2022年03月04日更新
壁や家具、インテリや小物を塗装することで部屋に統一感を持たせて見せたい!と思って塗料選びをすることありますよね。統一感を出すためになんとなく一色で塗って、微妙な仕上がり?となってしまったことがある人もいるのではないでしょうか。インテリアのカラーバランスはとっても難しいですが、あらかじめコンセプトに合ったカラーバリエーションをセットで選べると、気軽に統一感を出した空間が作れますよね。今回はセットで使えば迷彩色などのミリタリーカラーを塗れる「カモフラ」をご紹介いたします。
監修者 : 株式会社大都(DIY FACTORY) makit(メキット)編集部
makit(メキット)編集部はDIYを通して暮らしやインテリアに特化したコンテンツをお届けします。道具の使い方のコツや、素敵なDIYのレシピ、上手な塗装のテクニックなど自分好みの暮らしを愉しむためのノウハウをお届けします。あなただけの雰囲気のある、世界にたった一つの住まいを一緒に作り上げていきましょう。
目次
カモフラは迷彩色に特化した塗料です。カラーは「グリーン系」「ブルー系」「ブラウン系」と3系統×3色の合計9種類があり、同じ系統の色を使ってインテリアを塗れば簡単に統一感を出しつつ、アイテムや空間によって好きな色を選んで塗ることができます。
カモフラは素材との密着力高く、塗料の耐久度も非常に高い塗料です。藻・防かび、ヤニ・しみ止め、汚染除去機能まで着いており、屋外で使用することもできます。
高耐久の塗料は油性やラッカータイプの塗料が多いですが、カモフラは水性塗料なので、使用した後の刷毛は水洗いすることができ、塗料を水で薄めて塗り心地を軽くすることもできます。
また、ペンキの独特な嫌な匂いもしないため屋内での塗装作業でもストレスを感じることなく作業することができます。
カモフラはハケ塗り、ローラー塗りどちらでも塗ることができます。特に塗装初心者の方はハケで塗装をするとハケ目が目立ってしまいイマイチ・・・という仕上がりになることもありますが、カモフラは塗料が平滑になりやすく、簡単にハケ目が目立たない仕上がりとなります。
塗装って一度塗りだと下地がスケスケでムラのある仕上がりになる・・・というイメージの方も多いかと思います。カモフラは塗料の隠ぺい力が高く下地が透けにくい塗料なので、一度塗りでも仕上げることができます。
発色が良すぎる塗料はなかなかインテリアとして合わせるのは難しいですよね。カモフラは全色マットなアースカラーなので広い面に塗っても主張が強くなくて合わせやすい色をしています。
カモフラは夏なら1時間程度冬なら2時間程度で乾きます。表面はすぐに乾いてくれるので作業性抜群でどんどん塗っていくことができます。もしも塗り重ねる場合は2〜4時間ぐらい乾燥時間をおいてください。
塗料は普通に置いておくと容器に中で成分が分離してしまいます。まずはフタが確実に閉じていることを確認して、塗料缶を逆さに向けてよく振りましょう。
塗料は塗料カップに移して使用しましょう。塗料缶に直接ハケをつけて使用したり、水を入れて薄めたりすると、缶の中に入った不純物によって塗料が傷んでしまいます。一度で全て使い切ってしまう場合は大丈夫ですが、余った塗料を数日置いておく場合は必ず移して使いましょう。
ハケに塗料を染み込ませたら、カップの縁で程よく塗料を落としてから塗装しましょう。ハケに塗料がつきすぎてボトボトになっていると、思わぬ部分に飛び散ったりこぼれたりして周りが汚れてしまいます。また一度に分厚く塗りすぎるとムラやハケ目などによって仕上がりも悪くなってしまうので注意しましょう。
もし一つのアイテムに塗りたくない部分がある場合は、マスキングテープなどを使って養生をしておきましょう。乾き切る前にマスキングテープを剥がせば境目まで綺麗に塗り仕上げることができます。
ハケは優しくある程度立てて塗りましょう。カモフラは一度塗りでも下地が透けにくい塗料なので一度目で丁寧に綺麗に仕上げてもOKです。少し塗り心地が重たいな。と思ったら水道水を少しだけ入れて調整してみましょう。
壁や板など広い面積を塗るときはローラーを使いましょう。バケツに取り分けてローラー全体に馴染ませます。
ローラーの種類によって若干質感は変わりますが、広い面積を塗るときは効率よく仕上がりの美しいローラー塗装がおすすめです。
インテリア雑貨などにカモフラを塗ってみました。今回はブルー系の3色を塗装して木製雑貨などを少しインダストリアルな雰囲気にチェンジしてみました。
Before
After
Before
After
Before
After
Before
After
Before
このアイテムはマスキングテープを使って1つに2色の塗装をしてみました。
まずは片面にマスキングテープを丁寧に貼ります。
ブルー系の中間色のA.F.Blueの塗料でマスキングテープのないところを塗ります。
マスキングテープを慎重に剥がします。
完全に塗料が乾燥したことを確認したら、先程塗った水色の上からマスキングテープを貼り、Navy Blueの濃い青を塗ります。
最後にマスキングテープを丁寧に剥がせば完成!
背景の壁はShabby Greyに塗ってみました。全体の統一感が出てこの塗料だけで色々なものを塗って置いていきたくなりますね。
好みに合わせて3種類のカラー系統から選ぶことで、イメージの違う小物や空間をオリジナルに仕上げることができます。
自然に溶け込む鮮やかで、落ち着いた緑色。ミリタリー カラーの中でも、ファッションやインテリアでも多く用いれられ、男女問わない永遠のスタンダード色。
ミリタリーカラーの代表色。深い濃緑色。 世界各国の軍服や、軍用車両などの塗装に用いられてきた、最も知られている ミリタリー カラー。
黒に限りなく近い暗緑色。勇気の象徴、団結力を高めるために用いられたというベレット(ベレー帽)をイメージした色。
ライトなインダストリアル色。機械や工場を連想させる明る目のグレー。地味な色だがインテリアに取り入れると部屋の印象が変わり、落ち着いたクールな印象をあたえる。
空軍エアフォース色。空に溶け込むブルー グレー。単色で使ってもミリタリー感を味わえる人気色。
海軍制服の色。大海原を想像させる深い青色は、木目とも相性が良く、モダンで上品な空間をつくることができる。部屋のアクセント カラーとしても◎
砂漠色。乾いた砂漠のような色味。明るさの中にスモーキーなシックさを持ち合わせており、飽きのこない落ち着いた色。
砂漠色。砂漠迷彩の中でも代表的な色。単色で使ってもミリタリー感を味わえる人気色。
葉巻色。葉巻のような濃いブラウン色は、ウッドランドパターンやデザートパターン迷彩の中でも頻繁に使用されており、落ち葉や土などの保護色として用いられている。
いかがでしたか?あらかじめ相性の良いカラーが決まっていると、カラーを数種類使って塗り分けても、簡単に違和感なくインテリアに使うことができますね。アースからなのでおしゃれで使いやすい色なのも嬉しいポイントです。ぜひお気に入りのセットを選んでペイントDIYを楽しんでみてください!
※この記事はニッペホームプロダクツ株式会社との共同PR企画です。
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