2022年11月04日更新
補修でも模様替えでもOK!貼ってはがせる糊を使った簡単にフリース壁紙を貼る方法を紹介します。
監修者 : 株式会社大都(DIY FACTORY) makit(メキット)編集部
makit(メキット)編集部はDIYを通して暮らしやインテリアに特化したコンテンツをお届けします。道具の使い方のコツや、素敵なDIYのレシピ、上手な塗装のテクニックなど自分好みの暮らしを愉しむためのノウハウをお届けします。あなただけの雰囲気のある、世界にたった一つの住まいを一緒に作り上げていきましょう。
ペット達に壁紙を破られてしまった壁です。ここは玄関口にある壁のため非常に目が付きやすく困っていました。
角も何か所が破られています。
小さい破れなどは部分的に切り取って張り替えの補修ができますが、同じ壁紙を探す必要があります。探す手間もあり、破れている箇所が大きく、他にも何か所が破れているので全体に壁紙を貼る事にしました。
今回は貼ってはがせるのりを使うため、元の壁紙を剥がさず上から貼ります。剥がす手間を省くのと、今後もし破られても貼りなおせるからです。 ※上から貼る場合、破れた部分との段差ができるため、気になる方は破れた部分にパテ埋めする事をおすすめします。
(用意するもの)
・フリース壁紙
・フリース製カベ紙用粉のり
・バケット型万能用ローラーバケセット
・壁紙かんたんセット(カッター、なぜバケ、ローラー)
・マスカー(養生シート)
・マスキングテープ
・ぞうきん
(下準備)
スイッチプレートやフック、カーテンレールなど
外せる物は外しておきます。
1)壁面をきれいに掃除
拭き掃除と破れた壁紙を整えます。
2)養生
マスキングテープとマスカー(養生シート)で養生をします。
スイッチプレート等も養生します。
3)粉のりを作る
フリース製カベ紙用粉のりとバケットを準備します。
バケットに規定量の水を入れます。
かき混ぜながら粉のりを入れます。かき混ぜる棒状はなんでもいいですが「バケット型万能用ローラーバケセット」に付属している網でも混ぜるという手もあります!
1~2分かき混ぜたら15分放置します。
15分経つと、とろっとした糊状態になります。ダマがあれば潰して馴染ませてくださいね。
4)壁に糊をつける
網をセットして付属のローラーにたっぷりと糊をつけます。
上からたっぷりと塗っていきます。壁紙がはがれやすい端までしっかりと糊をつけます。
角や塗りにくい箇所は刷毛で塗るとまんべんなくきれいに塗れます。
糊の目安は、指の跡がつくぐらいです。
5)壁紙を貼る
フリース壁紙を上に合わせて貼ります。壁紙自体に糊がついていないので、軽くて作業しやすいです。 ※ズレても糊で壁紙が動くので調整しやすいですよ!
まっすぐ貼れたら、なぜバケで八の字に空気を抜いていきます。
下までしっかり貼ります。
貼り終わり部分をなぜバケでグッと押し込みます。
なぜバケで押さえながら、なぜバケの下側にカッターを添えて滑らせながら壁紙をカットします。
6)貼り終わり
2枚目以降も1枚目同様な手順で貼り終えたら、つなぎ目から出た余分な糊を拭き取り、壁紙ローラーでしっかり圧着させます。
7)完成
壁紙が貼れたら養生シートを剥がして完成です!
上から壁紙を乗せたら、プレートに合わせてバッテンにカットします。
※スイッチプレートにカッターの傷がつかないように少し浮かしてカットしてくださいね。
壁紙を開いて、プレートに合わせてカットしてから貼ります。
ビフォー
玄関から入ると目立っていた破れた壁
アフター
何事もなかった様な壁に!
ビフォー
ボロボロと剥がれてしまった壁
アフター
きれいな壁に戻りました!
ビフォー
角のボロボロも
アフター
なくなってすっきりした美しい壁に元通り!
今回は、初心者でもできる簡単な方法で壁の補修をしています。実際に作業した人は初めて糊を使って壁紙を貼りましたが、工程が少なく簡単な作業だったためとっても楽しんでいました!
作業時間的にはのんびり行って3時間程度で終わりました。
同じ白い壁紙補修として貼ったり、色や柄付きのフリース壁紙を使って模様替えにおすすめの壁紙貼りです!
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