2018年08月09日更新
心地のいい時間が流れる部屋には、いつも素晴らしい家具があるもの。いい家具は素敵な空間を作り、素敵な空間は心地いい時間を作ります。でもいい家具を探すのはなかなか大変ですよね。そこで今回はおすすめの椅子をいくつかご紹介します。自分のほしい部屋に合うものを探してみてください。
旅行から帰ってきた時や友達を招いた時などに、お家のインテリアが気になったりしませんか?
疲れて帰ってきた体を優しく受けとめてくれる。そこにいるだけで気持ちのいい空間を作ってくれる。洗練されたデザインの家具には、機能や性能はもちろん家の中を快適にしてくれる雰囲気のようなものがあります。
おしゃれな家に住みたい。素敵な家具が欲しい。そんなふうに思ったときは、新しい家具を買うタイミングなのかもしれません。
しかしそう思って椅子を探しに行こうとしても、どこへいけば素敵な椅子と出会えるのかわからないこともあります。
おしゃれな椅子や家具を探すなら、まずはライフスタイルショップへ行ってみるのがおすすめ。
東京なら自由が丘、大阪ならオレンジストリートにはダルトンやイデーショップ、アクメファニチャーといったショップが集まっています。各店の素敵なインテリアに触れながら街を歩くとそれだけで楽しいですよね。
地方の都市に住んでいる人はD&DEPARTMENT PROJECTや、アクタスなどの全国展開しているお店を探してみましょう。あまり都会ではない場所にも、 長野県上田を拠点とするハルタのようにその土地ならではのショップが展開されていたりします。まずは近くのお店を探してみると、意外な発見があるかもしれません。
椅子を探すときは、座面の高さに気を配りましょう。足がぶらぶらするほど高い座面は太ももを圧迫し、姿勢も悪くしてしまいます。
人間工学では快適にすごせる高さが決まっており、「身長×0.25-1」が最適とされています。例えば身長170cmの男性なら41.5cmということですね。まずは高さに気をつけて椅子を選びましょう。
ではここからはお気に入りの一脚を見つけるために、椅子の選び方をダイニングチェア、リビングチェア、デスクチェアの3種類に分けて紹介していきます。
ダイニングチェアの役割はインテリアの一部として食卓を彩ること。あなたの食卓が楽しくなるような椅子を見つけましょう。それにはテーブルとテイストを合わせることが成功の秘訣です。
例えば、木製で明るい色のテーブルにおすすめなのがウィンザーチェア。長い歴史を持つチェアで、17世紀のイギリスで生まれ、庶民の家具として今日まで親しまれてきました。木製の家具に囲まれた暮らしの中で作られた飾りすぎないデザインは、ナチュラルなアイテムと相性がいいのです。日本の食卓にも多く取り入れられていることからも人気がうかがえますね。ただし椅子に限らず、家具の輸入品は日本人には大きすぎることがあります。一度座るなどしてサイズを確かめてから購入しましょう。
リビングで使う椅子に求められるものは、リラックスした雰囲気や安らぎを感じる時間を作れること。リビングにいるのが楽しくなるような、柔らかな座り心地と心和むデザインの椅子を探しましょう。
例えば、ミッドセンチュリーの時代から半世紀に渡って愛されるイームズチェアにクッション加工をした椅子なら、きっとそれを叶えてくれるでしょう。どんなリビングを作りたいのかを想像し、お茶を飲んだり友人と話したりしたくなるようなものを探してみてください。
デスクチェアに求められる役割は、読書や仕事に長時間集中できる環境を作ること。 体をしっかり支えて長い時間座っていられる性能と、本やパソコンに集中できる奇抜すぎないデザイン、この2つを兼ね備えた椅子がおすすめです。
工業的な美しさを感じるこの「カステリチェア」はイタリアのジャンカルロ・ピレッティ氏によるデザイン。幅の広い座面なので体を安心してあずけられ、決して派手ではないスタイリッシュさが仕事に集中できるデスク環境をつくってくれます。デスクの椅子を探すときは、本を読んでいる時間が楽しくなるようなものを探してみてください。
ダイニング、リビング、デスクの3つのシーンに分けて椅子を紹介させてもらいました。ライフスタイルショップや本格的な家具ストアではこのようなものを探してみてください。しかし、こういった家具たちは本格的である分お値段が高いのがネックです。おしゃれな家具はほしいけど、できれば費用はおさえたいですよね。
そこでここからは、手に入れやすいお値段の椅子の中で、理想の暮らしに近づけるような椅子を紹介していきます。
イギリス伝統のウィンザーチェアのスタイルを受け継ぎ、お求めやすい価格になった商品。長い歴史に裏打ちされた美しさはそのままとなっています。3色のカラーバリエーションでいろんな食卓に合いそうですね。木のぬくもりを感じるインテリアや、ナチュラルな北欧のデザインが好きな方におすすめできるアイテムです。
