2019年10月09日更新
塗るだけで本物のコンクリートのように表現できるタカラ塗料のコンクリートエフェクト塗料。実際のコンクリートと照合して調色するなどこだわってつくられているため、DIY初心者も、自宅の壁を簡単にリアルなコンクリート風の材質に変えられます。今回はコンクリートエフェクトを使って、白い壁をコンクリート風の壁へ変身させた様子と塗り方をご紹介します!
監修者 : 株式会社大都(DIY FACTORY) makit(メキット)編集部
makit(メキット)編集部はDIYを通して暮らしやインテリアに特化したコンテンツをお届けします。道具の使い方のコツや、素敵なDIYのレシピ、上手な塗装のテクニックなど自分好みの暮らしを愉しむためのノウハウをお届けします。あなただけの雰囲気のある、世界にたった一つの住まいを一緒に作り上げていきましょう。
目次
タカラ塗料の「コンクリートエフェクトペイント」は、塗るだけで打ちっぱなしのコンクリート風になる水性塗料です。実際に本物のコンクリートと照合して調色されている3色の塗料を塗り重ねることで、コンクリートの色味と模様が表現できるようになっています。木材はもちろん壁紙の上から塗れる仕様になっているので、テーブルや壁などを塗装することも可能です。コンクリート風の色調は、単色のペンキとは異なる風合いを持ちます。多様なインテリアをコンクリート風にすることでぐっと味わい深くなるでしょう。ニオイもほとんどないため、塗装時のストレスが少ないのもメリットです。
木材
壁紙(ビニールクロス、布クロス、壁紙など )
石膏ボード
金属(鉄、スチール、ステンレス、アルミ、亜鉛メッキなど)
プラスチック
外壁( サイディングボード、ガルバリウム鋼板、コンクリートなど)
※素材によっては下地に必要なプライマーが変わります。
※外壁に塗る場合は、UVカットクリアを仕上げとして上塗りすることをおすすめします。
※塗料の吸い込みやヤニ、アクなどを抑える場合はシーラー、金属部分(鉄、スチール、ステンレス、アルミ、亜鉛メッキなど)やプラスチック、焼付塗装面などツルツルとした面に塗る場合には、塗料の密着をよくする非鉄バインダーが必要です。
※プラスチックは種類によって付着しないものがあります(PE、PETなど)
今回は壁の一部分をコンクリート風に仕上げます。普通の白のビニール壁紙でそのままでも特に問題はないのですが、コンクリート風に仕上げた事で全体の雰囲気に締まりがでてメリハリのあるインテリアになりました!
天井、両側の壁、床、塗装する壁にコンセントや電気スイッチがある場合は、マスキングテープで養生します。隙間に塗料が入ってしまうことがあるのでマスキングテープはしっかり貼ります。スイッチパネルも忘れずに養生してくださいね。
塗る素材によって塗装前にプライマーを塗る必要があります。
(含浸シーラー)※水性
塗料の吸い込み、ヤニやアクなどを抑えるときに必要です。
含浸シーラーを塗ったほうがよい素材は、壁紙・石膏ボード・コンクリート・ベニヤ板・木部・モルタル・土壁・砂壁・ケイカル板
(非鉄バインダー)※油性
鉄やプラスチックなどツルツルとした面に塗る場合には塗料の密着を良くするために必要です。
非鉄バインダーを塗ったほうがよい素材は、アルミ・亜鉛メッキ・アクリル板・ガラス・焼き付け塗装面・ABS・PP
グレイ(ベース)の塗料をしっかり撹拌します。割りばしや棒では混ざりきらないので、ものさしのようなものか刷毛でしっかりすくい混ぜます。
※新しい刷毛を使う場合は余分な毛やゴミを取る処理をおすすめします。
端や角などローラーでは塗れない場所を刷毛でこすり塗りしていきます。壁紙は凹凸があるので、しっかり埋め込みながら塗らないと乾燥後に塗り切れていない凹み部分が出てきてポツポツ白く残ることもあります。
広い範囲はローラーで塗ります。ローラーに垂れない程度の塗料をたっぷり染み込ませます。
同じ面を何度も塗らないように横に塗り広げていきます。ローラーに染み込ませた塗料がなくなるまでしっかり塗り広げます。1度塗りで透けていても2度塗りで均一な仕上がりになります。ベースを全体に塗り終わればしっかり乾燥させ、2度塗りします。(乾燥時間:約1~2時間)
※今回は1度塗り
ダークグレー、サンド、グレーを紙皿に移し5倍ぐらいの水で薄めます。重ね塗りする順番は「ダークグレー」→「サンド」→「グレー」です。
模様付け塗装に使うのはビニール袋です。クシャクシャにして丸めたビニール袋を「ダークグレー」につけ、叩きつけるように壁に模様付けしていきます。ビニール袋を使うと、範囲が広く本物のような模様がつけられます。
模様付けは均等に同じように塗らず、部分的に濃淡をつけるとリアリティが出ます。濃くなりすぎたところは壁に霧吹きで水をかけ、ビニール袋でたたき塗りして伸ばすなど、全体の色バランス見ながら調整してください。
狭い場所や小さいものに模様付けする場合はスポンジが使いやすいです。スポンジの4つ角を手でぎゅっと寄せ、丸みを作ってからポンポンします。
同じ要領でサンド、グレー(ベース色)をビニール袋で塗り重ねていきます。
コンクリート風模様付け1シーン
思っている以上に簡単に早く壁塗装がおわりました。特に難しいテクニックが必要ではなく、こんな感じかな~と重ね塗りしたのにコンクリート風の壁になって驚きです。こだわった調色ができるタカラ塗料だからこそ、塗装初心者でも本物に近いコンクリート風の仕上がりになるのかな、と思いました。重いコンクリートがインテリアとして不向きな場所や、家具、雑貨などコンクリート風塗料で塗装して、DIYを楽しんでください!
※この記事は株式会社タカラ塗料との共同PR企画です。
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