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2019年03月04日更新

塗装の相棒である刷毛。形状や毛の種類を簡単まとめ!

初めての塗装、塗料だけでも種類が多く頭を悩ませた後にくる刷毛選び。今は油性用刷毛、水性用刷毛、ニス用刷毛、万能用刷毛など塗料の種類によって商品が分かれているため、それほど悩むことはないが、そもそもの刷毛の形状と使われている毛の種類について一度振り返ってみたい。

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makit(メキット)編集部

ハケの形

筋交い(スジカイ)バケ

一般的に使われている筋が斜めになっている刷毛。実は海外にはなく日本独特の形。

平(ヒラ)バケ、ベタバケ

主に平らな面、比較的大きい面積を塗る際に使う。

寸胴(ズンドウ)バケ

粘性の高い塗料を引き伸ばして塗るのに最適。

ローラー&コテバケ

刷毛の他にはローラーやコテバケがある。刷毛に比べてローラーの方がムラなく簡単で早く塗れるため、ローラーを使う職人が多い。また、ローラーよりもスピードは落ちるが、ハケ目もなくきれいに仕上げられるコテバケは平らな面に塗る場合にとても適している。

ハケによく使用される主な毛材

馬毛 ハケの毛材として使用頻度も高い。塗料の含みはヤギと豚毛の中間で適切な腰がある。 uma 豚毛 毛質が太く毛腰が非常に強く毛先が柔らかいため粘土の低い防虫防腐剤の木部塗装に最適 buta 山羊毛 上記2つよりも塗料の含みがよく、毛質が柔らかいためハケ目が残りにくい yagi 化学繊維 PP・PBT・ナイロン・アクリルなどがあり、それぞれの特徴を活かし組み合わせる事によって速乾性塗料や溶剤などに対応。 kasen

塗料の種類による刷毛の選び方

  • 油性塗料の場合
馬毛、豚毛などの腰の強い毛。
  • 水性塗料の場合
山羊やナイロンなどの白い毛。 ただし油性塗料は昨今の進化によって、従来の液体分を蒸発させ塗膜をつくる方法ではなく、化学変化によって硬化させる塗料が増えてきており、動物の毛のハケの場合、塗膜になる前に毛のアルカリ成分と反応しハケの中で塗料が固まってしまうことがあるため、一概には油性塗料が動物の毛の刷毛が適しているとは言えなくなった。

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