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2017年05月26日更新

知ってるようで知らない?サンドペーパー(紙やすり)をていねいに解説

研磨やバリとり、アンティーク加工とDIYで登場回数の多いアイテム、サンドペーパー。しかし使う機会が多いからこそ、種類やその違いについて詳しく知っている人は少ないのでは?今回は改めてサンドペーパーをしっかり解説します!

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makit(メキット)編集部

 

そもそもサンドペーパーって?

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鉄や木材の研磨作業などに使われるヤスリのことで、紙や布でできた「基材」、木材などに触れて磨いてくれる「研磨剤」、2つをくっつける「接着剤」の3つから成り立っています。番手と呼ばれる数字が小さいほど目が粗く、大きくなるほど細くなっています。鉄を磨く時などに使われる耐水ペーパーはサンドペーパーの一種です。

 

サンドペーパーの適切な番手は?

サンドペーパーには様々な番手があります。それぞれ削れる度合いと削った後の仕上がりが全く違うので、適した番手を選ぶことが大切です。ではどの番手でどのような使い方をするのか見ていきましょう。

 

粗目 #40〜#100

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  • ペンキ塗装をはがす
  • 荒材のサンディング
  • 木材の形を変えるほどの削り作業

中目 #100〜#240

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  • 荒材への塗装前のサンディング
  • 錆や焦げを落とす
  • 木材の形をある程度整える

細目 #240〜#800

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  • 一般的な木材への塗装前のサンディング
  • 木材のバリ取り
  • 重ね塗りの下地調整
  • 木材の仕上げ

極細目 #800〜(写真はスポンジタイプ)

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  • 塗装面の仕上げ
  • 金属や石などのへ研磨やツヤ出し

以上が目安です。基本的に塗装作業が進むにつれ、番手の数字を上げていくことになりますが、その際は「今の数字の1.5倍〜2倍」くらいにすると効率的かつ綺麗に仕上がります。番手2000以上は金属の研磨くらいしか使わないので、木工DIYでは40〜1200くらいまであれば十分です。

 

耐水サンドペーパーとは?

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耐水性の紙を基材に使ったサンドペーパーです。油や水をつけて使うことができ、金属や石への研磨に適しています。ちなみになぜ水や油をつけるかというと、普通の乾いたサンドペーパーで金属や石を磨くとすぐ目詰まりしてしまうからです。

購入はこちら
耐水サンドペーパー

 

変わったサンドペーパー

ここからは一味違う進化を遂げたサンドペーパーを紹介します。

 

マルチサンドペーパー

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曲面や角など複雑な形状に対応できるサンドペーパーです。専用の替ベルトが必要ですが、細かな研磨をする頻度が高いなら持っておくと便利です。

購入はこちら
マルチサンドペーパー

網タイプのサンドペーパー

丈夫で網状なため削りカスが逃げやすく、紙や布のサンドペーパーより長く使うことができます。しかしその分紙や布のサンドペーパーより価格は高いです。

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購入はこちら
三共理化学 FS 網目両面ヤスリ

スポンジタイプのサンドペーパー

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スポンジの表面に研磨剤が塗布されたもので「サンディングスポンジ」などの名前で呼ばれています。柔軟性があるため、でこぼこしたものや曲面の研磨に最適です。

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タワック サンディングスポンジ 中目

 

研磨に欠かせないサンドペーパー!

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お世話になることの多いDIYの基本アイテム、サンドペーパー。基本からきっちり押さえてクオリティの高い作品作りを目指しましょう。

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