2017年01月20日更新
いつもDIY FACTORY COLUMNをご覧いただきありがとうございます!編集長のズッキーと申します。実は私、入社する前は工具に触れたこともなければDIYという言葉も知らなかったんです。でも今はDIYが大好き!不器用で大雑把な性格は昔から変わりませんが、ちょっと失敗しても「これも味だし、まあいっか♪」という感じでDIYを楽しんでいます。今回はそんな私から「DIYを始めたい!まずは工具を買うぞー!」「でもそんなに頻繁に使わないし高額なものはなぁ…」とお悩みの方に、コスパ抜群の「e-cycle(イーサイクル)」を実際の使用感と合わせてご紹介します。おしゃれインテリアとして話題の「りんご箱」をイーサイクルを使ってDIYしてみたので、そこで感じたリアルな声をお届けします。
目次
DIYはもちろん、それ以外の日常シーンでも役立ちそうなアイテムの数々を、1つのバッテリーで使いまわせるシリーズ商品です。クリーナーや芝生バリカンなど、掃除や庭手入れにも使えるアイテムが揃っていて、その数15種類以上。せっかく買うならDIYする時だけではなく日常的にも使える方がもっと嬉しいですよね。各アイテム数千円程度とお手頃価格なのもおすすめポイント。さらに、ホームセンター大手のカインズホームによる開発で、シリーズ累計37万台の販売実績もあるので安心して使える性能です。今回はこのe-cycleシリーズから丸のこ、ジグソー、インパクト、クリーナーの使用感をご紹介します。
円形の刃をモーターの力で回転させて真っすぐに切る電動工具です。使い方に気を付けないとケガをする恐れがあってちょっと危ないのですが、正しく使えば作業の幅もスピードも格段にアップする便利アイテムです。
まずは切りたい材料の厚さに合わせて、刃の位置を調整します。裏にある調整ネジをゆるめ、銀色のプレートを上下させるだけで刃の出し具合を変えることができるので、とても簡単でした!切りたいものの厚み+5mm程度を目安に調整します。
それでは、りんご箱の表面になる杉板を切ってみます。付属の平行定規のおかげで、あっという間にきれいな切り口でカットすることができました!音は少し大きいかもしれませんが昼間に屋外で使う分には問題ないと思います。
また、補助グリップのおかげで安定感もありました。このグリップ、ナポレオンフィッシュのおでこのように見えませんか?(笑)イーサイクルのようなバッテリー式の丸のこは、コード式と比べると自由に動けて使いやすい反面、バッテリーの重さのせいで安定しにくいことがあるんです。ところが、この補助グリップを掴めることで安定感もあり、プレートの浮きを防いでくれるのでキックバック(★)という丸のこによる事故も起こりにくくなっています。
★:丸のこの事故の中で一番多いのがキックバック。回転している刃が材料にひっかかったり圧迫された瞬間に強力な反発力が生じ、丸のこ本体が進行方向とは逆に飛んでくることです。なので丸のこを使う時は本体の後ろに立たないように注意しましょう。
続いて、りんご箱の側面と底の部分になる薄いベニヤ板もカットしていきます。私の材料の用意の仕方がよくなかったので、真っすぐカットしたい所のすぐ横がガタガタ…。なので平行定規が使えないんです。ガタガタなところと平行にしても真っすぐには切れないので。
こういう時にとても便利だったのが切断ガイド。カットしたい線が切込みとひし形の穴の中で常に真っすぐの状態になるように意識することで、ズレがないか確認しやすかったです。平行定規なしのフリーハンドで切ったのに、パッと見た感じではけっこう真っすぐに切れました。
直線はもちろん、斜めや曲線にもカットできる使い勝手のいい工具。丸のこよりも安全性が高く、初心者や女性の方におすすめです。
丸のこ同様、定規が付属されているので真っすぐ切りたいときに便利。ネジをまわして固定するだけなので誰でも簡単ですね。付属の六角レンチで角度調整をすれば斜めカットも可能。最大45度まで調整できます。
さあ、りんご箱の続きです!持ち手になる部分の角に専用の穴あけビッド(イーサイクルのインパクトには付属していません)を取り付けて穴をあけ(★)、ジグソーで円弧につなげるように切り抜いていきます。
