木材のバリ取りや表面の研磨は作業量が多くて大変ですよね。そんな時に便利なのが、グラインダーやサンダーなどの研磨に使える電動工具。今回はこの2つの工具の違いや使い分けについて紹介します!
グラインダーとサンダーって何?
どちらもDIYに使われる電動工具です。円形のヤスリやブラシなどの旋盤(ディスク)を取り付けて削り加工や切断加工をするのがグラインダー。サンドペーパーを取り付けて研磨加工をするのがサンダーです。回るのがグラインダー往復運動をするのがサンダーと覚えると分かりやすいでしょう。
どう違うの?
では次に両者の違いについて説明します。サンダーは基本的にサンドペーパーをつけて作業するものなので研磨しかできません。またパワーも弱いです。グラインダーはサンドペーパー以外にもブラシや砥石やフェルト製の旋盤もあり、金属の切断や鏡面磨きなどもできます。パワーも回転数も強めなので扱いに注意しましょう。
グラインダーのディスクの種類
グラインダーにつけることができるディスクには様々な種類があります。代表的なものをいくつか紹介しましょう。
木工用ペーパーサンダー
木材の研磨に使うグラインダーのディスクとしては最も一般的なタイプです。サンダーより削る力が強いので削りすぎないよう注意してください。
ラジアルホイル
曲面の研磨に威力を発揮するディスクです。サンドペーパーが立った状態で取り付けられているため、研磨する面全体に対して均一に圧力をかけることができます。
綿バフディスク
綿が敷き詰められたディスクです。金属の研磨作業の仕上げや、木材のウレタンニス塗装後に表面をツヤツヤにしたい時などに使用します。
ワイヤーブラシ 真鍮
金属製のブラシがついたディスクです。主にサビ落としやペンキを剥がす際に使われますが、木材をわざと多めに削ってアンティーク加工を施すこともできます。
どう使い分ければいいの?
どちらも木材の研磨に使える工具ではありますが、使い分けとしては以下の通りです。
サンダー
グラインダー
- 木材を大きく削る(椅子にへこみをつけるなど)
- 木材の木目を浮き上がらせる
- 金属を切断する
- 金属の表面をピカピカにする(綿のディスクなど)
- ウレタンニスの表面をピカピカにする(綿のディスクなど)
となっております。基本的には粗削りならグラインダー。仕上げならサンダーという分け方ですね。
グラインダーに丸ノコの刃をつけてもいい?
絶対にダメです!パッと見てつけられそうに見えますし、規格が合えばつけられるものもあります。しかしグラインダーは丸ノコより回転数が高いので、刃をつけて木材を切ろうとすると抵抗が大きすぎて暴れだします。大怪我をしかねないので絶対やめてください。
木材研磨の強い味方!
どちらも研磨作業を手助けしてくれる心強い工具です。荒削りも仕上げも適した工具をえらんでDIYを楽しみましょう。
サンダーの詳しい使い方はこちらをご覧ください。
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