
2018年02月10日更新
室内干しするときって、光が差し込みやすいカーテンレールに引っかけることが多いですよね。でもレールが傷んでしまうし、もっと広いところに干したい!ということで、シンプルで部屋になじむ物干しロープのご紹介です。
監修者 : 森田アルミ工業株式会社 塩谷 柾貴
デザイン性に定評のある住宅建材メーカー「森田アルミ工業株式会社」に2017年に入社。商品開発を中心に動画からカタログ制作まで幅広く担当している。入社してからモデルづくりを通してDIYの知識も広がり、事務所の移転の際には190cmの身長を活かし、壁を全面塗り替えた。また、森田アルミ工業の製品は、高い位置に取り付ける商品が多いため社内では脚立いらずでうらやましがられている。高所恐怖症。
目次
ストックランドリーは取り外しできる物干しロープ。好きな場所にレールを付けれるからデッドスペースも有効活用できるんです!便利な使い心地ポイントは4つ。
使いたい時だけ壁のレールにロープを取り付けて干せるから、光が入る窓付近にも広々干せるんです。
部屋の角にななめに設置できるから、洗濯機の上などデッドスペースも有効活用できるんです!
ハンガーを引っかけてもすべらないようになっているので、風で洗濯物同士の距離が近くなって乾きにくくなっていた!なんてことはありません。
壁に付けるレールはシンプルな形。なので、物干しとして使用しない時はドライフラワーをかけたりコートやそうじ用具を引っかけたりもできます。物干し以外にも使えるのは嬉しいですね!
お家の壁の裏側って、図で見るとこんな風になってるんです。「間柱」という柱に、燃えにくい「石こうボード」を打ち付けていて、その表面に壁紙が貼られていることがほとんど。
実際に裏から見るとこんな感じ。石こうボードは少しもろく、レールを取り付けると崩れてしまう可能性があるので、間柱を下地にしてレールを取り付ける必要があります。
なので、壁の表面からネジを打つ「下地(間柱)」を探します!
※どうしても下地がない場所に取り付けたい場合は後述。
壁をたたいておおよその位置を確認し、マスキングテープを貼ります。
下地センサーで位置をはっきりと確認したらマスキングテープに印をつけます。
下地がある場所にネジで金具を取り付け、レールをかぶせます。
レールに本体をはめて、スイッチを押しながら引っ張ればロープが伸びてくれます。
もう一方にも同様に取り付けたレールに引っかければ物干しロープ完成です。
レールをいくつか設置すれば、こんな風にロープを取り付ける場所も長さも変えられて便利です。
壁に穴をあけることになるので、残念ながら賃貸ではご利用いただけません。
部屋を歩いていて万が一首に引っ掛けたら大変です。取り付け位置は170cm以上の高さがおすすめです。
ロープが支えられる重量は5kgが目安です。それ以上の重さはかけないようにしましょう。
基本的には前述した通り、下地に直接レールを取り付けることをおすすめします。その方が柱がしっかりと支えてくれるので耐荷重的にも安心!
でも、どうしても下地がない場所に取り付けたい…。ということもありますよね。そんな時はこんな方法もあります!※以下メーカー保証外のため耐荷重は5kg未満の可能性があります。
電動ドライバーとハンマー、穴あけビット、石こうボード用アンカー(★トグラーアンカー推奨)を用意。ドライバーで石こうボードに穴をあけます。
なぜトグラーアンカーがいいかと言うと、このように壁の裏側でしっかり押し広がり抜けにくくなるからです。ハンマーで軽くたたけば入っていくので最後に付属の赤いピンを刺せばアンカーが開いて固定されます。
※アンカーは大きいホームセンターだと1個数十円単位で売られていることもあります。店舗によるので事前にお問い合わせください。
アンカーが固定されればネジが締まるので、そのままレールを固定すればOKです!※ただし、メーカー保証外のため耐荷重にはご注意ください。
ちょっとした工夫やアイテムで、暮らしやすさが変わったりしますよね。ストックランドリーもそんな風に毎日を変えるものかもしれません。お部屋で洗濯物を干す場所に困っている人はぜひ使ってみてください。
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