★:ジグソーは曲線カットができるので穴がなくても円弧に切れるのですが、今回のように直角に近いカーブの時は角に穴があると左右対称にきれいにカットしやすく、おすすめです。
切れ味はこんな感じになりました。木目に沿った部分はなめらかに切れたのですが、横の部分はちょっとガビガビしてしまっていますね。しかし、やすりをかければツルツルになり気にならない程度だと思います。
穴あけやネジ締めを行うための道具。ドリルの回転と共に打撃(=インパクト)が加わるのでインパクトドライバーと呼ばれています。固い材料で何かをつくる時やたくさんのネジを使うときに役立つ、DIYするなら1つは持っておきたいアイテムです。
丸のこやジグソーでりんご箱の各パーツをカットできたので、あとはどんどん組み立てていくだけ!このインパクトドライバーは持ち手がスリムで握りやすいです。引き金がすごく柔らかいのも特徴。インパクトドライバーはこの引き金の握り具合だけで締め付ける力を調整する必要があって少し難しい…。でも、グリップが柔らかいことで微妙な力加減を伝えやすく調整しやすいんです!グリップを握っているときはライトが点灯するので作業面を常に明るく照らしてくれています。
そして、私がこのインパクトで最も気に入ったのがバッテリー残量表示ランプです!点灯しているランプが3つなら十分な残量、2つなら約半分、1つになれば充電が必要な合図です。ノリノリで作業しているときにバッテリーが切れてしまうと、テンションもやる気もオフになってしまいますよね。なので、いつも残量を確認できるのは助かります!
さあ、いよいよりんご箱の完成です。ちょっと不器用な私ですが平行定規や切断ガイド、調整しやすいグリップのおかげで真っすぐなカット面&ネジの頭も均一に仕上げることができました。…ところが!
床が木くずだらけに!ここでクリーナーも登場です。
細かい木くずたちが、14.4Vの力強いパワーですっと吸い込まれていきました!
さらに、ハンドクリーナーにもなってくれるので作業台の上もさっと掃除できます!
イーサイクルの最大の特徴は、1つのバッテリーによる使いまわし。今回りんご箱をDIYするにあたって丸のことジグソーによるカット、インパクトでの組み立て、クリーナーで木くずを掃除し(+撮影のために何度か作業を繰り返し)、所要時間は計2時間ほどでしたがその間充電は切れることなく最後までランプは3つ点灯していました。今回のような手軽なDIYにはバッテリー1つで充分使えそうです。※作業量によってバッテリーの持ちは異なるのでご注意ください。
購入を迷われている方には、まずはDIYの必需品ともいえるドライバーと手軽に掃除できるクリーナーから揃えてみてはいかがでしょうか。どちらもDIYにも日常生活にも使えるものなので。ドライバーは握りやすい持ち手と締め具合を調整しやすい柔らかなグリップ、そして何より他ではなかなか見ないバッテリー残量ランプがポイント。クリーナーはハンドクリーナーとしても使えるので気軽に掃除できるのが嬉しいですよね。レトロっぽいブルーが可愛いし、私も狙っています。
私がDIYを始めたのも、とりあえず工具を買ってみたのがきっかけでした。なかなか踏みとどまっていても、道具を買ってしまえば「何かしてみよう!」と思えますよね。正直DIYって毎日するものではないからこそ、イーサイクルのように使える幅が他にもあると嬉しいはず!手ごろな値段で手に入るので、まずは何か1つでも使い心地を試してみてはいかがでしょうか?DIY FACTORYの実店舗(大阪なんば高架下・東京二子玉川ライズ)やカインズホームにも一部展示しているので、お近くに来られた際はぜひ手に取ってご覧ください。以上、ズッキーでした!
【取扱店舗】
・DIY FACTORY(大阪なんば高架下・東京二子玉川ライズ)
・DIY FACTORY ONLINESHOP
・CAINZ
・CAINZ ONLINE SHOP
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