2017年05月31日更新
玄関・キッチン・ベランダなどなど、ちょいかけスツールがあれば便利ですよね。あったらいいなと思ったら、すぐに作れるDIYレシピをご紹介します!ラワンの角材を使っておしゃれに、お好きなファブリックで座面も貼っちゃいましょう。
好みの高さに合うよう、脚の長さを決めます。座面に厚みがあるのでスツールの高さ=脚の長さ+座面の厚み(今回の材料だと57mmになります)と考えると良いですね。使う場面や自分の体とバランスをとって決めましょう。
今回はローテーブルに合わせるため、スツールの高さは207mm・脚の長さは150mmで作っていきます。
脚や貫などの角材を切るときには、しっかりと固定して真っすぐに切りましょう。そうしないとガタガタのスツールになってしまいます。ソーガイドを使えば簡単に真っすぐ切ることができるのでオススメです!
切り口はサンドペーパーでバリ(ささくれ)を取っておきます。広い面から狭い面へと、撫でるようにヤスリがけをするのがポイントです。後で組み立てる時に寸法を合わせにくくなってしまうので角が丸くなりすぎないぐらいが良いです。
まずはこのように脚の右パーツと左パーツを作って組み合わせていきます。
ネジを締める位置を決めて、印を付けていきます。
一面につき2本のネジを締めると、組み立てた時に材がクルクル回るのを防ぐことができます。また斜めにすることで、木が割れるのを防ぎ、強度を上げることができます。
ドリルドライバーに下穴錐をセットして下穴を空けていきます。
ネジ締めの時は材が動いてズレやすいのでクランプで固定しましょう。端は真っすぐなものをガイドにして揃えると良いですね。クランプするときには同じ長さの貫を入れて、グラつかないようにすると留めやすいです。
このようなパーツができたら、2つを組み立てていきます。
このとき、ネジ同士が当たらないようにネジ締めは1か所にします。
組みあがりました!形になると、急に愛着が湧いてきますね。
次は座面を作っていきます。高弾性ウレタン、チップウレタン、ベニヤ板の順番にボンドで貼り付けていきます。
ボンドを外側1回りとズレ防止のために真ん中にもつけて接着するとしっかりします。
チップウレタンをベニヤ板より大きめにすることで布地の擦り切れを防いでくれます。
また、余分なウレタンで座面の外周を覆ったり、もっとウレタンを大きくして包み込むように接着すると、座った時ベニヤが体に触れなくなり座り心地がもっとフワフワになります。
スツールの座面になる布は「座面の広さ+座面の厚み+タッカーで留める余白分」をすべて覆うのに必要な大きさを用意しましょう。そして、裏返した布の真ん中にベニヤの面が上になるように置きます。
まずは布を折り返し、4辺とも真ん中1か所ずつタッカーで留めます。この時、布にヨレが出ないように少し引っ張りながら行うとキレイに留まります。
端の処理は丁寧に行いましょう。プレゼントを包装するように、布の端をウレタンの端と合わせて折り込んでいきます。折り返した布が外から見えないように内側に寄せてタッカーで留めます。重なって厚みが出すぎるようなら、ハサミで切り取りましょう。
それぞれのステープルの間を縫うようにタッカーを留めていきます。
表の柄が歪んでいないかチェックしながらしっかりと留めれば、フカフカ座面の出来上がり!
座面を裏返して置き、脚も天地を逆にして乗せてネジで固定します。今回は脚が短かったので、充分な作業スペースが取れなくなってしまいました! そんな時には長いビットを使うとうまくネジ締めすることができますよ。
L字の金具で留めるともっと強力に固定することができますね。
ついに出来上がり!…かと思ったら、ガタつきが。最後に微調整をしていきます。
ローテーブルに合う高さのかわいいスツールが完成しました。ソファに合わせてオットマンにも使えそう!お気に入りのファブリックで、何個か並べても可愛いですね。ぜひお家のインテリアに合わせて、自分だけのスツールを作ってみてください。
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