2022年06月27日更新
北欧のモビールとして人気の高いヒンメリ風のモビール。最近では吊って飾って楽しむだけではなく、中にお気に入りの植物を入れて飾ることでおしゃれなインテリアアイテムとしても人気があります。元々は麦わらなどで作られていたモビールですが、今回は綺麗な真鍮のパイプを使った素敵なヒンメリ風プラントハンガーの作り方をご紹介します。
監修者 : 株式会社大都(DIY FACTORY) makit(メキット)編集部
makit(メキット)編集部はDIYを通して暮らしやインテリアに特化したコンテンツをお届けします。道具の使い方のコツや、素敵なDIYのレシピ、上手な塗装のテクニックなど自分好みの暮らしを愉しむためのノウハウをお届けします。あなただけの雰囲気のある、世界にたった一つの住まいを一緒に作り上げていきましょう。
目次
インテリアショップや雑貨やなどで見かけることのあるヒンメリ風プラントハンガー。形がシンプルながらも吊られている姿が美しく人気があるアイテムです。中にエアプランツや小さな植物を入れることで、幾何学形態の中に植物が浮かんでいるという不思議な見た目が魅力的ですね。
ヒンメリモビールにはさまざまな形があります。パーツの長さや数を変えることで簡単に好みの形に調整することができます。
元々は麦わらに糸を通して作られていたヒンメリですが、最近ではハサミでも簡単に切れるストローなどでも作ることができるため、ちょっとしたDIYとしても楽しむことができ、筒状の素材を切ることができれば誰でも楽しむことができるアイテムです。
とはいえやはりおしゃれなインテリアアイテムとして作りたいなら、強度もあって見た目も綺麗な真鍮パイプを使って作ってみたいモノです。パイプカッターを使えば、なかなか切ることが難しい金属パイプでも、手軽に美しくカットをすることができます。
パイプカッターは名前の通りパイプ状の素材を切ることに特化した工具です。少しずつ挟んだパイプを締め付けながら、ぐるぐると本体を回すだけで簡単に美カットすることができるため、プロからビギナーまで誰にでもおすすめの工具です。
金属をカットするとなると、電動工具のグラインダーや金工用の鋸をイメージするのではないでしょうか。そういった工具は火花が散ったり、大きな音や振動がおこるため、マンションなどの自宅ではちょっとハードルが高い…という方もいます。パイプカッターは手動工具なので、音もほとんどなく、怪我の心配もない安全な工具なので使いやすいですね。
パイプカッターの切断面はのこぎりなどのカットに比べるととても綺麗な切断面で、切断後は少しのバリを落とせばすぐに使うことができます。 また、パイプカッターは切屑もほとんど出ず、作業場を汚すこともほとんどありません。
詳しいパイプカッターの使い方はコチラ!
キレイに切断!塩ビパイプや金属も切れるパイプカッターの使い方。
今回はエアプランツや小型の植木を入れられるように6角形のタイプをDIYしてみます。
真鍮パイプ(4mm)
針金
定規
先の細いペンチ
パイプカッターを使用して、プラントハンガーの元となる真鍮パイプのカットをします。 今回は「14cm」「7cm」「5cm」をそれぞれ6本ずつ用意します。この長さは自分の作りたいプラントハンガーのサイズや形によって自由に変えることができます。
定規で測った位置に印をつけます。
パイプカッターで印をつけた位置を少しずつ締め付けながらカットしていきます。
14cmと7cmを使ってひし形を3つ繋げたものを作ります。
平面的な先ほどの3つのひし形を5cmカットしたパイプを間に結びつけながら膨らましつつ形を安定させていきます。
7cmのパイプの1つに紐ーを通し、一番下の尖る部分をまとめるように留めます。
お気に入りに植物を入れて吊るせば完成!テグスを使えば吊っている紐が目立ちにくく、宙に浮いているように見えますね。
いかがでしたか?パイプカッターを使えば金属パイプも簡単綺麗にカットすることができるので、プラントハンガーも好きな形や大きさに手軽に作ることができます。パイプカッターのサイズを変えればもっと太い金属パイプのカットもできるので、色々なDIYに活用することもできます。1つあると意外に便利なパイプカッター。使い方の練習がてらプラントハンガーを作ってみるのも楽しくておすすめです。
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