2017年10月04日更新

【保存版】サンドペーパーの基礎。番手ごとに正しく使い分けよう

紙状のシートに研磨材を塗ったサンドペーパー(紙ヤスリ)。木・金属・ガラスなどをけずったり磨いたり、切断した木材のバリとりや塗装前の下地研磨などさまざまな場面で使われるDIYの基本アイテムです!今回はサンドペーパーの基礎知識をすべてご紹介いたします。

バンデラス
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サンドペーパーの用途

・木材のバリ取り

切断した木材やホームセンターで購入してきた無垢材は、バリや表面が毛羽立った状態にあります。それをサンドペーパーで磨いて滑らかな表面を作ることで、触れても木のトゲが刺さらない安全な状態へと加工します。

 

・塗装前の下地作り

木材にそのまま塗料を塗ると、木材の凹凸がそのまま残ってしまったり、接着剤や手垢の付いている部分だけ塗料のノリが悪くなってしまいます。サンドペーパーで研磨して滑らかな表面を作ることで、仕上がりが大きく変わってきます。

 

・刷毛跡の処理

塗装で最もよく使われる刷毛ですが、使用する塗料や塗り方によって刷毛跡が残ってしまいます。そのままの状態も手作り感があって良いですが、滑らかな仕上がりにしたい場合には#400のサンドペーパーで磨くときれいに仕上がります。

 

・エイジング加工

経年劣化で塗装が剥げたような雰囲気のエイジング加工にはサンドペーパーが用いられます。塗料が乾いた後で、ゴシゴシとサンドペーパーで塗装を剥がしていくことで、リアリティのある仕上がりになります。木材の場合には角を中心に削って落としていくと良いです。

 

・面取り加工

木材の角を丸く仕上げる面取り加工は、トリマー以外にも電動サンダーを用います。細かな部分の場合には、通常のサンドペーパーを用いた方が安全に行えます。

 

・ウェット研磨

塗料にワトコオイルなどのオイル系のものを使う場合に、2度塗りが乾いていない状態で#400のサンドペーパーを使って磨いていきます。これにより、オイルと木くずが混ざったペースト状のものが木材の凹みに入り込み、より滑らかな表面とツヤのある仕上がりにしてくれるのです。

 

・金属のサビ取り

金属のサビ取りにはディスクグラインダーを使うことがありますが、この機械は慣れるまではかなり危険な道具です。薄めのサビならサンドペーパーを使って削っていく方が安全といえます。

 

サンドペーパーの番手と選び方

サンドペーパーの粗さの事を番手と呼び、#と表記します。番手は#40~#2000までの数字で表されていて、数字が小さいほど目が粗く、大きいほど目が細かくなります。研磨では通常、粗いものから細かいものを順番に使ってい区のですが、効率的に磨くには番手を1.5~2倍の数値の番手を使うのが良いです。
(例:#120→#240→#480)

番手ごとの用途

#40~#100 荒目(あらめ)
荒材の加工や塗装をはがす作業の際に使用します。あえて材料の表面を荒くしたい場合にも使えます。

#120番~#240 中目(ちゅうめ)
凹凸した材料の加工や塗装前の下地としては荒目ですが、工作用などでは仕上げにも使われ用途がもっとも多い番手です。

#280~#400 細目(さいめ)
塗装前の下地調整に最適、塗装時のノリが良くなり、塗装がはがれにくくなります。塗装しなくても充分な滑らかさに仕上げることが出来ます。

#400~#800 極細目(ごくさいめ)
重ね塗りする前の下地調整には最適な粗さです。また刷毛跡を削ったり、ウェット研磨にも使われます。

#1000~#2000 超極細目(ちょうごくさいめ)
木工DIYではあまり使用する機会はないのですが、金属の汚れやサビ落としなどに使用します。金属をピカピカに仕上げる鏡仕上げに用いられる番手です。

 

サンドペーパーの種類

・サンドペーパー(非耐水性)

学校や一般家庭にもっとも普及しているサンドペーパーです。木工・ 工作・ホビーなど簡単な用途に最適です。

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サンドペーパー

・耐水ペーパー

紙に耐水加工されているため水に濡れてもやぶれにくくなっています。洗面、トイレ、バスなど濡れている場所やウエット研磨に使用します。

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耐水ペーパー

・布やすり

非耐水性のサンドペーパーよりも強度があり、やぶれにくいため主に電動サンダーに付けて使用します。手動で多くの木材をやすりがけする場合にも、やぶれにくい布やすりの方が効率的です。

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布やすり

・メッシュシート

メッシュ構造のため目詰まりがしにくく空研ぎや水研ぎが可能になります。耐久性に優れて両面使用できるのですが、他のサンドペーパーと比べると高価ではあります。ポリネットシート、サンディングパッドの別名で販売されていることも。

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メッシュシート

 

サンドペーパーの使い方(木工編)

1サンドペーパーをちぎる

まずは、必要な番手のサンドペーパーを欲しいサイズに手でちぎります。このときにハサミを使ってしまうと、刃が傷ついてしまうので要注意です。

2あて材を使う

当て板として、不要な木材にサンドペーパーを巻き付けて平坦な面を作ります。こうすることで木材のトゲが刺さるなどのケガ防止にもなります。

他にも、テーブルにサンドペーパーを貼りつけて磨く方法もあります。

3木口のバリをとる

いよいよ研磨、最初に木材の木口に当ててバリ取りをします。バリに逆らうように削ると、引っかかって余分な木材が欠けてしまうので方向には注意してください。丸く削るようなイメージで、サンドペーパーを動かしてバリを取ります。

4木目にそってサンドペーパーを滑らせる

次に木目に沿って、一定方向にサンドペーパーを当てていきます。木目に逆らってジグザグに動かしてしまうと余分な傷が付いてしまい、表面がむしろザラザラになってしまいます。#120での研磨が完了したら、同じように#240のサンドペーパーで研磨します。

5木屑を拭き取る

木くずをふき取って研磨完了です。好きな色に塗装をしてみてくださいね。

 

研磨作業を効率的に!合わせて使いたい道具

サンドペーパーはそのまま破って使う以外にも、道具にサンドペーパーを取り付けて効率的に研磨作業を行うこともできます。

・ハンドサンダー

当て板を使った研磨の不便さは、木材のサイズによって持ちにくく、磨いているうちにサンドペーパーが外れてしまうこと。ハンドサンダーはサンドペーパーのパチンと挟んでズレないし、持ち手もあるので作業がしやすくなります。

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ハンドサンダー

・電動サンダー

電動サンダーは大きく分けてオータービルサンダー、ランダムサンダー、マルチサンダーの3種類があります。オータビルサンダーには市販のサンドペーパーが使用できますが、ランダムサンダーとマルチサンダーには専用のサンドペーパーが必要になります。電動サンダーの使い方:研磨の必需品!サンダーの使い方・基礎知識

関連リンク
研磨の必需品!サンダーの使い方・基礎知識

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電動サンダー

 

サンドペーパーは縁の下の力持ち的な存在

DIYでは切断した木材のバリとりや塗装前の下地研磨処理の作業になくてはならない重要な存在です。適切なサンドペーパーを使用してクオリティ高く仕上げましょう!

この記事を書いた人

バンデラス

バンデラス

コラムライターのバンデラスです。
世界観のあるDIYが好きで自分が作るときもストーリーから考えます。
DIYネタを求めてカフェを巡っていたりもします。

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