2021年06月02日更新
やっぱりDIYで使いやすくて手に入りやすい素材といえば木材ですよね。木材特有の風合いは他では代替えできない素敵さがあります。でも、ウッドデッキやガーデニングアイテムなど屋外で木材を使いたい!となった時には、屋外用の塗装をしなければすぐに木材は傷んでしまいます。今回は木材を屋外の厳しい環境から守ってくれる使いやすいカンペハピオ「水性木部保護塗料」の色見本と塗り方を紹介をします。
監修者 : 株式会社大都(DIY FACTORY) makit(メキット)編集部
makit(メキット)編集部はDIYを通して暮らしやインテリアに特化したコンテンツをお届けします。道具の使い方のコツや、素敵なDIYのレシピ、上手な塗装のテクニックなど自分好みの暮らしを愉しむためのノウハウをお届けします。あなただけの雰囲気のある、世界にたった一つの住まいを一緒に作り上げていきましょう。
目次
一般的に木材への塗装は木材の色を変えて見た目を美しくしたり、腐食や汚れに対する強度をアップさせてくれる効果があります。 カンペハピオの木部保護塗料は、屋外での使用による様々な外的要因から木部を守ってくれる心強い保護塗料です。
塗料には大きく分けると、水性と油性とラッカータイプの塗料があります。 これは塗料の成分を溶かしている溶剤の種類によって異なるのですが、カンペハピオの木部保護塗料は水性なので、有機溶剤が入っておらず安全に使用することができます。
塗装作業の天敵といえば、あの独特なペンキ臭ですが、この塗料は水性なので嫌な臭いが少なく、作業のストレスも少なくて、風通しのいい屋内などでも塗装が可能です。
塗装後の道具を洗う時、油性の塗料だと専用のシンナーうすめ液が必要になりますが、 水性タイプの塗料は水道水で水洗いできるので、ご家庭でも使いやすい塗料です。
木材は通常、塗装をしないまま屋外で使用するとあっという間に傷んでしまいます。
屋外は害虫、カビ、紫外線、雨など木材の天敵が非常に多く、屋外用の塗料で保護してあげなければ長い間使うことができません。
左は屋内で1年、右は屋外で1年使用した無塗装の椅子です。
屋外で使用していると虫や水分などにより徐々に腐っていってしまいます。 木部保護塗料には防腐剤、防かび剤、防虫剤が入っており、塗装することで、木材を害虫や腐食から守ってくれます。
はじめはDIYで綺麗に作ったものでも、太陽の紫外線が当たると、人間の肌と同じく日焼けをします。日焼けすることで木材の色が濃くなったり、暗いグレーへと変化してしまい、元の美しい木材の表面ではなくなってしまいます。 木部保護塗料には紫外線吸収剤が含まれているので、木材を長期間美しい状態で保ってくれます。
カンペハピオの木部保護塗料は木材に浸透することで木材を守ります。 半透明の塗料により仕上がるので、木材の木目を活かした状態で着色することができます。 お好みに合わせて木材を染めてみましょう。
乾燥時間は気温が 20℃の状態で約1時間程度、冬場は2時間程度と非常に乾燥時間が早く、作業性がとても高いです。 乾燥待ち時間が少なく、塗り重ねは約2時間ほど待てば塗装が可能と作業がスムーズですね。
・ウッドデッキ
・ログハウス
・パーゴラ
・ラティス
・プランター
などの屋外で使用するようなガーデニング木製品に最適です。
・羽目板
・窓枠
・破風
・戸袋
・板塀
など家まわりの木部分の塗装やメンテナンスにも活用できます。
失敗しないキレイな塗装は正しい手順からです。木部保護塗料の失敗しにくい塗装方法を紹介しますね。
木材の表面には油分やゴミが付着していることがあります。 毛羽立ちや荒れた表面は塗装後の仕上がりにも影響するので、120番以上のサンドペーパーで木目に沿って研磨し木部の表面を整えます。研磨後は、ウエス等できれいに拭き取ります。
塗料の成分が偏らないよう、容器を逆さまにしてよく振ります。フタを開けたら、棒などで缶の隅を浚うように十分にかき混ぜましょう。
新品のハケを使う場合は、袋から開けてすぐに塗料につけるのではなく、抜け毛やホコリを落とすため、手でしごいて処理しておきましょう。
木材に塗料を塗っていきます。ハケに塗料がつきすぎてボタボタに塗りすぎないように、塗料カップや缶の端で余分な塗料を落とします。 狭い面を少しずつぬるのではなく、できるだけ一気に広い面を塗ると、境目がなく綺麗に塗れます。
塗装は木材木目に沿って塗っていきましょう。 木目方向に塗ることで、塗料ムラが目立ちにくくなり美しい仕上がりになるだけでなく、ハケの塗料持ちもよくなるので、作業性もアップします。
2時間以上乾燥させ、塗料がしっかりと乾いたら2回目を塗ります。 1度目ほど塗料の吸い込みはないので、塗装する塗料は少し減ります。 もし1度目の塗装の時に気になる汚れやささくれが表面にあった場合は、2度塗りの直前に320番〜400番程度のサンドペーパーで磨き落としておきましょう。
直射日光を避け、風通しの良い場所で乾燥をさせます。 1~2時間で触ることはできるようになりますが、屋外での使用は丸一日置いてからの方が安心です。
この塗料は木材に浸透することで塗装、保護することができるので、ニスやワックスなど表面から水分の染み込まない素材には塗装ができないので、あらかじめ塗る木材は確認しておきましょう。
0.2L・・・1~1.4㎡(タタミ約0.7枚分)
0.7L・・・3.5~5㎡(タタミ約2~3枚分)
1.6L・・・8~11.4㎡(タタミ約5~7枚分)
3.2L・・・16~22.7㎡(タタミ約10~14枚分)
7L ・・・35~50㎡(タタミ約22~31枚分)
ホームセンターでよく見かける、1バイ4をベースに色見本を作ってみました。
左から/とうめい/スプルース/ピニー/カスタニ/チーク/オリーブ/ウォルナット/マホガニー/です。
木材の色がほとんど変わらないので、素材をそのまま活かした仕上げにしたい方におすすめです。
少し黄色味がかった色をしており、カンペハピオ木部保護塗料の中では薄めの色合いです。
ナチュラルでやさしいオレンジをしているので、ガーデニング用品などにもマッチしやすいかもしれませんね。
明るめの茶色で、どこで使っても相性の良さそうな使いやすいカラーです。
カスタニより少しだけ赤みがある赤茶色をしています。落ち着いた色合いです。
スプルースの黄色味がなくなって、もう少しこげ茶にした感じです。こちらも使いやすそうなカラーですね。
カンペハピオ木部保護塗料の中では一番濃いこげ茶色です。深みがあり、シブめの色なので、大人な落ち着いた雰囲気が出ます。
赤みが強いカラーです。ガーデニングなどで使えば緑色との対比で華やかな見た目になるかもしれませんね。
個人的に一番嬉しいポイントは屋外での保護効果があるのに水性だったことです。どうしても油性だと匂いや作業場所が気になってしまいましたが、水性塗料は気軽に塗ることができるのでDIYにはぴったりです。 色も浸透系の塗装なので、自然に染まってくれるので、安価な木材でも風合いがぐっと増して色々な場面で活躍してくれそうです。 屋外で使えて木工DIYをさらに気軽に楽しむことができる木部保護塗料の紹介でした。
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※この記事は株式会社カンペハピオとの共同PR企画です。
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