カフェ風の雰囲気が人気のヘリンボーンテーブル。素敵なテーブルや棚ってあこがれの家具のひとつですよね。でも、購入するとお金がかかるし今まで使ったテーブルを処分するのももったいないです。そんな時はテーブルのリメイクDIY!今あるテーブルに新しい天板を乗せればおしゃれなヘリンボーンテーブルになります。テーブルのリメイク術も合わせてヘリンボーンテーブル天板の作り方を紹介します。
木製のベンチをDIYするには
どのようなデザインがいいのか、どのような大きさがいいのかなどベンチをDIYする前に抑えておきたいポイントを紹介します。
ベンチの用途
リビングに置くソファーベンチ、ダイニングテーブル用のベンチなど用途によって大まかなデザインや全体の大きさが決まってきます。インターネットで調べたり、家具屋さんで実際に見てサイズ感をチェックしておくと良いです。
ベンチの設置場所
ベンチを置く場所のサイズを確認します。そうすることでサイズ感のイメージが湧き、思ったよりサイズが大きい小さいなどのミスを防ぐことができます。
背もたれの有無
ベンチの用途、置く場所の部屋や庭を全体でみたときの統一感で背もたれが必要か不要かを決めると、つくりたいベンチのデザインが絞られます。
DIYしたいベンチの簡単な図面を描く
設計図面が必要な理由
必要な材料が明確になり、準備も作業もスムーズ進みます。また、つくる工程を間違ったり、思い描いた物ができなかったなどの失敗も防ぎます。
イメージをラフ図にする
頭の中でイメージしたものを実際に描くことでなんとなく雰囲気がつかめ、つくりたいベンチの形が固まってきます。
立体的な図を描く
ベンチを立体的に描きます。木材の厚みをつけることで完成イメージがはっきりとしてきます。
図面を描く(起こす)
どこにどのような材料が必要なのか立体的な図だけではわからないため、前や横からなどの多方面からみたときの図を描くことで正確に組み立てができる必要な材料や木材サイズがわかります。
実際にガーデンベンチをDIYしましょう!
今回はホームセンターで安価に手に入るツーバイフォー材とワンバイフォー材にシンプソン金具を合わせたガーデンベンチをDIYします。
材料・備品
- 1×4材(19×89×1820mmの木材)… 3本
- 2×4材(38×89×1820mmの木材)… 7本
- シンプソン金具(リジットタイアングル)… 8個
- シンプソン用ビス
- 木工用ビス(51mm)
工具・道具
- メジャー
- インパクトドライバー
- 皿取錐、埋木錐
- クランプ
- 丸のこ/のこぎり
- ブライワックス
- 塗装する布(ウエス)
ツーバイフォー材の木取り
ベンチを構成するツーバイフォー材(6フィート)7本から木取りします。
ワンバイフォー材の木取り
背もたれ部分のワンバイフォー材(6フィート)3本から木取りします。
木取りとは
1本の板材から必要なサイズの木材をどれだけ取り出せるかを図にしたもの。木取り図を描くことで木材を何本購入するかがわかり、無駄なく木材を使うことができます。注意点としては、木材をカットした際に切り取られる数ミリの刃厚分も計算にいれないと木材が足らなくなる場合もあるので、若干余るぐらいの木取り図にすることをおすすめします。
ガーデンベンチDIYの作り方
木材をカットする
木取り図面の通りに木材をカットします。本数が多いため、スライド丸のこやホームセンターでカットサービスの利用をおすすめします。自分でカットする場合、カットする線を1本引いてカットするを繰り返してください。1本全てにカットする線を引いて一度にカットしてしまうと刃厚分の木材が切り落とされるので、2カット目以降のサイズが数ミリ短くなります。
塗装する
今回はブライワックスで塗装しますが、ステインや水性塗料など好みの塗料で塗装してください。
組み立てる
金具を使って組み立てます。
(1)ベンチの脚となる部分をつくる
前側の脚(B)と後側の脚(F)を座面支持材(D)でつなぎます。地面から322mmの位置に金具(リジットタイアングル)を使って固定します。
リジットタイアングルは直角に交わる材をつなぎ合わせる役目があり、特に加重がかかる部分に使用しました。
(2)座面を取り付ける
座面支持材(D)に座面(A)5本を並べ、裏側からネジ(ビス)で固定します。座面(A)を座面支持材(D)より外側に30mm出した位置に取り付けます。
しっかりとクランプで固定した方がネジ(ビス)留めしやすいです。
(3)ベンチの補強材を取り付ける
補強材(C)と補強材(H)でH型のパーツをつくり、先ほど組み立てた脚材の地面から100mmの位置にネジ(ビス)で取りつけます。
(4)背もたれの受け材を取り付ける
背もたれ支持材(G)を後ろ脚に2本取り付けます。1本は地面から560mmの手前位置に、もう1本は一番上の後ろ側につけます。
(5)肘掛けを取り付ける
肘掛け(E)を、背もたれ支持材(G)と前脚(B)の上にのせてネジ(ビス)で取り付けます。
(6)背もたれを取り付ける
背もたれ(I)を背もたれ支持材(G)の上下にネジ(ビス)で取り付けていきます。
(7)完成
ガーデンベンチDIYで使用した金具の紹介
まとめ
今回はガーデンベンチとして作り方を紹介しましたが、ダイニングテーブルのベンチとしても使えますよ。わたしが実際に家で使っているベンチで、読書やゲームするようのくつろぐ椅子として置いています。ベンチに一緒に座る家族や仲間みんなでDIYすると「楽しさ」と「達成感」が倍増するのでベンチDIYはおすすめです。