幅の極細。基本的線描や繊細な点描を描くのに適しています。
1mm幅の線が描けます。点描、線描を描くのに適しています。マイペン本体に付属しています。
1.5mm幅の線が描けます。線描、点描、ローリングにも使えます。
2mm幅の太い線が描けます。線の強弱をつけることで、毛筆のようなタッチを描くことができます。ローリングにも最適で、色々と応用のできるペン先です。
平たいペンの先端を使って、幅広い線を描くことができます。長い線は力の入れ具合を一定にすることが難しいので、帯状のムラができますが、側面を使うと、長い線を描くこともできます。
フォトフレームなどの小物から家具にまで、オリジナルの模様が付けることができます。ウッドバーニングをやり始めると夢中になって、あっという間に時間が過ぎますよ。木の小物から始めてみましょう!
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