2020年06月02日更新
家具の組立やDIYに必須アイテムのドリルドライバーは、使用用途より様々なビット(先端工具)が数多くあります。プラスドライバービットや下穴用のドリルなら使ったことがあるかと思いますが、ドリルビットだけでも数種類!今回はDIYで使うであろうビットを「ネジを締める」「穴を開ける」「研磨する」の用途に分けて紹介をいたします。
目次
穴あけ、ネジ締め(緩め)が効率よくできる電動工具です。 よくインパクトドライバーと混同されるのですが
「ドリルドライバー」は先端が回転するだけ
「インパクトドライバー」は先端の回転に打撃が加わる
という違いがあります。回転のみなので衝撃が小さく、デリケートな場所の穴あけやネジ締めに向いています。
ここからは色々な種類のドリライバービットを紹介していきます。ビットは大きく分けて
・ネジしめ用
・穴あけ用
・削り・研磨用
の3つに分かれますのでそれぞれ紹介しますね。
いわゆるプラスドライバーですが、これには小さい順に1番、2番、3番、と3種類のサイズがあります。組み立て式家具など一般でよく使われている番手は「2番」です。たまに小さいネジがあるので、1番と2番を揃えておけば安心です。番号が印字してあることもありますが、ビットによって表示の形式が違うので買うときは気をつけてください。
一般ではほとんど使うことはないので、このような両頭ビットの片方についてる程度の揃え方で問題はないでしょう。
ドライバービットの中でもドリルビットの種類が一番豊富で、木工用や鉄工用など素材や使用用途によって変わります。
厚みがある板材などに深く穴をあける時につかいます。ドリル径3mm以上で太さや長さの種類が色々あります。先端がネジ状(リードネジ)のため穴あけがしやすいです。
主に木ネジや釘の下穴用です。先端が細くなっているので円錐状の穴があいて、木ネジや釘が入りやすくなります。
木工用(貫通用)のような先端にネジ状(リードネジ)ではないので、深さを調節したい浅い穴あけに便利なビットです。三角状の先端タイプは押しつけて掘り進めていくため、ボール盤やドリルスタンドでの穴あけに最適です。
ダボ用の穴あけ
木ダボ・棚ダボ・埋木・カクシクギ等使用の際、ストッパー付なので一定の深さにあけられます。
使いやすい六角軸タイプ。
皿ネジの頭が木材と面一になるように、皿の部分まで下穴があけれるビットです。木工用と鉄工用があります。
貫通していない底が平らな穴をあけるためのビットです。穴の底面、断面がきれいに仕上がります。
軽金属や合成樹脂や木材の穴あけができます。木工用ドリルより小さい径がありますので、木工で小さい穴をあける時は鉄工用ドリルを使用することも可能です。
プラスチック・アクリル・塩ビの穴あけができます。
一般木材・竹・塩ビ・アクリル・硬質ゴムの穴あけができます。株式会社スターエム商品の竹用ドリルはアクリル・硬質ゴム・革・塩ビにも対応可能です。
金属のさび落としやペンキはがしに使用します。カップやホイールタイプなどがあります。
金属の研磨や細かい加工に使用します。バリ取りにもつかえます。
羊毛やスポンジ素材で、ワックスがけの艶出しに使用します。
電動ドリルドライバーのビットは種類が豊富ですが、ビット径サイズが手持ちのドリルドライバーに取りつけれなかったり、使用用途にあう適切な回転数もありますので確認して購入することをおすすめします。
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