2017年05月17日更新
重ね塗りによってアンティークな加工をすることはありますよね。同じ塗料の組み合わせでも塗る順番によって仕上がりがまるで変わってきます。この記事では最も単純な明色と暗色を順番を入れ替え、2パターンの塗装をご紹介します!
ではさっそく暗色の上に明色を塗るパターンを試してみましょう。
まずは暗色→明色から。木材に暗い色の塗料を塗っていきます。
下塗りが乾いたら明るい色を上塗りします。
上塗りも乾いたらヤスリをかけましょう。かける前は写真の通りただの白い木材ですが、はたしてヤスリがけでどう変わるのか?
なんということでしょう。できたてのお豆腐のようだった木材が、歴史の重みすら感じさせる外国の古材のような仕上がりになりました。横に紅茶をおいても似合いそうですね。
では続いて、明色の上に暗色を塗るパターンを紹介します。
まずはさっきとは逆に、明るい色の塗料を下塗りしていきましょう。
そして暗い色を上塗りします。
最後にヤスリをかけます。暗色→明色はいい感じになりましたが、今回はどうなるのでしょうか?
なんということでしょう。暗い赤一色だった木材に明るい色の背景が浮かび上がり、まるでジャズの流れる喫茶店のレンガのような風格を醸し出しました。豆から出したコーヒーが似合いそうですね。
同じ塗料の組み合わせでも、塗る順番をかえるだけ仕上がりをガラリと変えることができます。好きな塗り方を知って選んで、DIYを楽しみましょう!
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