ギター壁掛けに使った突っ張り金具

今回は壁をつくるため一番スマートなカインズのアジャスター金具を用意しました。突っ張り金具は木材にかぶせるタイプが多く、かぶせた分の隙間ができて全面に壁をつくるDIYには少し不向きですが、カインズのkumimokuアジャスターは木口に取り付けるため無駄な部分がありません。壁をつくる金具として適応している突っ張り金具です。

 

ギター壁掛けに使った木材

・OSB合板（9mm）と1×4材

天井と床を突っ張る2×4材は必ず用意しますが、壁の木材は合板・針葉樹合板・1×4材など好みの木材を選んでくださいね。今回はかっこいい仕様にするためOSB合板を準備しました。

 

ギター壁掛けのつくりかた

壁のサイズを測る

壁をつくる場所の高さ・幅のサイズを測ります。

 

簡単な設計図を書く

2×4材が何本、壁材が何枚必要か、カット寸法出しの計算をします。今回、突っ張る2×4材の間隔は合板１枚の910×1820を縦につかうため、910mmに板同士が貼れる幅に合わせて本数を決めました。（壁にコンセントがある場合はくり抜くようにするか、端にあるならその手前まで壁をつくるかは自由に決めてくださいね。）

 

木材のカット

カインズのアジャスターは天井より90mm短い長さ、壁材は壁に合わせたサイズにカットします。ホームセンターでカットすれば手直し程度のカットで済むので楽です。今回は一枚の板を縦に貼って足らないサイズ分を1×4材で足すようなデザインにしています。

 

木材塗装

OSB合板の柄がかっこいいいので無塗装にして、全体を締めるため1×4材にはワトコオイル（エボニー）を塗装しています。ワトコオイルは乾燥まで時間がかかるので施工は翌日となります。

 

壁の柱を立てる

2×4材にカインズのアジャスターを取り付けます。ビスも床側のクッションも付属しているので簡単にすぐ取り付けできますよ。すべて取り付けたら順番に天井と床を突っ張ります。端同士はひとりでできますが、間にいれる柱は微調整が必要のため2名で取り付けすることをおすすめします。

 

壁を取り付ける

壁サイズにカットした合板を順番にどんどん取り付けていきます。ビスは木材にしっかり入る長さにしてくださいね。今回は2×4材を縦向けて取り付けたので65mmのビスを使っていますが、横向きの場合は40mm～45mmのビスを使ってくださいね。おすすめは木割れしにくいコーススレッドビスです。ただ、壁材の厚みによってビスサイズが変わりますので注意が必要。

 

ギター壁掛け用の壁が完成

サイズ測ったり、壁材のサイズ計算が少し難しいかもしれませんが、木材を突っ張って板材を貼るだけなので作業はとても簡単です！

 

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