2017年10月06日更新
木材の切断になくてはならない鋸。DIYerなら切れ味抜群のものを1本は持っておきたいですよね!今回は「年間実績100万丁」という、世界最高レベルの切れ味と引き速度を誇る鋸「シャークソー」について、その人気の理由をご紹介します。
監修者 : 株式会社髙儀 高橋 哲也
現在、鋸専用の製造工場では、40種類以上の刃を製造し、輸出・国内様々なルートへの販売をおこなっております。 伝統と革新に裏付けされた確かな安全性や機能性、意匠性。 その密接な関連性を損なうことなく、これからも我が社の想いを鋸に込め、世界に伝え続けてまいります。
目次
「シャークソー」は、サメの強く鋭い歯を意味する世界最高の切れ味と引き速度を誇る鋸ブランドです。
そんな「シャークソー」を生産しているのは江戸時代末期創業、日本の引き鋸を世界中に広めているメーカーである株式会社高儀。
創業から150年もの「歴史」と「経験」はもちろん、新潟県の刃物・金物の町「燕三条」という場所で時代に応じた「最新テクノロジー」を活かして、年間実績100万丁を超える「シャークソー」を生産しています。
この「シャークソー」がDIYerから大工職人にも愛され、売れ続けている理由をご紹介します!
鋸の刃って硬すぎると折れやすいし、柔らかすぎると刃先がすり減ってしまうもの。微妙な硬さに仕上げないと寿命が短くなってしまうんです。そこでシャークソーは「衝撃焼入」という焼入れ技術を採用。
刃の1つ1つをミクロ単位で丹念に最適な硬さに仕上げているとのことで、摩耗を軽減して永く使えるそうです!確かに刃1本1本にしっかり焼入れされてますね。
鋸を使っていると、作業が進むにつれて引き速度が落ちて重くなり、切り口も歪んでしまう…なんてことないですか?この理由は、切断した面との摩擦抵抗。
通常、鋸刃には刃を1枚ごと左右に曲げて木材と鋸刃の摩擦を減らすための「アサリ」があります。
シャークソーはそのアサリを進化させた「千鳥アサリ技術」を使用。また、刃の先端角度をはじめ、1つ1つの刃に対して、それぞれ最適な角度をつけているので、いつでもスムーズに切断できるんです!
鋸は金属でできているからこそ錆びることもありますよね。そのために全然切れなくなってしまった!なんてことも多々。
そんな劣化の原因になる水分や酸素が鉄に触れることを防いでくれる「クリアコーティング技術」のおかげで、シャークソーは錆びにくくなっています。
これは、日本だけでなく世界中のプロにも愛用されているシャークソーならではのこだわり技術です。
鉄でできている鋸が「海」を超えることは最も過酷な環境。この「クリアコーティング技術」により、海外のユーザーの元へ錆びることなくお届けすることができます。その技術は結果として鋸にとって劣悪な環境でも最高の性能を保てるようになっているようです。
鋸を素手で使っていると、汗がにじんできて手がつるっと滑ることありますよね。
シャークソーは膨大な素材のなかから厳選した「サーモプラスチックラバー素材」を採用されております。
以上4つの秘密によって「シャークソー」は、サメのように強く鋭い刃を絶やすことなく保ち、年間100万丁のペースで売れ続けているのでした。150年もの歴史と経験、最新テクノロジーによるこだわり技術をぜひ実感してみてくださいね。
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