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2017年04月07日更新

大きめサイズのドリル穴を正確にあける簡単な方法

ダボ穴やネジ穴など、穴をあけるときに大活躍のドリルビットですが、サイズが大きなものは扱いづらく、せっかくあけた穴がななめになっていたりします。そんな時に使って欲しいのが今回ご紹介するテクニックです。

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makit(メキット)編集部

大きなドリルビットは難しい

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大きな家具を作る時など、サイズの大きなドリルビットを使うこともあると思います。そういう時に起こりがちなのが穴の歪み。大きなドリルビットは削っている部分が大きいので抵抗が大きく、小さいドリルビットより扱いが難しくなります。そのため穴が歪んだりななめになってしまったりと、思ったような仕上がりにならないこともしばしば。

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実際にやってみましょう。写真のように大きなドリルビットで板材に穴をあけてみます。これだけの大きさだとドリルビットも木材もしっかり押さえないとブレてしまうくらい抵抗が大きいです。

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空いた穴はこんな感じ。これはまっすぐ上から写した写真ですが、穴の左側の側面だけが若干見えています。穴が右に向かってななめになっているのですね。

ただ穴をあけるだけならこれで十分ですが、この穴に棒を差し込んだりするならこのわずかなズレが見映えに大きく響いてきます。きっちり正確に穴をあけたくても、穴あけ作業は一発勝負でやり直しも効きません。しかし、もっと簡単にかつ正確に大きな穴をあける方法があるのです。

まず小さな穴をあける

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まずはあける予定の穴よりも小さなサイズのドリルビットを用意します。そしてそのドリルビットで穴をあけたい場所の真ん中に穴をあけましょう。

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小さなドリルビットなので抵抗も少なく、綺麗な穴があけやすいはずです。

次に大きなドリルビットを使う

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そして次に大きなドリルビットを使います。写真のように、ドリルは大小に関わらず先端が尖っているはずなのでその先端をあけておいた穴に差し込みましょう。小さなドリルビットであけておいた穴が、大きなドリルを誘導するガイドの役割を果たしてくれるのです。

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仕上がりはこんな感じになります。大きなドリルビットでいきなりあけた穴より、垂直でキレイな穴になりました。 ドリル加工で失敗したくない時は是非試してみてください。

フラッグ

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