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2020年05月12日更新

断熱強化で快適ライフ!断熱材のDIY方法のご紹介

床や壁(床下や天井)のリフォームDIYで欠かせないのが住宅であれば断熱材です。スタイロフォームと言う素材の断熱材をご存知でしょうか。発泡スチロールのような素材で熱を遮断してくれる素材です。ホームセンター等で安く購入することが可能で施工も簡単です。そんな断熱材の施工方法を今回ご紹介したいと思います。

この記事の監修者

監修者 : DIYer 福島 新次

1980年生まれ。元メンズノンノ専属モデルの経歴を持つ。昔からモノ創りが大好きで、様々な物を自らの手で作っていた。現在、田舎に築50年の古家を購入、全て一人でリノベーション中。また古民家改修プロジェクトを監修していく。

断熱材DIYのメリット

昭和の家は壁の外側はトタン一枚で、外気温イコール室内って感じで、夏は暑く、冬は寒いです。 特に冬は底冷えを感じます。 暖を取る方法は、たくさんありますが(石油ストーブ、ガスストーブ、エアコン、電気ストーブ、薪ストーブ)どれもかなりの熱量を必要として、光熱費がかかる上に、どんどん外に放熱していってしまうので、あまり暖まらない。なので断熱をした方がエコライフだと言えます。

断熱材の種類、スタイロフォームとは?

スタイロフォームと言う素材の断熱材をご存知でしょうか。 発泡スチロールのような素材で熱を遮断してくれる素材です。 一枚(910×1820)の大きさで、厚みが1.5cm〜10cmまであります。 一般的に床や壁に使用するのであれば、垂木の厚み分入れればOKなので 1.5〜4cmぐらいの物を選びましょう。 分厚ければ断熱力は増しますが、その分費用もかかります。 今回は2.5cmの厚みを使用しました。 そもそも、解体なしに壁に入れれる厚み的にも2.5cmが限界だったので! 今回は、築50年の昭和レトロの洗面所(2畳)のエリアに断熱材を床と壁に入れる方法を紹介していきます。 blank

断熱材DIYで用意する物

・スタイロフォーム厚み2.5cm(4枚) ・WZピン ・長めの定規(1.8mぐらいの長物であればなんでもOK) 私はベニア板を加工して定規を作りました。 ・カッターナイフ

今回使用したスタイロフォームはこちら

近くにホームセンターがあるなら自分で買いに行った方が安く買えると思います。私は一枚980円で購入しました。

1.寸法を測ってスタイロフォームを切る

まずは壁から、はめ込みたい場所の寸法を測って スタイロフォームを切ります。 切るときにカッターナイフを使用します。 このとき、一度で切ろうとするのでなく、3、4回に分けて同じ箇所を少しづつ切れ目を入れるように切っていくと、簡単に切れます。 私の場合は壁のから柱の厚みが2.5cmだったので、2.5cmを選びました。 blank

2.部屋側に密着して断熱材を入れる

断熱材を入れるポイントは、部屋側の壁側や床側と断熱材になるべく隙間(空気層)を作らないことがポイントです。(部屋側の壁と密着していること) なぜかと言うと、空気層が入ってしまうと、この空気温が部屋側に熱が伝わってくるからです。ダウンジャッケットでもしっかりジッパーを閉めているから暖かい訳で、ジッパーを空けて空気がガンガン入る状態だといくらダウンの質が良くても、熱が逃げていくようなものです。なのでなるべく、部屋側に密着できるように施工してください。 blank 床面も同様に寸法を測って断熱材を入れてください。

3.WZピンを使用して断熱材を固定していく

こちらは壁と違って垂木の間は、断熱材を支えるものがありません。そこで使用するのが、WZピン。 このピンを使用することで、ちょうど面(ツラ)垂木の高さと一緒の高さに統一することができます! blank WZピンにもサイズがあるので、断熱材と同じ厚みのもの購入しましょう。ある程度の間隔で(断熱材が落ちなければOK)ピンを止めてください。ピンの先がガビョウのようになっているので、指で押せば垂木に刺さります。 blank

4.断熱材固定後好きな資材を施工

断熱材が施工できれば、 ・透湿防水シ-ト(どちらでも可) ・ベニア板 ・フローリング材 と貼っていけば完成です。 blank その他資材の貼り方などは別の記事で公開していきますので、お楽しみに!

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