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2019年03月12日更新

電動糸鋸を安全に楽しむための、糸鋸刃の選び方

電動糸鋸は便利な工具ですが、本体を購入しても専用の刃がなくては使えません。しかし糸鋸の刃を購入する時には返し刃やアサリの有無などの気をつけるべきポイントがいくつかあります。今回は糸鋸の刃について解説していきましょう。

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makit(メキット)編集部

糸鋸とは?

糸のように細い刃を弓状のフレームの両端に取り付けて使用する鋸です。複雑な曲線のカットや切り抜きが可能です。本体には手動タイプと電動タイプがあり、替え刃には木材用と金属用など種類が様々あります。

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電動糸鋸の刃の選び方

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糸鋸の刃を購入する際に気をつけるべきことは、大きく分けて3つあります。と言っても基本は普通のノコギリと同じで「返し刃の有無」「アサリの有無」「木材に適した刃を選ぶ」の3点に気をつければ問題ありません。それではそれぞれについて詳しく見ていきましょう。

返し刃の有無で選ぶ

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刃の向きが2~5山ほど全体とは逆さに付いているものが、「返し刃」と呼ばれるものです。返し刃が付いているとバリの発生をある程度は防いでくれるので、切断面がキレイな仕上がりになります。返し刃は主に木工用の刃に付いているもので、金属や樹脂用の糸鋸刃には付いていません。返し刃が付いている糸鋸刃で金属・樹脂類を切断してしまうと、跳ね上がりが強くなることで刃が折れて怪我をしたり、材料を破損したりしてしまうので気をつけましょう。

アサリの有無で選ぶ

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アサリとは、刃先が交互に外側へ曲げられている部分の事です。「アサリ有り」の刃は、鋸の厚み以上に広い切り口となる為、切断した部分の材と鋸の摩擦を軽減してくれるので硬い材や厚い材でも切断しやすくなります。ただし、そもそも切断しやすい軟らかい木材をアサリ有りの刃で切断すると、アサリ無しの刃に比べて、切断面がザラザラと粗くなりがちです。

対して、「アサリ無し」の刃は、鋭い切れ味があり精巧な細工が可能で、切断面もキレイです。ただし、板からの締め付けが厳しく、切断面が焦げたり、厚い板では垂直に切れなくなってしまったりします。作業性や材料の硬さ、厚さによって、アサリの有無を選びましょう。

木材に適した刃のタイプで選ぶ

それぞれ刃の厚みや、刃と刃の幅や、刃の数(山数)によって切りやすい木材は変わってきます。木材の硬さや厚みによって、選びましょう。

・刃の厚み
厚い→厚い木材、硬木の加工向け
薄い→薄い木材、軟木の加工向け

・刃の幅
広い→厚い木材、硬木の加工向き、直線切り向き
狭い→薄い木材、軟木の加工向き、曲線切り向き

・刃の数
多い→薄い木材、軟木の加工向き、切り口のバリが少ない
少ない→厚い木材、硬木の加工向き、切り口が粗い

軟木:キリ、スギ、シナベニヤ、ヒノキ、アスナロ、サワラ、ネズコ、バルサ等
中間木:カツラ、ツガ、カヤ、イチョウ、ヒバ、マツ、クリ、パイン等
硬木:ブナ、ナラ、サクラ、コクタン、シタン、ケヤキ、イスノキ、ラワン等

おすすめ糸鋸刃はこれ!

返し刃付き、大アサリ付き、刃の厚みが0.5ミリ~0.65ミリ

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返し刃付き、大アサリ付きで、刃の厚みが0.5ミリ~0.65ミリのものは、丈夫で万能なので是非持っていた方がいいでしょう。切り口は粗くなりますが、硬い木でも切れる上初心者でも扱いやすいので、小中学校の工作等でも使われています。仕上げにはサンドペーパーを使用して、滑らかに仕上げましょう。

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のこぎりの選び方と商品一覧 – DIY FACTORY

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