2020年11月01日更新
屋外に置く踏み台兼スモールウッドデッキをDIYするにあたり木材の保護塗料を塗装してみました。水性塗料なのでとても塗りやすくニオイも少ない、防腐・防虫・防カビ・防蟻・防藻性能もある和信ペイントの木材防腐防虫剤塗料「クレオパワー」を紹介します。
監修者 : 株式会社大都(DIY FACTORY) makit(メキット)編集部
makit(メキット)編集部はDIYを通して暮らしやインテリアに特化したコンテンツをお届けします。道具の使い方のコツや、素敵なDIYのレシピ、上手な塗装のテクニックなど自分好みの暮らしを愉しむためのノウハウをお届けします。あなただけの雰囲気のある、世界にたった一つの住まいを一緒に作り上げていきましょう。
目次
ウッドデッキ、ラティス、杭、板塀、支柱、土台などの屋外未塗装木部用の木材防腐防虫剤塗料です。水性タイプのためクレオソート油に比べ臭いが少なく乾燥も早くて安全な上、木材の保護もしてくれます。
※クレオソート油は油性の防腐剤です。溶剤臭が有りますが、手軽な価格のため昔から枕木や電信柱に使用されていました。ただ、2004年に発がん性の恐れがある物質が含まれているということで今は中身が変わっております。
ウッドデッキや杭など雨風に直接当たり高い耐候性が必要なので、防腐・防虫・防カビ・防蟻・防藻性能がある木材保護着色剤は安心です。特に防蟻性能が高いので白アリの心配もないです。
水性のためクレオソート油に比べ臭いがが少なく、厚生労働省指定の毒物・劇物、消防法の危険物には該当しないので安全です。また乾燥も早いので作業もスムーズです。
クレオソート油はコールタールを蒸留して得られる液体(石炭クレオソート)で、クレオパワーは合成樹脂+防腐剤です。
厳選された薬剤・樹脂・顔料の組み合わせにより、長い期間木材を美しい状態で守ってくれます。
今回、小さいウッドデッキ(踏み台)をDIYしてクレオパワー(ウォルナット)を塗ってみました。木材の塗る面をゴミ、油分、こけ、カビ、汚れをよくふき取り、旧塗膜が残っている場合は研摩などで塗膜を取り除いときます。
塗装する前は棒などでよく撹拌し、中身を均一な状態にします。撹拌が不充分な状態で塗装すると、本来の防腐、防虫効果は発揮できなくなりますし、本来の色と異なった仕上がりとなります。塗装中もときどきかき混ぜてくださいね。
刷毛またはコテ刷毛を使い、原液のまま塗装します。色を薄くしたい場合には水で薄めることができますが、水で薄めるにしたがい耐候性が劣る原因となります。他の水性塗料と変わりはないですが、エアガンやスプレーガンなどでの塗装をおすすめしません。
木材によく浸透させるために刷毛にたっぷり塗料をつけて塗ってくださいね。小口部分、接合部分、割れ目、地中など腐食しやすい部分には特にていねいに塗装します。
より効果を高め美しく仕上げるために2回塗りをおすすめします!1度目の塗装から約2時間後に重ね塗りできますが、木材の状態、気温、湿度、通風などの条件により乾燥時間が変わるので、乾燥してなさそうな場合は少し長めに乾燥させます。
使用後の用具や刷毛は石鹸水でよく洗い、水でよくゆすいで片付けます。塗装した木材は1日しっかり乾燥させました。
あとは組み立てたら完成!今回は2×4の木材を10本分塗装(2回塗り)で、クレオパワー1.6kg缶の半分も使っていないぐらいでした。水性のためとても塗りやすく、ニオイもまったく気にならなかったです。塗装後のウッドデッキは靴下などで歩くと色移りすることもありますのでスリッパなどを履いてください。
カラー(3色):ブラウン、ウォルナット、クリヤー
サイズ(4種):0.7kg、1.6kg、3.2kg、14kg
乾燥時間:約2時間/20℃(塗り重ね可能時間)
うすめ液:水(原液のまま塗装できます)
成分:合成樹脂、顔料、防腐剤、防虫剤、防カビ剤、水
0.7kg:約4~6? (畳の枚数)約2.4~3.6
1.6kg:約9~13? (畳の枚数)約5.5~8
3.2kg:約18~26? (畳の枚数)約11~16
14kg :約80~120? (畳の枚数)約48~73
※2度塗りした場合の塗り面積目安です。
・食品・食器等の口に触れるもの
・木材以外の素材(竹、プラスチック、ガラス、石、レンガ、コンクリート、ゴム、メラミン化粧合板等)
・すでにワックスやロウ、シリコン系のつやだし剤が塗ってあるところ
・フローリング材、プリント合板、化粧合板などの塗膜のついているところ
・特に吸い込みの悪い素材
・乾燥が不充分な木材、常に水に濡れるところ、湿気の多いところ
・強風、雨、雪などの悪天候、気温が0度以下のとき
※この記事は和信ペイント株式会社との共同PR企画です。
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