2021年11月12日更新
少しDIYに慣れてくると、面の飾り加工や溝堀り加工ができるトリマーが欲しくなりますよね。トリマーを使えば手工具だけでは難しかった精度の高い加工も簡単綺麗に仕上げることができます。今回はお手軽価格ながらもビギナーからプロまでおすすめのE-valueのトリマーをおすすめします。
監修者 : 株式会社大都(DIY FACTORY) makit(メキット)編集部
makit(メキット)編集部はDIYを通して暮らしやインテリアに特化したコンテンツをお届けします。道具の使い方のコツや、素敵なDIYのレシピ、上手な塗装のテクニックなど自分好みの暮らしを愉しむためのノウハウをお届けします。あなただけの雰囲気のある、世界にたった一つの住まいを一緒に作り上げていきましょう。
目次
トリマーは先端に取り付けた専用のビット(刃物)が回転することによって木材を色々な形に加工することができる電動工具です。
ルーターの先端ビットには様々な種類があり、溝を掘るためのビット、面を均一に削るビット、角を飾り加工するビット、組み合わせるジョイント部分を作るビットなどなど多岐にわたりますが、基本的にはルーターが一台あればビットを付け替えるだけで色々な加工ができるので、一台持って置くだけで加工の幅がグッと広がるおすすめの電動工具です。
E-valueは金物の街、兵庫県三木市の老舗メーカー「藤原産業」のDIY向け工具シリーズです。歴史が長く、多くの作業工具や電動工具を作っている国内ブランドなので、信頼と安心感がありますね。特にE-valueは手頃な価格ながらも使いやすい商品が多く、DIYerにはおすすめのブランドです。
E-valueのトリマーは細身のボディなので手が小さい方でもしっかりと握り込むことができ、安定した加工ができます。また本体からベースプレートまで突起物が少ない設計になっているので、どの方向でも握りやすい形状をしています。
トリマーを使う際には本体の向きは一定ではなく、加工面が見やすい角度で削ったり、角部分では慎重に進めるために本体をゆっくり回して加工したりするので、どこでも握りやすいというのは使いやすいポイントの一つです。
トリマー加工に必要なベースプレートからのビットの出具合調整は、ベースプレート上部のゴムローラーを回すことで微調整が可能です。
誰でも手軽に親指でささっと微調整ができるので、削り深さを何度か試してみることも楽ですね。
先述したように、トリマーの深さ調節はとても重要なポイントです。ベースプレートの高さは頻繁に調整する必要はあるけれど、加工中はしっかりと止まってくれないといけない。そんなパーツですが、E-valueのトリマーはワンタッチでしっかりとベースの固定ができ、取り外す時も直ぐに解除ができるので作業性抜群です。
初期状態なら触ることはありませんが、側面のネジを調節すれば締め強さを調整することもできます。 ただしあまり自分でキツキツに設定してしまうと負荷がかかりすぎるので注意が必要です。
トリマーは付属パーツが多い工具なので、しっかりした収納箱がないとパーツがなくなってしまった!ということもよくあります。 スパナやガイドなんかはなくなりやすいです…。
こちらのトリマーは付属パーツを含めハードケースに入った状態で販売されているので、付属パーツをなくす心配も少なく、収納にも持ち運びにもとても便利です。お手頃価格なのにハードケース付きというのはかなりのおすすめポイントです。
パワーの目安となる消費電力は「450W」回転数は「29000回転/分」とビギナーからプロまで満足に使用することができる性能です。 実際に削った感覚も安定した回転で木材をストレスなくサクサクと削ってくれたので、作業性に優れている機種ですね。
E-valueのトリマーはホームセンターやネットショップで購入することができますが、トリマーの中でも比較的購入しやすい価格で販売されています。
しかし、流石E-valueシリーズ。本体と付属パーツは全体的にしっかりとした作りをしており、他の日本メーカーの物と比べても全く遜色はありませんでした。 ハードケース付きで後述の付属パーツも充実していてこの価格は他にはないのではないかと思うほどのコストパフォーマンスの高い商品です。