・価格:8,240円〜
・座面高さ:45cm
・床から背もたれまでの高さ:90cm
アイアンと木材を組み合わせたカフェ風のダイニングチェア。木部に使われているのは安価なパイン材ですが、木目を強調する仕上げが美しく、それを感じさせません。ホワイトやイエローなどのカラーバリエーションも豊富。色違いで揃えるのもおしゃれですね。
・価格:2脚セットで16,480円〜
・座面高さ:44.5cm
・床から背もたれまでの高さ:84cm
北欧の伝統的なスタイルを受け継ぎ、発展させたスタイルのチェア。シンプルで美しい木材の使い方はそのままに、他にはないデザインの肘置きを配置することで、ナチュラルながらも人目を引く椅子となりました。北欧インテリアは好きだけど、少し変化をつけたいという人におすすめ。
・価格:12,600円〜
・座面高さ:42cm
・床から背もたれまでの高さ:81cm
映画の中に登場しそうな雰囲気のあるスツール。足は床ではなく足置きに置くタイプなので、バー形式のダイニングなどに適しています。レンガ壁やブルックリンスタイルのインテリアが好きな人におすすめ。
・価格:10,692円〜
・座面高さ:47cm
・床から背もたれまでの高さ:73cm
ミッドセンチュリーデザインの名作、イームズのシェルチェア。長く愛されている定番のフォルムだけあり、幅広いインテリアによくなじみます。こちらも色違いがたくさんあるので、好みのカラーを探してみてください。
・価格:2,780円〜
・座面高さ:44.5cm
・床から背もたれまでの高さ:80.5cm
デニム生地のマットとアイアンの部材が渋い1人用ソファ。カラーバリエーションが3色あり、男前スタイルだけでなく様々なインテリアに対応できます。リビングに置くなら、色は少なめで艶のあるものはあまり使わないヴィンテージスタイルか、硬くてハードなアイテムを使ったロックスタイルがおすすめです。
・価格:19,990円〜
・座面高さ:36.5cm
・床から背もたれまでの高さ:74cm
革張りの落ち着いた外見ですが、折りたたみができるというすぐれもの。けっしてチープなつくりではないのでヴィンテージインテリアや高級感のあるインテリアにも合わせられます。ゆったり落ちつける椅子が欲しいけど部屋を広く使いたいという人におすすめ。
・価格:14,040円〜
・座面高さ:48cm(一番高いところ)
・床から背もたれまでの高さ:68cm
マシュマロのような座面とスレンダーな脚のコントラストがおしゃれな椅子。モダンなインテリアにぴったりです。白や黒の艶のある家具など、シンプルで現代的なテイストが好きな人におすすめです。
・価格:12,000円〜
・座面高さ:44cm
・床から背もたれまでの高さ:76cm
イームズシェルチェアのデザインを受け継ぐレザーチェア。ちょっと変わった見ためですが、案外いろんなインテリアに合わせることができます。ダイニング、デスクまわりと場所を変えて使いたい人におすすめです。
・価格:15,800円〜
・座面高さ:44cm
・床から背もたれまでの高さ:74cm
くすんだ色のレザー、マットブラックの鉄部材がヴィンテージな雰囲気を醸し出す椅子。天然のヤギ皮を使っており、使い込んだ後の味の変化も楽しめます。デスクチェアとして置くなら、インダストリアルな部屋かイタリアンアンティークな部屋がおすすめ。ガス管を使った家具や、艶のある赤っぽい天然木のテーブルなどが好きなら検討してみてください。
・価格:14,990円〜
・座面高さ:44cm
・床から背もたれまでの高さ:70cm
木と鉄の素材感、そしてオーソドックスに組まれた部材がクラシックな雰囲気を醸し出すデスクチェア。肘置きがあるのも事務仕事をするときにはちょっとうれしいですね。木のぬくもりを感じる空間が好きな人におすすめです。
・価格:9,990円〜
・座面高さ:40cm
・床から背もたれまでの高さ:76.5cm
オイルレザーが醸し出すクラシックな雰囲気と、現代的なシルエットのアンバランス感が魅力。デスクの前に置くだけで部屋が引き締まりそうな主役級の椅子です。人とちょっと違うインテリアが好きな人におすすめ。
・価格:36,000円〜
・座面高さ:調整可能
・床から背もたれまでの高さ:79.5cm
家具屋さんのベッド売り場に行くと「睡眠は一生の3分の1。だからベッドにはお金をかけよう」と書いてあったりします。
それはそうだなと思いつつ、でもそれなら自分の部屋で過ごす時間のほうがながいのだから、インテリアにもお金をかけていいんじゃないかとも思います。自室で過ごす時間も人生の一部。素敵な部屋をつくることは人生を楽しむ方法のひとつではないでしょうか。
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