2017年10月03日更新
インダストリアル系インテリアの定番になっている「ガス管DIY」。実際のガス工事でも使われているので一つ一つのパーツが丈夫で、鈍い光とザラッとした肌触りには他にはないカッコよさがあります。DIYでガス管を活かすにはどんな家具を作ると良いのでしょうか?ガス管パーツの紹介とともに事例をご紹介します。
女性だからと言って可愛らしいインテリアが好きとは限らないもの…。男前インテリアとも呼ばれているインダストリアル(工業的な)インテリアは、「流行に左右されない格好良さ」が自分らしく居られると人気を高めています。
鮮やかな色味は控えて、くすんだ色味を中心に仕上げていきましょう。ただし、それだけでは色味がぼやけてしまうのでネイビーやブラウン、黒色をアクセントにして色味を引き締めるのもおすすめです。
工場として使われていた廃墟に家具を持ち寄ったイメージで家具を選んでみましょう。ボロッと崩れたレンガ壁やコンクリート壁に、使用感のあるヴィンテージ家具は惚れ惚れしちゃいます。
工場の什器はやっぱり機能性や耐久性が重視されるので、金属やステンレスなどのメンテナンスが少なく頑丈な素材が最適。そういった素材を取り入れる事がインダストリアル系インテリアのポイントとなります。
ガス管でDIYした飾り棚は板材に足場板を使うことで、さらに無骨さが引き立つインテリアになります。いきなりインテリア全体を変えるのは大変なので、まずは飾り棚で感覚を掴んでみると良いですよ。堅い印象になりすぎないよう植物を飾ることもお忘れなく。
ガス管のDIY方法を変えると、頑丈なフォルムが魅せられるデザイン性の高い棚がつくれます。ガス管がブックエンド代わりになってくれるので利便性の良さは間違いなし。ハードな印象のガス管に、ハードカバーの本は、見てるだけでも楽しくなるような素敵さがありますね。
このようなデザイン性の高い形状の棚が作れるのもガス管だからこそ。本を置くだけでインテリアの主役ですね。
軽めの雑貨を置くならガス管DIY×木材に、個性的なオブジェクトを足してみるとカジュアルな雰囲気に。棚数を増やしたい時に、すぐにできるところもうれしいですね。
ガス管はもともと工業用アイテムだけあって耐久性は抜群。塩ビパイプでも同じような棚は作れますが、頑丈さでは圧倒的にガス管が上です。
「サドルバンド」という金具でガス管と板材を固定すればヴィンテージなサイドテーブルもつくれます。ソファの脇にに置いただけでお部屋全体をカッコよく見せてくれそうな魅力がガス管DIYにはあります。
場所や大きさの自由度が高いのもガス管DIYの魅力。自分の好きなサイズの棚を好きな場所に設置できます。ガス管を板や壁に取り付ける時は「フランジ」というパーツを使いましょう。ボルトやネジでとめるだけでガス管をがっちり固定してくれます。
「フランジ」はガス管の先端に付けて脚部分に使うこともできます。こうすればアイアンの無骨さを残しつつも、床を傷つけにくくなりますよ。
ひとつあればアクセントになるガス管のテーブルは、友人を招いておしゃべりしたい素敵な空間にしてくれます。マットに塗装した板材はガス管の質感と相性ぴったり。既製品のガス管テーブルはなかなか無いので、DIYだからこそつくれるデザインですね。
パソコン作業や趣味にじっくりと向き合うためには、机のデザイン性にこだわってみてはいかが?職人が黙々と作業していそうなスペースなら、自分も没頭して充実した時間を過ごせそう。 ガス管机の作り方:男前インテリアに一歩近づくDIY「ガス管テーブル」を作ってみよう
ツヤ感のある天板を使えば、ガス管のDIYテーブルもモダンな仕上がりに。
「どこかの洋画で見た事ある気がする」と思わせてくれるのはベンチのガス管DIY。ニューヨーク郊外をイメージしながらインテリアづくりをしてみると、バランスの良い仕上がりになりそうですね。長い板材にガス管を斜めにつけた脚は、他にはないシルエットに。
ガス管のスツールに座って物書きをしていると、科学者にでもなった気分。このワクワク感でDIYのアイデアが溢れてきそうです。高さを変えればサイドテーブルとしても使えますよ。
毎日が忙しくても、楽しむ気持ちは忘れたくない。そんな気持ちを大事にしたいなら、遊び心のあるガス管DIYとともに朝を迎えてみてはいかがでしょうか?
コーヒー好きな方にぜひ挑戦してほしいのはコーヒースタンドのガス管DIY。ハードな印象のコーヒースタンドから立ち上る香りは緊張した心と体をほぐしてくれます。
新居の一戸建ては、場合によっては自分でカーテンレールを取り付けないといけない事も…。そんなときはガス管をカーテンレールにするのも面白いかも知れません。
これは素敵!ガス管から伸びる工業用のライトあたりを照らし出し、ファンタジックな空気感すら漂います。てっぺんについた気圧計もチャーミング。
古き良き日本のアニメの中に出てきそうなガス管のランプ。溢れ出るアンダーグラウンド感がたまりません。
クロスさせたガス管に布を取り付けたインダストリアルなマガジンラック。4方向にガス管をつなぐことができる「クロス」というパーツが必要ですが、構造があまり複雑ではないのでそれさえ手にはいれば真似しやすいDIYかもしれません。
ガス管のパーツをうまく使ったハンガーフックです。3つのフックそれぞれで別のパーツを使っているところにアイデアが光りますね。
ガス管オンリーで作られた無骨なハンガーラック。今にもハードボイルドなアクション映画が始まりそうな雰囲気です。
扉を開けるたびにワクワクしそうな遊び心のあるガス管のドアハンドル。ヴィンテージなドアと相性が良さそうです。
では、どんなパーツからガス管DIYはつくられているのでしょうか?ガス管を選ぶ時に大切なのは”ねじ込み継手”と呼ばれるネジがついているタイプを選ぶこと。回すだけでガス管が組み立てられるのでとても簡単につくれます。パーツの直径(呼び径)は10mm~50mmがあるので、”パーツサイズを統一しておく”ことを忘れないようにしてくださいね。
パイプのことで、ガス管DIYで最も使われるパーツです。50mmから1mオーバーとバリエーションはとても豊富。つくりたいものに合わせて長さを選んでくださいね。
角で使えば90度や45度にパイプを取り付ける向きを変えられます。丸みを帯びたガス管DIYの特徴的なパーツです。
三方にパイプを伸ばすためのパーツ。たとえば棚をつくる時に、チーズを使うことで棚板の数を増やすことができます。
4方にパイプを伸ばすことができるパーツ。マガジンラックを作るときや、ガス管DIYの強度を高めたい時に使います。
ボルト用の穴が空いていて、壁や床に固定が出来るパーツ。ニップルをねじ込んで壁や床に固定します。
ガス管DIYでテーブルやスツールの脚先として使われることが多くあります。フランジのような固定はできませんが、スッキリした印象の脚になり床面の傷が軽減します。
プラグと同じく脚に使えます。上部に取り付けるなら、パイプの中にホコリを入れないカバーとしてもOK。
工業的なメタルの質感をかっこよく取り入れることができるガス管DIY。数あるDIYのバリエーションの中でも、出来上がりの安定感は確かなものがあります。普段はあまり触れることのない工業パーツの世界にDIYから踏み込んでみてくださいね。
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