2017年08月07日更新
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DIYの基本アクションといえば、木材の切断。やっぱり基本となる工具はノコギリでしょう。しかし、他にもジグソーや丸のこなど便利な工具はいくつかあって、でもそれぞれ専門的だからどんな特徴があるのかいまいち分かりません。そこで今回は木材の切断に使用できる、ジグソー、丸のこなどの工具を簡単にまとめて紹介します。
手動で木材をカットする工具です。角材の切断に便利。板材に厚みがあったり、サイズが大きかったりすると少し大変になります。切断が静かで、木くずが足元に落ちてくれるので掃除が楽だったり、軽さや安価に手に入ることがメリットです。ただし、2×4材を10回も切断したら、やっぱり手は結構疲れます。
ミシンのようにノコ刃を上下させて木材を曲線にカットできる電動工具。オプションの並行定規を併用することによって直線にも切断できます。使用時の安全性も高く、4000円程度から購入できるので初心者におすすめです。電動工具全般の特徴として、音がする、木くずが飛び散るという欠点があるので、騒音や木くずの処理には注意してください。
刃を変えることによって、木の他にプラスチック板やアルミ板をカットできます。ブレードは300円程で売られています。
直線切り専用の電動工具。板材や木材を長い直線で切るのに最も適しています。切断面はのこぎりやジグソーよりも綺麗です。製品ごとに決められている”最大切り込み深さ”が57mmのものは厚さが50mmの木材は切断できますが、厚さが60mmになると切断しきれません。価格は6000円から販売されています。
丸のこ刃は刃の外径、真ん中の穴径が重要で、このサイズが所有の丸のこに合っていれば取り付けられます。また、木工用やアルミ用、プラスチック用など材質ごとに丸のこ刃は分かれています。
角材の切断に最適な電動工具。一定の角度や長さでどんどんと効率良く切断することが出来ます。切断できる長さが限られていて、だいたい20~40cmの長さが限界です。安全性は丸のこよりも良いですが、スライド丸のこは2万円以上する高価な工具です。
テーブルソーやサーキュラーソーは丸のこを上向きに固定して取り付けたような形状をしています。テーブルソーは家具工房などでも使われているほどで、大きくて非常に高価な設備です。丸のこ刃の横に、ガイドを取り付けることができるので、それに合わせてカットしていくと非常に精度が上がります。上記画像は家庭で使用できる1万円から販売されているサーキュラーソーです。
ノコギリは静かに切断できる反面、たくさん切断をするのは大変です。電動工具はDIYの取り組みのし易さを変えてくれるでしょう。まずはレンタルや貸しワークスペースで使ってみて、状況に応じて手工具との使い分けをして見てください。
DIY FACTORY COLUMN編集部
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