2021年04月05日更新
タカラ塗料の「錆エイジング塗料」は調色屋が本物の錆に近づけるため、色の中に金属っぽさを感じさせるメタリックを配合。錆エイジングセットの2色を塗り重ねるだけで簡単に錆を表現できてヴィンテージ風のインテリアがつくれます。今回はホームセンター等で販売している作業ランプに錆エイジング塗装してみました。
監修者 : 株式会社大都(DIY FACTORY) makit(メキット)編集部
makit(メキット)編集部はDIYを通して暮らしやインテリアに特化したコンテンツをお届けします。道具の使い方のコツや、素敵なDIYのレシピ、上手な塗装のテクニックなど自分好みの暮らしを愉しむためのノウハウをお届けします。あなただけの雰囲気のある、世界にたった一つの住まいを一緒に作り上げていきましょう。
目次
ブラウンラスト(こげ茶色)と錆びっぽいイエローラスト(オレンジ色)の2色を塗り重ねて本物ような錆びを表現でき、誰でも簡単に塗れる「タカラ塗料の錆エイジング塗料2色セット」を使います。
名前の通り、軽くて便利なクリップライト。作業現場でよく使われていて作業灯とも言われています。現場以外ではガレージなどの電灯がない場所や庭先などで使われいるのをよく見ます。私は家の前でBBQすることが多いのですが、夜になると必ずこのクリップライトを使っているのでとても重宝しています。ランプの光が雰囲気がグッと良くなるのもいいですね!
(準備物)
・錆エイジング2色セット
・プライマー(ミッチャクロン)
・刷毛(30mm)
・スポンジ
・マスキングテープ
・塗料カップ(紙皿等でもOK)
・使い捨てビニール手袋
1)塗装する部分をできる限りクリップライト本体から外します。外すことにより塗りやすくなり、塗り残しもなくなります。今回はクリップ部分のみ外すことができました。
2)塗装しない部分をマスキングテープで保護します。(クリップのラバー部分や配線部分)
3)塗装する箇所にプライマー(ミッチャクロン)を全体に吹き付けます。
クリップ部分は端材に挟んで立てておくとスプレーしやすくなります。
4)ブラウンラスト(こげ茶)で塗装します。面の広い部分は刷毛、刷毛じゃ塗りにくい場所は小筆などを使って塗装します。
5)ブラウンラスト(こげ茶)の乾燥後、スポンジにイエローラスト(オレンジ色)を少量つけて、ポンポンと軽く叩くように塗料を乗せていきます。錆びやすい凹みや角など、実際の錆をイメージしながら少しづつ錆っぽく色をつけてます。
スポンジに塗料をつけた後、一旦別の場所でスポンジについた塗料を適度に落とすことで、塗装物にべったりつくことを防ぎます。薄く何度も塗り重ねますが、もし多くつけてしまってもその上からブラウンラスト(こげ茶)を塗って調整するので楽な気持ちで塗り重ねてくださいね。
6)ブラウンラスト(こげ茶)とイエローラスト(オレンジ色)を交互にスポンジで塗り重ねます。2色を交互に塗り重ねることで本物の錆のように表現できます。
工場感が強いカラーでしたが、錆エイジング塗装するだけインダストリアル感に変身しました。しっかりしたクリップでどこでも挟めるため、室内を照らすランプや看板を照らすディスプレイなど様々な使い方ができるようになりました!
クリップを開閉する度に塗料は剥がれていく、ランプの向きを変える度に可動部分が剥がれていくため、決めた場所と向きで使用する場合で若干の剥がれで済みます。
・鉄部
・木部
・コンクリート
・モルタル
・塩ビ
※鉄以外の金属(アルミ、ステンレス、亜鉛メッキなど)や焼付塗装面に塗る場合には塗料の密着をよくするための非鉄バインダーやミッチャクロンなどのプライマーが必要になります。
プラスチックも上記プライマーを塗れば塗装できますが、種類によって付着しにくいものがあります。(PE,PETなど)
使用後は缶の蓋をしっかり閉めて保管してください。
開封したあとは1年以内に使い切ってください。
保管する場合は直射日光が当たらない場所で保管してください。
水を混ぜた状態での保管は避けてください。
※この記事は株式会社タカラ塗料との共同PR企画です。
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