ビットを取り付けるために必要な工具です。 小さいスパナで本体部分の軸を固定し、大きいスパナで六角を締めることでビットをしっかりと固定することができます。
一般的に使いやすいとされるストレートビットが一本初めから付属で入っています。 これが一本あれば溝加工や切り出し加工もできるので、初めはこの一本で色々な加工を練習してみるのもいいかもしれませんね。
平行ガイドを使えば手軽に正確な直線加工をすることができます。
ビットから平行ガイドまでの距離を調整することで好きな位置に真っ直ぐの溝を加工することができます。
平行ガイドの高さを調節すればベースプレートより短い位置の直線加工もすることができます。
平行ガイドにある穴を利用しコンパスのように加工することで正確な円を切り出すことができます。
平行ガイドの位置固定用穴から、ビットまでの距離を半径として調節します。
平行ガイドの固定用穴から木材に向かって、回転できる程度の強さでネジを止めます。
本体を浮かした状態で電源を入れて、回転が安定したらゆっくりと材料へ下ろし、半時計周りにトリマーを回して加工をします。
正確な円切り加工は他の工具ではかなり難しい加工なので、トリマーを使いこなすことで作れるモノの精度がグッとアップしますね。
テンプレートガイドは元となる形をなぞるように加工することができ、同じ加工を繰り返したり、テンプレートに対して正確な加工をしたい時などに使用します。
本体のベースプレートのネジを一度取り外し、プレートの間にテンプレートガイドを挟み込むように設置します。
型取りたいテンプレートを加工したい材料の上に両面テープやクランプなどで固定します。
テンプレートより深めにビット刃の出具合を調整したら、反時計回りにトリマーを動かし加工します。
注意としてテンプレートガイドはビット刃よりも2mm程度外側を削る仕様なので、テンプレートのサイズは予めサイズを調整したモノを用意しましょう。
ガイドに対してピッタリの加工をしたい場合は、ベアリング付きのビットを使用すればガイドと全く同じサイズに加工をすることができます。
トリミングガイドを使用すればストレートビットで角面を正確に段差加工することができます。
面取り量も調節ネジで簡単に調整することができるので、必要な寸法を調整して加工してみましょう。
コロ付きルータービットを使用すればトリミングガイドを使用することなく、45度カットや曲面取りも手軽にすることができます。
付属の6mmビットを駆使してお部屋のドアプレートを作ってみました。
ホームセンターでお馴染みの1×4材を適度な長さで用意します。
今回はフリーハンドで文字切り抜きにチャレンジ! 文字を下書きしたら慎重に文字をなぞっていきます。
ガタついた部分をヤスリで整えます。
トリミングガイドで飾りの面取りをします。
文字が目立つようにウエスにオイル塗料をつけて、浮き出た部分を塗装します。
ヒートンを取り付けて麻紐を通せば完成!
100円均一などで丸型の鏡を買ってき、使いやすい丸い部分だけを取り外します。(鏡だけを取り出せる場合は鏡だけでもOK!)
木材に鏡サイズより一周り大きいサイズの外側を円切りガイドで削り切り取ります。
次に刃の出し具合を調整し、中心から大体鏡サイズと同じ程度のサイズを一周切り込みます。
ベースプレートが安定するための土台を最後まで残すために、中心側から外側に向かって円型の溝を大きくしていきます。
内側を均一に削り取れたら、好きな面取りビットを使って丸型の縁に飾り加工をします。
革紐などを太鼓鋲で打ち付ければ完成! 丸型の可愛い鏡が出来上がりましたね。
いかがでしたか?トリマーは工夫次第で本当に幅広い加工ができる汎用性の高い電動工具です。 使い慣れればどんどん楽しくなってきて、ついついビットを買い揃えてしまうことも。 自由な発想で「作りたい!」をコスパ抜群のE-Valueトリマーで実現してみましょう!
※この記事は株式会社との共同PR企画です。
まだデータがありません。